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【PR】RTX 2080 Max-Q搭載で厚さ19mmのMSI「GS75 Stealth 8SG」徹底検証。これはバトロワのための薄型ノートPCだ
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印刷2019/03/27 16:00

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【PR】RTX 2080 Max-Q搭載で厚さ19mmのMSI「GS75 Stealth 8SG」徹底検証。これはバトロワのための薄型ノートPCだ

画像(087)【PR】RTX 2080 Max-Q搭載で厚さ19mmのMSI「GS75 Stealth 8SG」徹底検証。これはバトロワのための薄型ノートPCだ

 薄型のゲーマー向けノートPCシリーズ「GS」に注力するMSIから,GeForce RTX 20世代の「GeForce RTX 2080 with Max-Q Design」(以下,RTX 2080 Max-Q)搭載の17.3型モデル「GS75 Stealth 8SG」(型番:GS75 8SG-780JP)が国内発売となった。

GS75 Stealth 8SG(GS75 8SG-780JP)
メーカー:MSI
問い合わせ先:supportjp@msi.com
パソコンショップ アークにおけるBTO標準構成価格:39万1824円(※2019年3月27日現在)
画像(002)【PR】RTX 2080 Max-Q搭載で厚さ19mmのMSI「GS75 Stealth 8SG」徹底検証。これはバトロワのための薄型ノートPCだ

 「RTX 2080」という型番のGPUを搭載するだけに,BTO標準構成価格で税込40万円近くと,極めて高価な選択肢だが,これによってゲーマーは何を得ることができるのだろうか。テスト結果をお伝えしていきたい。

●GS75 Stealth 8SG BTO標準構成の主なスペック
  • CPU:Core i7-8750H(6C12T,定格2.2GHz,最大4.1GHz,共有L3キャッシュ容量9MB,TDP 45W)
  • チップセット:Intel HM370
  • メインメモリ:PC4-21300 DDR4 SDRAM SO-DIMM 8GB×2
  • グラフィックス:UHD Graphics 630+GeForce RTX 2080 with Max-Q Design(グラフィックスメモリ容量8GB,メモリクロック12GHz相当)
  • ストレージ:SSD(容量512GB,M.2/PCI Express接続)×1
  • パネル:17.3インチ液晶(※駆動方式未公開),解像度1920×1080ドット,垂直最大リフレッシュレート144Hz,ノングレア(非光沢),Adobe RGB色域比100%
  • 無線LAN:IEEE 802.11ac+Bluetooth 4.1(Rivet Networks「Killer Wireless-AC 1550」,2x2)
  • 有線LAN:1000BASE-T(RJ45×1,Rivet Networks「Killer E2500」)
  • 外部インタフェース:Thunderbolt 3(Type-C)×1,HDMI Type A×1,USB 3.1 Gen.1 Type-C(USB Power DeliveryおよびAlternate mode非対応)×1,USB 3.1 Gen.2 Type-A×3,3極3.5mmミニピン×2(ヘッドフォン出力およびマイク入力),microSDXC×1
  • キーボード:日本語フルキー(※SteelSeries製)
  • スピーカー:内蔵2chステレオ
  • マイク:未公開(おそらく内蔵2chステレオのアレイマイク)
  • インカメラ:スペック未公開
  • バッテリー容量:5380mAh/80.25Wh,15.2V
  • ACアダプター:定格出力230W(19.5V 11.8A)
  • 実測サイズ:約398(W)×259(D)×23(H)mm(※突起部含む,公称396.1×259.5(D)×18.95(H)mm)
  • 実測重量:約2.29kg(公称2.25kg)
  • OS:64bit版Windows 10 Home

※本稿ではベンチマークパートをライターの三重邦光氏,ゲームを使った体感的なインプレッションパートをライターのBRZRK氏,それ以外を賈 大龍氏が担当します。


極めて薄い筐体にRTX 2080 Max-Qと狭額縁の144Hzパネルを搭載


画像(003)【PR】RTX 2080 Max-Q搭載で厚さ19mmのMSI「GS75 Stealth 8SG」徹底検証。これはバトロワのための薄型ノートPCだ
畳んだ状態で本体正面から。この薄さである
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ゴム足はかなり大きい
 GS75 Stealth 8SGの本体実測サイズは約398(W)×259(D)×23(H)mm。底面を嵩上げ(し,底面吸気の効率を上げ)ているゴム足を除けば厚みは約19mmと薄い。
 同じ17.3型のMSI製フラグシップモデルである「GT75 Titan」の2018年モデルだと公称筐体サイズは428×314×31〜58(H)mmなので,厳しく見ても,ゴム足を除く厚みは6割強,底面積は8割弱にまでコンパクト化を果たしているわけだ。

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 薄さを実現できている最大の要因が低消費電力版GPUであるRTX 2080 Max-Qにあることは論を俟(ま)たないが,3基のブロワーファンを組み合わせたMSI独自の冷却機構「Cooler Boost Trinity+」(クーラーブースト トリニティ プラス)を採用している点も押さえておきたい。
 MSIはCooler Boost Trinity+の模式図を以下のとおり公開しているが,ヒートパイプはかなり複雑に,絡み合うような配置となっているのが分かるだろう。

