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今回は,発売に先駆けて本作をプレイする機会を得られたので,移植にあたって追加された新規モードや新規マップの所感をお届けしていく。詳しくは後述するが,製品版とのローカル通信で新規モードがプレイ可能な体験版も配信されるので,こちらも要チェックだ。
新モードのホシトリでは
よりワチャワチャなゲームが展開
スマホ版「脱獄ごっこ」では,宝箱に隠されたスイッチを押して脱獄を目指す市民3人と,その邪魔をする人狼1人が対戦する標準モード“脱獄ごっこ”と,市民6人と人狼2人で対戦する大乱闘モード“ケイドロ”をプレイすることができた。今回の移植版でも当然これらのモードは遊べるが,そこに追加された第3のモードが“ホシトリ”だ。
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ホシトリでは市民と人狼という区別はなく,8人のプレイヤーが同じ立場で争う,バトルロイヤル色の強いモードになっている。マップ内に配置された宝箱にランダムで“ホシ”が隠されており,ホシを手に入れてゴールに進めば勝利となる。ホシは全部で2個しか存在しないため,脱獄できるのは2人までだ。
ホシを手に入れたプレイヤーを撃破すれば,そのプレイヤーはホシを失い,マップ内のランダムな場所にホシは再出現する。ホシを手に入れた瞬間に全員が敵となるため,すぐにホシを拾うのが正解とも言えないのが悩みどころだろう。
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また,ケイドロや脱獄ごっこモードなら規定数のスイッチを押すことでゴールが開放されたが,ホシトリにはスイッチが存在しない。代わりにゴールの前にはシールドが設置されており,一定のダメージを与えてシールドを破壊しないとゴールには進めなくなっている。
そのため,序盤でホシを手に入れてもシールドを壊そうとするあいだにほかのプレイヤーに追いつかれ,ボコボコにされた結果ホシを失ってしまうというパターンも見られた。逆に,一度シールドが破壊されてしまえば,ほかの誰かが落としたホシを拾ってゴールに直行し,漁夫の利で勝利する,という展開もある。
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ゲームとしてのシンプルさは変わらず,ワイワイと楽しめるホシトリモード。通常の脱獄ごっことはまた違った立ち回りが求められるので,アプリ版からやり込んでいる人も新鮮な気分でプレイできるはずだ。もちろん今回の移植版で初めて触れる人も気軽に楽しめるはずだ。
なお,本作はオンラインプレイだけでなく,複数人で本体を持ち寄って遊ぶローカル通信プレイにも対応。その場でワイワイしながら楽しめばより盛り上がれるだろう。
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機関車,忍者屋敷,高層ビルに海
新規マップは個性満載
アプリ版に登場した「グリーンビレッジ」と「ホワイトタワー」だけでなく,今回の移植版では5つのマップが追加されている。機関車や車が走っていたり,落下しそうになる足場があったり,あるいは入り組んだ屋敷や広い海が用意されていたりと,どのマップにも異なる個性があり,同じモードでも違った展開が楽しめそうだ。
新規マップ:ウエスタンビレッジ
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「ウエスタンビレッジ」は,その名の通り西部劇のような雰囲気が漂うマップ。いかにも西部劇な街並みに加え,馬がマップのなかを歩いているなど,見た目の部分だけでも従来のマップとは大きな違いを感じられる。
最大の特徴と言えるのが,マップ内を走行する巨大な機関車。機関車の上に乗って移動することも可能だが,正面から機関車に突っ込むととんでもない高さに吹き飛ばされてしまう。人狼から逃げる際などにひかれてしまわないよう注意が必要だ。
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新規マップ:摩天楼
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「摩天楼」は,超高層ビルの上を舞台にしたマップ。ビル同士は細い鉄骨や透明な床などでつながっており,シンプルなグラフィックスながらも地上が見えないほどの高さをしっかりと感じられる。
一部のビルは建設途中のような状態になっており,高低差のある足場を飛び渡っていくような場所もある。ビルとビルのあいだなどに落下してしまうと近くでリスポーンすることになるため,移動の際にはより慎重になる必要がありそうだ(あるいはそのリスポーンを利用して逃げる,という方法もあるかもしれない)。
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新規マップ:ニンジャビレッジ
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「ニンジャビレッジ」は,忍者屋敷のような建物が配置されたマップ。屋敷内は細かい部屋に分かれており,鬼ごっこよりもかくれんぼに近い感覚でのチェイスが楽しめそうだ。屋敷のなかは横方向にも入り組んでいるが,階層的になっている部分もあるため,ほかのマップと比べてもマップ把握が重要になるかもしれない。
屋敷の外にも和風の景色が広がっており,ほかのマップが比較的西洋寄りの雰囲気なのもあって独特の空気が楽しめるマップだ。
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新規マップ:サイバーシティ
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「サイバーシティ」は,近未来都市のような場所が舞台になったマップ。道路の上を多数の車が行き交い,上空にはプレイヤーの邪魔をするUFOの姿も見られ,ビルのなかではスパイ映画に出てくるようなレーザーがプレイヤーの行く手を阻む。上に乗ると空中に打ち上げられる射出台のようなものも設置されており,立体的なチェイスも展開しそうだ。
今回の移植版では時間経過の表現がなくなり,ほかのマップは明るい時間帯で固定されているが,サイバーシティは夜のような雰囲気が味わえるのも特徴と言える。
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新規マップ:絶海の宝島
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「絶海の宝島」は新規マップのなかでも変わったロケーションになっており,名前のとおりマップの大部分は海になっている。酸素ゲージのような要素はなく好きなだけ水中にもぐっていられるが,水中では落下速度が緩やかになるため,動きの感覚も多少異なってくる。海のなかに隠れるか,水上で逃げ回るかといった選択も生まれてきそうだ。
巨大な難破船が沈んでいたり,海上の巨大な岩の上になぜか洋式トイレが設置されていたりと,ユニークな景色が広がっている。海のなかにはサメが泳いでいたり,実際に撃てる大砲が置かれていたりと,ギミック面でも個性的だ。
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脱獄ごっこモードを遊べる体験版も配信
本作の体験版では,ひとりでマップを探索する練習モードがプレイできるほか,製品版を持つプレイヤーとのローカル通信でケイドロやホシトリなどのモードを遊ぶことも可能。さらに,体験版しかない状態でも,複数のプレイヤーが集まれば脱獄ごっこモードは自由にプレイ可能だ。
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プレイをとおしてレベルを上げ,スキンやアクセサリー,エモートを集めるといった収集要素は製品版のみになるが,脱獄ごっこモードを遊ぶだけであれば体験版でも十分楽しめるというのは太っ腹な仕様と言えるだろう。
移植にあたりコントローラー操作にも対応した本作だが,その操作モードも複数用意されている。操作タイプ「かんたん」ではLボタンとRボタンで使用するアイテムを切り換える形式になっている。設定によってアイテムの並びを変更することもできるので,こちらでも十分複数のアイテムを使い分けることは可能だ。
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ボタン操作に慣れた人向けとなる「ふつう」「べてらん」操作ではXボタンやYボタンに直接アイテムが割り当てられており,より直感的な操作が可能となっている。ZLボタンとZRボタンにそれぞれアイテムを割り当てる「てんさい」操作も含め,操作タイプは全4種。操作をどう使い分けるかも移植版ならではのポイントとなりそうだ。




































