「キングダム ハーツ」オフィシャルコンサート大阪公演レポートが公開。12月26日・27日に横浜でツアーファイナル

「キングダム ハーツ」シリーズオーケストラコンサート“KINGDOM HEARTS Orchestra -World of Tres-”
配信元	キョードー東京	配信日	2019/12/08

＜以下，メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています＞

11月30日、大阪国際会議場メインホール（グランキューブ大阪）にて、スクウェア・エニックスの人気RPG「キングダム ハーツ（以下、「KH」）」シリーズのオーケストラコンサート“KINGDOM HEARTS Orchestra -World of Tres-”が昼と夜で2回開催された。


今回で「KH」シリーズ3回目となるこのオフィシャルコンサートは、4月に開催された東京公演を皮切りにシンガポール、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、オーストラリア、ブラジル、イギリス、メキシコと世界11か国17か所を回り、大阪公演もSOLD OUTという非常に人気の高いコンサート。当日は、ゲームのワールド“デスティニーアイランド”の晴天を彷彿とさせるような天気に恵まれ、「この日を待っていました！」と開演を待つ大勢のファンで展示やグッズにも長蛇の列ができるなど「KH」が発売されて既に17年が経つが、未だに冷めない熱量の高さに驚かされる。


大阪公演では、オーケストラは大阪交響楽団、コーラスはキングダムハーツ大阪公演特別合唱団が務める中、定刻の時間になり「Dearly Beloved from KINGDOM HEARTS III」の楽曲でスタート。美しいピアノの旋律に合わせてゲーム映像が映し出された瞬間、当時の子供心のまま「KH」への追体験が始まる。演奏の終わりにシリーズの作曲家である下村陽子氏が登壇し「本当にたくさんのファンの方たちに応援いただき、ここまで来ることができました」と感謝の言葉を述べると、本公演が2部制であること、前半の1部では，「KH III」につながる“これまで”のストーリーを、2部は「KH III」の物語を思い起こすような構成になっていることが伝えられ「KH III」以前の「KH」シリーズの楽曲を中心とした「Music from KINGDOM HEARTS」のメドレーがスタート。シリーズごとの名曲がオーケストラアレンジの生演奏により、ダイナミックかつテンポ感良く披露され、「KH」が重ねてきた歴史と記憶が目と耳で甦ってくる。2部のオープニングテーマ「Face My Fears -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-」では，バイオリンがボーカル部分を演奏。終わりに、下村陽子氏の呼び込みで「KH III」の作曲家である石元丈晴氏、関戸剛氏が大きな拍手で迎えられると、改めてファンへの感謝の気持ちが述べられた。「KH III」の各ワールドの楽曲とバトル楽曲が織り交ぜられながらオーケストラアレンジで展開され「光 -KINGDOM Tres Orchestra Instrumental Version-」「Rhapsody in Tres for Piano, Chorus and Orchestra」で本編が終了。


　そんな中、夜公演のアンコールでは、まさかのサプライズが起きる。再び下村陽子氏が登壇し呼び込みを行うと、声優の入野自由さん（ソラ役）に続き、エグゼクティブ・プロデューサーの間一朗氏、ディレクターの野村哲也氏が登壇。最後は「誓い -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-」で約3時間あまりのコンサートは締めくくられた。


いよいよツアーは12月26日、27日にパシフィコ横浜 国立大ホールで開催される公演でファイナルを迎える。「KH」の物語を是非オーケストラと映像で体感してほしい。

チケットはキョードー東京　http://tickets.kyodotokyo.com/kingdom/
他、プレイガイドで販売中。