「3DMark 11」や「PCMark 7」のサポートが2020年1月14日で終了。「3DMark」の一部テストも終了することに

　フィンランド時間2019年12月19日，ULは，3Dグラフィックスベンチマークソフト「3DMark 11」と，PC総合ベンチマークソフト「PCMark 7」，およびノートPC向けバッテリーベンチマークソフト「Powermark」のサポートを2020年1月14日を持って終了すると発表した。
　ULによると，これらは，2010〜2011年にリリースされたWindows 7世代のアプリケーションであり，MicrosoftによるWindows 7のサポートが同じ2020年1月14日に終了するのに合わせて，サポートを終了することとなったそうだ。

3DMark 11の製品情報ページでは，サポート終了を告知している

　2020年1月14日以降，3DMark 11やPCMark 7の販売やアップデートの提供，オンラインサービスやカスタマーサポートは行われなくなる。4Gamerで公開しているこれらアプリケーションのミラーリングも，それに合わせて終了する予定だ。
　今のうちにこれらのアプリケーションを入手しておきたいという人は，4Gamerミラーからダウンロードしておくことをお勧めする。

Android版3DMarkのIce Stormテスト

　また同時に，ULは，現行の3DグラフィックスベンチマークソフトであるPC版「3DMark」の「Ice Storm」テストと「Cloud Gate」テスト，iOS版およびAndroid版「3DMark」の「Ice Storm」テストも，2020年1月14日でサポートを終了することも明らかにした。
　これらのサポートを終了する理由についてのコメントは見当たらないが，対象となるPCやスマートフォンのグラフィックス性能が向上したため，ベンチマークテストとしての意義が薄れたということではないだろうか。

ULによる当該プレスリリース（英語）