「デイヴ・ザ・ダイバー」で知られるMINTROCKETの新作は，ソウルを舞台にした新作ゾンビアクション「NAKWON：LAST PARADISE」に

　NEXON Koreaは，「デイヴ・ザ・ダイバー」で知られる傘下のスタジオ，MINTROCKETが開発を進める「Project NAKWON」の正式名称を「NAKWON: LAST PARADISE」に決定したと発表し，ティザートレイラーを公開した。

「NAKWON：LAST PARADISE」公式サイト

　「NAKWON：LAST PARADISE」は，ゾンビアポカリプスが発生したソウルを舞台とする三人称視点のアクションゲームで，“ステルスサバイバル”（Stealth Survival）というサブジャンルが謳われている。
　タイトルの「LAST PARADISE」とは，生存者がゾンビを避けて集まった「汝矣島」（ヨイド。ソウルを流れる漢江の中州で，国会議事堂などがある中心地）を指し，孤立した封鎖地区として，生き残る可能性のある最後の拠点になっているという。プレイヤーは，ここを中心にソウルを探索し，さまざまなアイテムを収集して販売したり，ミッションに挑んで資金を得たりするPvPvEタイトルだ。


　ティザー映像にはインゲームシーンも収録されており，荒れ果ててしまったソウルの街を背景に，プレイヤーが生き残りをかけて戦う，緊張感の高いシーンが確認できるはずだ。


　ディレクターを務めるJang，Kyunghan氏は「本作は，人がゾンビを狩るゲームではなく，ゾンビが人を狩る状況下，隠れたり逃げたりしながら，食料を得て生きていく，本当のサバイバルゲームを作りたかった」と述べている。開発に着手してからまだ1年ほどだが，ゲーム情報をなるべく公開し，プレイヤーの反応を見ながら制作を進めていく方針だという。発表に合わせてNEXON Koreaは，「NAKWON: LAST PARADISE」の公式DiscordチャンネルとSteamのストアページをオープンした。MINTROCKETは，オープンαテストを2023年内に実施する予定だ。