ズー，壮大なスケールの宇宙戦争を描いたストラテジー「ギャラクティック シビライゼイション II」を10月17日に発売

　ズーは，SFストラテジー「ギャラクティック シビライゼイション II アルティメット エディション 日本語マニュアル付 英語版」を10月17日に発売すると発表した。価格は8190円（税込）。


　本作は，2006年に海外で発売された「Galactic Civilizations II: Dread Lords」と，その拡張パック「Galactic Civilizations II: Dark Avatar」「Galactic Civilizations II: Twilight of the Arnor」がまとまったパッケージだ。
　
　ギャラクティック シビライゼイション IIは，ターン制のストラテジーゲームで，宇宙へ進出するようになった人類の物語が描かれており，さまざまな種族と宇宙の支配権をめぐる戦いがプレイヤーを待っている。個性豊かな種族を相手に，ときには協力，ときには敵対しながら自勢力を拡大していき，宇宙の制覇を目指す。
　
　Dread Lordsには10種類の種族が登場し，拡張パックによって2種類が加わる。プレイヤーは地球人以外の種族を選択でき，カスタマイズも可能だ。本編と拡張パックを合わせると12種類の種族が登場するが，そのすべて敵対関係というわけではなく，戦況に応じてほかの種族を味方に付けるといったことが必要だ。うまく協力関係を構築できれば貿易が行え，自国（星？）の経済力などを高められ，その後の戦闘を有利に運べる。


　本作には，宇宙基地を作るための船，資源採掘用の船など，さまざまなタイプの宇宙船が登場する。これらの船は，テクノロジーを発展させることでアップグレードでき，テクノロジーが発展すればするほど，生産できる宇宙船の種類が増えるのだ。そうすれば，戦い方の幅も拡がり，さまざまな作戦を遂行できるだろう。戦闘に明け暮れて開発をおろそかにしていると，ほかの種族に出し抜かれ，戦力に圧倒的な差がついてしまうかもしれない。ちなみに，他種族のもとにスパイを送り込み，テクノロジーを盗み出すこともできる。

　このパッケージは，本編に拡張パックが二つもついているだけに，ボリュームは満点だ。拡張パックのDark Avatarでは，AIの強化や種族の追加が行われ，Twilight of the Arnorでは建物の変更，テクノロジーツリーや勝利条件が追加される。複数の種族が入り乱れる壮大なスケールの戦いに，じっくりチャレンジしよう。

「ギャラクティック シビライゼイション II アルティメット エディション」公式サイト