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[GDC2008#24]トレーディングカードゲーム要素を持った,モンスター育成オンラインゲーム「Freaky Creatures」
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印刷2008/02/22 18:46

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[GDC2008#24]トレーディングカードゲーム要素を持った,モンスター育成オンラインゲーム「Freaky Creatures」

説明を行なってくれた,Abandon Interactive EntertainmentのJonnathan Hilliard氏(左)とMatt Saia氏(右)
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 Abandon Interactive Entertainmentは,GDCの会場に近いホテルの一室にメディアを招き,「Freaky Creatures」の説明会を行なった。
 同社は以前,Mythic Entertainment(現EA Mythic)に投資するなど,間接的にゲーム業界に携わっていたが,Freaky Creaturesで本格的にゲーム開発を始めたという。

 Freaky Creaturesは対戦型のオンラインゲームで,プレイヤーはモンスターを操り,ほかのプレイヤーのモンスターと戦いを繰り広げる。プレイヤー(およびモンスター)はロビーエリアに集合し,その中から戦いたい相手を選んで対戦を申し込む。相手が承諾するとバトル開始となる仕組みだ。ちなみに戦闘はコマンド選択式になっており,アクション要素はない。
 プレイヤーはターン開始と同時に,頭,右腕,左腕,胴体,尻尾のどこを攻撃するのかを選択。相手が選んだ攻撃箇所と,自分が選んだ部分との相性によってダメージが決まるという。
 これだと,ジャンケンのちょっと複雑版といったところだが,本作のバトルを奥深くする要素はちゃんと別に用意されている。それは,特定の条件を満たすとヒットポイントが回復したり,特定の属性攻撃を受けなくなったりする特殊能力を,戦闘開始の前に装備できるというものだ。特殊能力はカード化されており,対戦前に相手モンスターの特徴や,相手プレイヤーが持っていると思われるカードに合わせて,自分のモンスターにカードを装備するわけだ。カードを装備できるスロットは五つあるので,戦闘前の駆け引きが重要になりそうである。
 相手のヒットポイントをゼロにすると戦闘は終了。戦闘に勝ったプレイヤーには,モンスターの能力を上げるか,相手のカードを奪う権利が与えれる。カードを奪われるかもしれないと思いながらの戦闘は,かなりスリリングなものになりそうだ。

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 Abandon Interactive Entertainmentによると,サービスイン時には10種類のモンスターが用意されるという。その中からベースとなる1体を選び,羽をつけたり角をはやしたりしてカスタマイズできるのだが,パーツの数が非常に多く,組み合わせは30億通りという途方もない数になるそうだ。
 またカスタマイズは,単純に見た目を変えるだけのものではない。本作には,物理,火,氷,エネルギー,そして毒という,五つの属性が用意されており,尻尾は毒,頭は火といったように,1体のモンスターに複数の属性を持たせられる。見た目を気にしつつ,バトルを想定して,どのパーツにどんな属性を持たせるべきなのかを考え出すと,カスタマイズ要素は非常に奥深いものになりそうだ。
 自分のモンスターには専用の部屋が用意され,バトルをしていないときは,そこにいるモンスターの頭や腹をなでるなどして可愛がれる。まあ,これはオマケ的な要素なので,可愛がったからといってなにかのパラメータが上がるようなことはないのだが。
 また,ほかのプレイヤーとチームを組み,チームメンバーの戦闘成績によってチームにポイントが与えられる。月ごとにランキングが集計され,上位のチームには褒章(カードの予定)が用意されるので,一人で黙々と対戦に明け暮れるばかりではなく,友達と協力しながら楽しむこともできるのだ。

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 本作は2008年夏ごろに,アメリカでのサービスインが予定されており,プレイには5.99ドル/月がかかる(最初の1か月は無料)。クライアントはUSBメモリに入れられており,2体のモンスターフィギュアとセットで売られる。クライアント価格はまだ決定していないが,普通のPCゲームよりは安く抑えるよう努力するとのこと。また,本作は携帯電話でもプレイが可能で,PC vs. 携帯電話での対戦も楽しめる。1回の戦闘は,ながくても10分から15分程度で終了するので,かなり気軽に楽しめそうだ。
 残念ながら日本でのサービスは,今のところ予定されていないが,可能性はゼロではないという。アメリカでの成功を祈りつつ,日本に上陸する日が来ることに期待したい。

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  • 関連タイトル:

    Freaky Creatures

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