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利用時には生年や進路などを入力する。すると,ファミコンやPlayStationの発売,「マインクラフト」の公開,初代iPhoneや「初音ミク」の登場といった出来事が,“生まれる前13年”“高校1年”“社会人”など,当時どの段階にいたのかが分かるように表示される。
さらに,フィルターのチェックを切り替えることで,興味のある分野だけに年表を絞り込める。カテゴリーには,ゲームやコンピュータ,ロボット,SNS・ネット文化,AIなどが用意されている。
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各項目には,作者による解説も用意されている。たとえばファミコンは,家庭用ゲーム機の登場にとどまらず,家庭にコンピュータが入り込んだ節目として紹介される。
「マインクラフト」もゲームとしての成功だけでなく,建築や教育,動画配信へと用途を広げた点にまで触れられている。
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一般的な年表との違いは,出来事を年代順に並べるだけでなく,利用者自身の人生に引き寄せて見られることだ。その出来事が小学生の頃に起きた場合と,社会人になってから起きた場合では,人生における位置づけが異なるかもしれない。
さらに,“初めてのコンピュータ”や“結婚”など,自分の思い出を年表へ追加することも可能で,技術史と個人史を同じ画面に重ねられる。
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作者の松尾公也氏は,Macintosh登場以前からコンピュータ関連報道に携わってきた人物だ。インターネット,SNS,生成AIに至るまで,技術の変化を追い続け,その変遷を当事者として経験してきた経歴自体が,本ツールで扱う技術の発展史と重なっている。
松尾氏によれば,開発はClaude Codeを使ったVibe Codingで行われたという。過去の技術史を振り返る年表そのものが,自然言語でAIに指示してアプリを作るという,現在の技術によって生まれている点も興味深い。




















