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「Apple Arcade」は,Appleが月額900円(税込)でiPhone / iPad / Mac / Apple TV / Apple Vision向けに提供している,ゲームのサブスクリプションサービスだ。
この連載では,広告やゲーム内課金なしでプレイできる200種類以上のタイトルのなかから,4Gamerがチョイスした作品を紹介していく。
第78回では,ブラジル発の独創的な2D探索アクション「Dandara: Trials of Fear+」を紹介しよう。
「Dandara: Trials of Fear+」
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オススメポイント
1.移動はすべてジャンプ。指で弾くように移動させる斬新な操作性
2.天地のない広大なマップを切り開く探索の面白さ
3.独自の世界観と緻密なピクセルアートに魅せられる
この「Dandara: Trials of Fear+」は,ブラジルのインディーゲームスタジオLong Hat Houseが開発を手がけ,Raw Furyが配信するアクションゲームだ。
2018年にモバイルやコンシューマゲーム機,PCなどで発売された「Dandara(ダンダラ)」に,新規のステージやパワーアップなどの要素を加えた「Trials of Fear Edition」のApple Arcade版が本作となる。
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崩壊の危機が迫る「ソルト」の世界を救うために生まれた主人公「ダンダラ」。
彼女を操作してサイドビューのステージを探索していく2Dアクションゲームの本作は,そのアクションと操作のクセがかなり強い設計となっている。
本作の最大の特徴は,ダンダラの移動に“歩く/走る”というアクションが存在しないこと。では一体どうやって移動をするかというと,“ジャンプ”である。
画面下の左右には操作エリアがあり,右側を指でスライドすることでダンダラのジャンプ方向を指定でき,指を放せばその方向にある白い足場へとジャンプできる。
ジャンプの挙動は直線で素早く,連続して移動することも可能だ。ただしジャンプできる距離は限られているため,指定した先に足場があっても届かないこともある。
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ダンダラが移動できる場所は白い足場に限られていて,壁でも天井でも立つことが可能だ。マップによってはジャンプした足場によって全体の向きが変わることもあり,天地の概念が基本的にないのも斬新だ。
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マップを探索していくと敵も出現し,倒すことで白く光る「ソルトの粒」が手に入る。これを消費してダンダラを強化することが可能だ。
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ダンダラの攻撃手段は光の矢で,ジャンプ時と同じ要領で画面左下をスライドして放すと,その方向に数本の光の矢が放たれるという仕組み。
シューティングゲームのように連射ができるわけではなく,方向を決めてから撃つという独自のスタイルのため,こちらも慣れるまでに少し時間がかかるかもしれない。
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このような操作やアクションの独自性もあって,ゲームの序盤,とくにダンダラが弱いうちは,かなり難度が高いと感じられるかもしれない。
それに拍車をかけているのが,リスポーンのシステムだ。マップ内には旗を立てられるポイントや「キャンプ」があり,ミスをしてダンダラが倒れてしまったときのリスポーンはそれらの場所からとなる。
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ダンダラの体力が0になってミスになると,集めたソルトの粒をすべてその場に落としてしまい,それを回収しないと失ってしまう。
マップ内の旗を立てられるポイントやキャンプは限られているので,旗から離れた場所でミスをして戻され,回収するまでに再びミスをしてソルトを失ってしまうことも少なくない。
ゲーム設定として「旗の追加」と「エネルギー無制限」「同じ部屋で復活」というものもあるが,本作の本来の面白さを損なううえに,“セーブファイルに消えない傷が残り,統計に表示される”と警告される。この設定を反映させるか否かはプレイヤー次第だ。
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もちろんマップの構造や敵の配置は,これらの操作に基づいたレベルデザインが施されているので,コツをつかめると重力を無視してマップを自在に跳び回り,敵と華麗に戦う立ち回りが楽しくなってくる。
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ゲームのメインとなるのは探索で,迷路状になったマップを跳び回り,見つけたアイテムや人物との出会いによって得た力を使うことで,新たなルートを開拓できるスタイル。
マップ自体はかなり巧妙に作られていて,全体マップを見るとつながっているのに,エリアの内部が壁で仕切られていたり,ジャンプできる足場がなかったり,ギミックが道を塞いでいたりと,すんなり進めない場所は多数存在する。
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マップを何度も行き来することになるのはこの手のゲームの基本だ。さらにアイテムや能力を手にしたことで新たに切り開けるポイントも当然あり,行けなかった先のエリアに初めて足を踏み入れるときは本当にワクワクさせられる。
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各ハードでもプレイできるタイトルではあるものの,ダンダラを指で弾くように移動させる感触はモバイル版ならではのもの。この独特の操作感覚は人を選ぶクセの強いものだが,慣れるとやみつきになる。
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また緻密なピクセルアートで描かれるアクションや演出,そしてその世界観を盛り上げるサウンドも大きな魅力だ。Apple Arcadeに加入している人は,南米発のオリジナリティあふれる世界観とアクションを一度は味わってほしい。
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Apple Arcade:月額900円(税込)
Apple One:月額1350円(税込)
※「iCloudプラス(50GB)」「Apple TV+」「Apple Music」「Apple Arcade」を利用可能
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