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印刷2017/12/12 15:03

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「Cytus」や「Deemo」楽曲の生演奏にボルテージは最高潮。Rayarkのファンイベント「RayarkCon 2017」をレポート

 Rayarkは2017年12月9日,台北でファンイベント「RayarkCon 2017」を開催した。この模様はTwitchで生配信され,そして超突発ながら日本でのライブビューイングも東京・秋葉原のガジェット通信フロアで行われた。

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 日本のライブビューイングがどれだけ突発だったかというと,告知されたのが開催5日前。筆者も取材に向かったが,実のところどれだけ人が集まるのか,少しひやひやしていた。

突然の開催にも関わらず,会場の席は埋まっていたので一安心
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 現地では台湾限定グッズや,サウンドトラックなどが販売されていたので,これを目当てに当日足を運んだ人もいたのではないだろうか。物販以外にも,ライブビューイング最大の魅力として,日本語の同時通訳も行われていた。配信は中国語のため,なかなか内容が分からなかった人も多いと思うので,本稿では「RayarkCon 2017」で発表された内容をレポートしていきたい。

 開演と同時に始まったのは,20人編成のオーケストラや歌手,ソリストによる生演奏だ。RayarkConはゲームの最新情報を発表するイベントであると同時に,同社の魅力的なゲーム音楽のライブイベントと言っても過言ではない。

 さて,まず最初に演奏,そしてゲームの情報が公開されたのは来年春にリリース予定の「Sdorica -sunset-」だ。演奏では,これから冒険が始まるぞ! というような勇ましさを感じる音楽から,壮大でいて透明感を感じるフィールド曲,そして軽快でサビには力強い盛り上がりを見せる戦闘曲など,日本人にも親しみがある王道RPG音楽といった印象を受けた。 

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 ゲーム本編の説明では,ゲームの世界観やキャラクターを制作する工程から紹介された。この点については,日本で開催された「RayarkCon 2017 PREPARTY IN TOKYO」でCEOのMing-Yang(ミンヤン)氏から詳しく説明されていたので,そちらのレポートも合わせて読んでほしい。
 本編に登場するのは人間だけでなく,多種多様な亜人も登場し,章節ごとに異なるキャラクター視点でストーリーが描かれる群像劇となるそうだ。

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プレイヤーのニーズに答えて(?)中性的なビジュアルのキャラも登場する
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キャラクターのバリエーションはただの色違いではなく,異なる衣装が用意されている
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 また,バトルについても今回は具体的に語られており,まるで「簡単にはクリアさせないよ?」とプレイヤーに対して挑戦的なシステムのように感じたので紹介していきたい。 本作はターン制バトルが採用されているが,用意されたスキルをポチっと押して技が発動するなんて優しい物ではなく,とにもかくにもパズルを揃えなくてはいけない,策略が肝となってくるシステムだ。

 画面下に表示されたパズルをタッチして消すと,消えた分が左にスライドしていく単純なパズルゲームだが,プレゼンで例に出されたのが「白いパズル4個を揃えて回復魔法を発動しなければならない」という場面。例では3ターンで完成するのだが,言い換えれば回復するのに3ターンかかるうえに,ミスをしてしまったら満足に回復できない冷や汗ものの戦闘だ。強いキャラクターでのゴリ押しや,人から教わる攻略法だけではクリアできない,かなり至難なゲームのようだ。

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 次に紹介されたのは,Rayarkの看板タイトルともいえる「Deemo」シリーズについてだ。まず,スマホ版「Deemo」(iOS/Android)では,2018年2月バージョン3.2をリリースするとのこと。今回のアップデートでは「Funkot Collection」「Feryquitous Collection」「M2U x Nicode Collection 2」の3つの楽曲パックが追加される。

