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[TGS2022]ウォーキング・デッドの新作VRゲーム「TWD: Saints & Sinners - Chapter 2: Retribution」を先行体験。歯応えのある難度は今回も健在
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印刷2022/09/17 15:38

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[TGS2022]ウォーキング・デッドの新作VRゲーム「TWD: Saints & Sinners - Chapter 2: Retribution」を先行体験。歯応えのある難度は今回も健在

 東京ゲームショウ2022のビジネスミーティングエリアに,PC/Meta Quest向けのVRサバイバルホラー「The Walking Dead: Saints & Sinners - Chapter 2: Retribution」のデモが出展されていた。

画像集 No.001のサムネイル画像 / [TGS2022]ウォーキング・デッドの新作VRゲーム「TWD: Saints & Sinners - Chapter 2: Retribution」を先行体験。歯応えのある難度は今回も健在

 本作は,2020年に発売された「The Walking Dead: Saints & Sinners」の続編にあたるタイトル。新たな武器や敵が追加されたほか,ビルが建ち並ぶ都市部を中心に探索を楽しめるようになっている。今回,発売に先駆けてデモ版をプレイする機会を得られたのでレポートをお届けしよう。

 タイトルに「チャプター2」とあるとおり,本作は前作「チャプター1」の続きとなる作品だ。完全新作ではないため,基本的な操作方法は変わらず,チャプター1を遊んだ人ならばスムーズにプレイできるはずだ。

 今回体験できたデモは,拠点と思われる場所からゲームが始まった。前作はトレーラーハウスに1人という寂しさを感じさせる状況だったが,今回は仲間がいるうえに,資料によるとショップも登場するようだ。マップの移動は前作どおり,船に乗って行き先を指定する形だ。

画像集 No.004のサムネイル画像 / [TGS2022]ウォーキング・デッドの新作VRゲーム「TWD: Saints & Sinners - Chapter 2: Retribution」を先行体験。歯応えのある難度は今回も健在


 目的地に到着して驚いたのは,前作は民家や倉庫などが建ち並ぶ風景だったのに対し,本作では商業施設とおぼしき建物が増えていることだ。前作は主に郊外を舞台に物語が展開されていたが,今回は都市部に舞台を移したのだという。デモで遊べたマップは,ホテルの内部を中心としたものになっており,それなりに栄えた街であることが想像できる。

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 スタート地点からホテルに入り,中を進んでいくと,フロントと思われる場所でNPCに出会えた。デモは英語版のため,正確な内容は把握できなかったものの,どうやら何かアイテムを探してほしいようだ。そこで快諾しようとしたところ,操作を誤りNPCを射殺してしまった……。

 実はチャプター1と同様に,本作でも街中にいるNPCの命をプレイヤーの判断で奪えてしまう。NPCを殺害してもゲームオーバーにはならないものの,エンディングの分岐に関わってくるので,もし生かしておきたいキャラクターがいるのであれば,操作には気を付けたいところだ。

 意図せず人を殺めてしまったが,今回はプレイを継続することにした。気を取り直して通路を進んでいくと,テーブルに置かれた新たな銃火器「サブマシンガン」を発見。両手に装備するアサルトライフルと比べて,片手でも扱いやすい性能になっている。

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 さらに歩みを進めていくと,本マップの目的地となるエリアに到着したが,そこにはゾンビ(ウォーカー)が大量に待ち受けており,あっけなく倒されてゲームオーバーとなってしまった。

 ここで一端,デモを終了し,ビデオ通話を介して筆者のプレイを見ていた開発者に,いくつか質問をしてみた。

 まずは,本作のウリとなるポイントを尋ねてみたところ,新たな武器や敵の登場が挙げられた。筆者は今回のプレイでサブマシンガンを入手したが,それ以外にも,銃身を切り詰めて取り回しやすくしたソードオフ・ショットガンチェーンソーといった武器が用意されており,これまでとは違った戦い方が可能になるという。

 新たな敵については,武器やアーマーを装備した「ゲリック」というボス敵のようなキャラクターが存在するとのこと。ネタバレになるため詳細は伏せられたが,主人公と何かしらの因縁があるそうだ。そして,既存の敵には,バルコニーから飛んで襲いかかってくるなど,新たなアクションが追加されるという。

 さらに,夜間のマップも実装されるとのこと。夜間はライトを使って視界を確保するが,付けっぱなしにしておくとゾンビを引きつけてしまうため,スイッチを切る,フレアを使ってゾンビを誘導するといった行動が重要になってくるという。

画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS2022]ウォーキング・デッドの新作VRゲーム「TWD: Saints & Sinners - Chapter 2: Retribution」を先行体験。歯応えのある難度は今回も健在

 また,チェーンソーやボス「ゲリック」が今回のデモにも登場することを教えてくれた。「ぜひ見たい」とこちらの熱意を伝えたところ,許可をもらえたので再び挑むことになった。

 開発者によると,チェーンソーはデモ版の最終エリアに置かれているとのこと。ここは敵の数が非常に多いうえ,進行するには起動しなければならないスピーカーの数が非常に多く,攻略難度が高い。何回も危ない目に遭ったが,そんな中でチェーンソーを見つけられた時の嬉しさといったらない。エンジンで回転する刃をゾンビに押しつけるだけでバッサバッサと切り刻むことができ,とても痛快だった。

※閲覧注意。非常にグロテスクな描写を含むため,サムネイルにぼかし処理をしています
※拡大画像は無修正になります
画像集 No.003のサムネイル画像 / [TGS2022]ウォーキング・デッドの新作VRゲーム「TWD: Saints & Sinners - Chapter 2: Retribution」を先行体験。歯応えのある難度は今回も健在

 とはいえ,チェーンソーを入手できたから楽勝というわけにもいかず,その後,何度もゲームオーバーを繰り返すハメになった。本作では,敵に倒された時,手にしていた装備品を落とすうえ,武器に耐久度が設定されているため,戦いはどんどん厳しくなっていく。何回もやり直していると,どちらがゾンビなのだか分からなくなってくる……。
 それでも諦めず,クリア条件を満たし,キーアイテムを回収して先に進もうとしたら,ついにゲリックが登場。残念ながらここでデモは終了したので,この先は製品版のリリース後に味わおうと思う。

 今回,「The Walking Dead: Saints & Sinners - Chapter 2: Retribution」のデモ版を体験してみて,そのやり応えに驚かされた。もともと難度が高めの作品だったので,前作を楽しめた人は本作にも期待できること請け合いだ。気になる発売日は2022年内なので,具体的な時期は明確になっていないが,今回のデモでリリースが確実に近づいていることを実感した。もし,本作に興味があり,また前作をプレイしていないのであれば,チャプター1を遊びながら待つのもアリだろう。



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  • 関連タイトル:

    The Walking Dead: Saints & Sinners - Chapter 2: Retribution

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