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さらに過酷になった「ゾーン」の雰囲気が分かる「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」の最新トレイラー公開。リリースは2024年Q1に再延期
「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」
公式サイト
「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」は,2007年に登場したFPS「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」に始まるシリーズの最新作だ。舞台となるのは,1986年に大規模な事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所の周辺に広がる,「ゾーン」と呼ばれる汚染された立ち入り禁止地区。そこでは,「アノマリー」と呼ばれる異常現象が発生し,「アーティファクト」という希少な資源が手に入る。プレイヤーは,ゾーンへの侵入を試みる科学者や,一攫千金を夢見る怪しげな人物などを案内する「ストーカー」となり,突然変異したクリーチャーが徘徊する危険なゾーンに足を踏み入れるという設定だ。
初代「「S.T.A.L.K.E.R.」に対する評価は高く,2008年には続編となる「S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky」が,また2010年には第3弾の「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat」がリリースされた。
ナンバリング第2弾の制作は2010年に発表され,2012年にリリースされる予定だったものの,財政難に陥ったGSC Game Worldは2011年に解散。紆余曲折を経て,GSC Game Worldが復活したのは2014年で,その4年後,再び「S.T.A.L.K.E.R. 2」の制作が告知されたという経緯を持っている。新たな発売予定は2022年だったが,ロシアによるウクライナ侵攻の影響で2023年に変更。今回のトレイラーにより,再度の発売延期が明らかになった形だ。
「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」は,シリーズ従来作と同様,広大なオープンワールドを背景とした一人称視点のサバイバルアクションとして制作されており,マルチプレイにも対応する。また,カスタマイズ可能な30種以上の武器が用意され,ゾーンの生態系を形作るAIシステムにも改良が加えられるなど,シリーズ第1弾を大幅にパワーアップした作品になるようだ。ゲームエンジンには「Unreal Engine 5」が使用されており,公開されたトレイラーでは,そのハイレベルなグラフィックスが確認できる。
gamescom 2023では本作のデモ版が出展されているので,追って情報をお伝えできるかもしれない。
This is the time when most unforeseeable characters visit the Zone, and the stalkers’ community is happy to welcome them!
— S.T.A.L.K.E.R. OFFICIAL (@stalker_thegame) August 25, 2023
And remember: the Zone can be your anime if you believe in Monolith enough!#GoodHuntingStalker #stalker2 pic.twitter.com/jee4PacQMJ
- 関連タイトル:
S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl
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