正式サービス開始目前の「Star Wars: The Old Republic」では，すでに150万人近いプレイヤーがゲームを楽しんでいる

　北米のゲームメディアGameSpotの記事によると，北米時間で2011年12月20日に正式サービスが開始されるElectronic ArtsのMMORPG「Star Wars: The Old Republic」では，すでに150万人ものプレイヤーがアーリーアクセス権を使ってプレイしているという。

「Star Wars: The Old Republic」公式サイト

　このデータは，北米のリサーチ会社であるCowen ＆ Companyのアナリスト，Doug Creutz氏が現在のサーバーの利用率から導き出したもので，北米では77，ヨーロッパでは63，合計140サーバーが現在稼動しており，北米時間の12月14日にアーリーアクセスが開始されたときよりもサーバー数で34増えているという。
　しかも，これら140サーバーのうち，アクセス制限のかかる「Full」な状態なものが54サーバーあり，ラグを感じない程度にプレイできる「Standard」以下のものが22サーバー，残りの54サーバーは「Very Heavy」もしくは「Heavy」という状態であるという。


　世界最大のMMORPGとして知られるBlizzard Entertainmentの「World of Warcraft」では，アメリとヨーロッパで現在491サーバーが稼動しており，プレイヤー数は500万人程度と見られている。これをStar Wars: The Old Republicと比較して，100〜150万人というプレイヤー数が導き出されたわけだが，当然ながら，正式サービス開始後はさらに増えるだろう。

　もちろん，Blizzard EntertainmentとElectronic Artsのサーバーが同じ人数のプレイヤーに対応しているとは限らず，確実な数字とは言えないものの，Electronic Artsは本作について「わが社の歴史上，最も早いスピードで予約販売数が伸びている」と発表しており（関連記事），どうやら，映画「スター・ウォーズ」に支えられた人気はホンモノらしい。心配があるとすれば，正式サービスが始まったとき，大量アクセスにサーバーが耐えられるかどうかだろう。