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[GDC 2014]「Oculus Rift」の形状から着想を得たスキューバダイビングシム「World of Diving」を紹介
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印刷2014/03/20 21:02

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[GDC 2014]「Oculus Rift」の形状から着想を得たスキューバダイビングシム「World of Diving」を紹介

 オランダのVertigo Gamesが開発している「World of Diving」は,スキューバダイビングをテーマにしたオンライン専用のシミュレーションゲームだ(関連記事)。Game Developers Conference 2014の会場では,実機デモによる開発者を交えたプレゼンテーションを受けることができたので,その模様をレポートしよう。

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「World of Diving」公式サイト(英語)


クリエイティブディレクターのRichard Stitselaar氏(写真右)。Stitselaar氏の隣でRiftを装着しているのは,リードアーティストのVincent van Brummen氏だ
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 本作の目的は,架空の南の島を囲む海でダイビングを楽しむこと。クマノミやウミガメなどの海洋生物を撮影したり,沈没船を探索したり,水中スクーターで移動したりと,他のプレイヤーとともにさまざまな活動を行える。
 また,海洋生物の写真撮影や水中スクーターを使ったタイムトライアルなど,さまざまなチャレンジをこなしていくことで,ゲーム内通貨を稼いだり,レベルを上げたりすることが可能だ。
 ゲーム内通貨を稼げば,ウェットスーツやシュノーケルなどの装備が購入できるようになり,レベルが上がれば海の深層や高難度のチャレンジにトライできるようになる。


 シミュレーションゲームを謳うだけあり,そのシステムはかなり本格的だ。空気ボンベの残圧量をチェックしたり,ウエイトを調整して浮力を変化させたり,2人以上で安全を確認しあうバディシステムを採用していたりと,スキューバダイビングの基本をゲーム上でうまく再現している。中でも,プレイヤー同士の意思疎通がチャットではなく,ダイバー達の間で実際に使われているハンド・シグナルで行われるのが独特に感じられた。


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 今回プレゼンをしてくれたVertigo GamesのRichard Stitselaar(リチャード・スティットセラー)氏によれば,World of Divingでは,プロシージャルに海中マップを自動生成できる自社製ゲームエンジンにより,広大な海洋世界の描写を実現しているとのこと。100種類を超える熱帯魚の数々やサンゴ礁など,そのグラフィックスはなかなかのものである。
 なお,本作はOculus VR製のヘッドマウントディスプレイ「Rift」に対応している。筆者もRiftでのプレイを体験させてもらったが,本当に海の中にいるような臨場感を味わうことができた。
 ちなみに,Stitselaar氏はダイビングを嗜んでおり,Riftの開発キットを手にしたときに,スキューバダイビングのゴーグルみたいだと感じたことからWorld of Divingの企画を思いつき,プロジェクトをスタートしたそうである。

 発売は当初の予定である2014年3月より遅れているそうだが,公式サイトではプレオーダー(20ドル)を開始しており,Steam経由でのアーリーアクセスも予定しているとのこと。
 なんといっても,好きなときに好きなだけ海中散歩を満喫できるのが,本作の最大のポイントだ。スキューバダイビングに行く時間がなかなか取れない人や,興味はあるけど手を出せないという人は,World of Divingにトライしてみてはどうだろうか。

「World of Diving」公式サイト(英語)


  • 関連タイトル:

    World of Diving

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