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 さらに,会場ではVR対応したことでも話題となった「DEEMO -Reborn-(仮称)」のプレイ映像が公開された。3DとなったDeemoの空間に入り込んで,アリスが動き回ったり,あの独特なゲーム空間を見渡す際には,会場から思わず感嘆の声が上がっていた。

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 「DEEMO -Reborn-(仮称)」にももちろんリズムゲーム要素があり,操作方法は通常コントローラのDualShock 4と,VRに対応していることもあってPlayStation Moveが使用できるそうだ。PlayStation Moveで操作ってどうなの? と思うかもしれないが,まるでティンパニーを叩いているような感覚で,案外相性は良いらしい。そして,さすがに同じ譜面での演奏は無理だろうということで,それぞれのコントローラに専用の譜面を用意したとのこと。発売日は2019年とまだ先のようだが,UNTIESの公式発表を待ちながら、興味のある人は今からPS VRを用意しておくのも良いかもしれない。

 次にプレゼンが始まったのは,βテストから新しく生まれ変わった「Soul of Eden」(iOS/Android)だ。今回はその改修されたポイントがいくつも紹介されたのでまとめておこう。

 まず,βテストでは縦画面と横画面いずれでも遊べるようにしていたが,フィードバックデータを分析したところ,8割以上の人が縦画面で操作していたため,最終的に縦画面に固定して開発を進めることが決定したようだ。

開発中に作られた様々なステージ
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試行錯誤の結果,シンプルな縦画面のデザインに決定したそうだ
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 そして,1番大きく変わったのはビジュアル面だろう。以前はリアル志向な画風だったが,一転してアニメーション風で可愛らしい画風に大きく変更された。これは対戦における緊張感を削減することも狙いにあり,改修を行ったキャラクター数は100体を超えるそうで,もはやβテストの時とは別のゲームと言っても過言ではない。

左のちょっと強面なのがβテスト時のビジュアル,右の可愛らしいデザインが新たに採用となった物
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 今回は改修ポイントだけでなく,本作に登場する4つの種族についても紹介された。

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Human:攻撃型の魔法が多く,防御してからの反撃が得意なタイプ。リアルタイムストラテジーが好きなプレイヤーにオススメ
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Alien:地面から突然現れるのが特徴的なユニット。さらに,もう1つの特徴としてユニットの数が非常に多く,数で圧倒したい人向け
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Empire:ユニット単体が強力なので,このゲームを初めてプレイする人にオススメ。同社のゲームに登場する「マンドラ」に敵を変化させるスキルも存在する
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Beast:もちろん,ユニットが動物なのが特徴。治療や防御に優れた耐久タイプ

 これだけの改修を行った「Soul of Eden」だが,2018年前半にはリリースが予定されている。

 お次は,Rayarkが協力開発中の「Project MO(仮称)」が初披露となった。このゲームは,学生中心のゲーム開発チーム「Archpray」が学生デザイン展に出展された作品で,たまたま訪れていたRayarkゲーム総監督の李勇霆(Tony)さんの目に止まったのが協力開発を始めるきっかけだったそうだ。

 ゲーム内容はシンプルな横スクロールアクションで,平面に張り付いたり,飛びついた敵に寄生することが可能な,スライムのようなモンスターを操作してステージを進んでいく。特徴的なのはこの寄生アクションで,単純に寄生対象の能力を使えるだけでなく,記憶などの情報も読み取れるので,そこからこのゲーム世界の情報を読み解いていくのも面白さの1つだという。
 Rayarkは本作のアドバイザー的な立ち位置で,ゲーム開発をサポートしており,2018年夏のリリースを目標に開発を続けている。

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 最後は,Rayark音楽チームメンバーのIceKIVΛによるCytus楽曲のDJプレイで会場のボルテージは最高潮に達した。すでにお伝えしている通り,Cytus IIが2018年1月にリリースされることもアナウンスされ,会場からは悲鳴に近い声もあがった。会場にいるファンへの素晴らしいサプライズでイベントは閉幕した。

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