GS75 Stealthシリーズが採用するCooler Boost Trinity+の模式図(出典:MSI製品情報ページ
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本体底面は正面向かって後方寄り,全体の3分の2くらいが吸気用スリットになっている
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 Cooler Boost Trinity+では,本体底面と上面の正面から見てキーボードの奥に当たる場所から給気して,本体背面および左右側面へ排気する仕様だ。
 実際にどんな感じで吸排気を行うかは,エアフローの可視化を試みたものをチェックしてもらうのが手っ取り早いと思うので,ぜひ下のYouTubeムービーを再生してみてほしい。


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 一方,底面積のコンパクトさには,MSIが「4-Sided Thin Bezel」と呼ぶ狭額縁デザインが大きく貢献している。左右の細い部分で実測約6mmという狭額縁デザインにより,筐体サイズに対する画面占有率は85%を実現できているという。

GS75 Stealthシリーズと一般的なノートPCとの比較イラスト(出典:MSI製品情報ページ)。額縁サイズの違いに注目してほしい
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黒い壁紙を表示させて暗闇に置き,光漏れをチェックしたカット
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 そして,そんな狭額縁に収まった17.3インチパネルは解像度1920×1080ドット,ノングレア(非光沢),垂直最大リフレッシュレート144Hzという仕様だ。MSIはパネルの駆動方式を明らかにしていないが,TNパネルのような色変化は起こっていないので,ノートPC用の144Hz駆動モデルとして最近採用例の増えているIPSパネルではないかと考えている。
 このパネルがゲームでどれだけ有効かは後段で検証したい。

4Gamerオリジナル壁紙を表示させた状態で部屋の明かりを消し,回転させてみたところ。角度を付けても色の変化は少ない
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 インタフェースは本体正面向かって左右の側面に散るデザインだ。左は奥からACアダプター用DC×1,RJ-45(1000BASE-T)×1,USB 3.1 Gen.2 Type-A×1,microSDXC×1,3.5mmミニピン×2(マイク入力,ヘッドフォン出力)で,右はHDMI Type A×1,Thunderbolt 3 Type-C×1,USB 3.1 Gen.2 Type-A×2,USB 3.1 Gen.1 Type-C×1という並びだ。GS75 Stealth 8SG単体でゲームをプレイするときは本体の左側のインタフェースで概ね事足りるようになっていて,多くの場合にマウスパッドを置くこととなる本体右側のスペースを広く取れるようになっているのはポイントが高い。

本体左側面(左)と右側面(右)のそれぞれインタフェース。側面の奥寄りは左右いずれも排気孔で占められているわけだが,その分スペースが削られることを考えるとリッチな構成だ
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本体底面カバーを開けたところ
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 MSI製ノートPCは底面カバーを開けるとメーカー保証が失効するが,今回は特別に開けてみよう。すると,Cooler Boost Trinity+のブロワーファン3基と3基のM.2スロット以外はおそらく電磁波対策と思われるカバーですっぽり覆われた内部をチェックできる。入手した個体が搭載するSSDはNVM Express/PCI Express x4接続となる容量512GBのものが1枚だが,指定販売店に持ち込めば,最大でM.2接続のSSDをあと2枚追加できるわけだ。

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M.2スロットは3基搭載しており,2枚追加可能。この余裕はさすがの17.3型ノートPCと言える
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せっかくなのでバッテリーパックのスペックもチェックしてみた。5380mAh/80.25Wh,15.2Vだ


FPS&TPSで必要十分な同時押し対応数と優秀なヘッドフォン出力がゲームでの強み


 ゲーマー向けノートPCで極めて重要なキーボードだが,GS75 Stealth 8SGはSteelSeries製の日本語フルキーボード「MSI Per Key RGB Keyboard」を搭載している。ここまでの写真でも分かるとおり,このキーボードはフルカラー対応LEDイルミネーション搭載だ。

いわゆるアイソレート式のSteelSeries製キーボードを採用する
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 LEDの光り方は,[Fn]+[1]〜[8]キーで下に示したムービーのとおり変更できる。


画像(019)【PR】RTX 2080 Max-Q搭載で厚さ19mmのMSI「GS75 Stealth 8SG」徹底検証。これはバトロワのための薄型ノートPCだ
 また,プリインストールの「SteelSeries Engine 3」(以下,Engine 3)を使えば,キーごとに細かくLEDの色や光り方を設定できる。カスタム設定は[Fn]+[9]キーでプリセットの1つとして呼び出せるので重宝するだろう。
 なお,Engine 3では,基本的に全キーのカスタマイズが可能だ。一部のタイトルと相性が悪く,“誤爆”すると最悪の場合ゲームをそれ以上プレイすることができなくなることもある[半角/全角]キーも必要に応じて無効化できるのは大きい。

画像(020)【PR】RTX 2080 Max-Q搭載で厚さ19mmのMSI「GS75 Stealth 8SG」徹底検証。これはバトロワのための薄型ノートPCだ
Engine 3からキーのLED色をいろいろ変更してみた例。左から順に(SteelSeriesの標準色である)橙,白,赤,緑,青,黄,水,紫だが,いずれの色もキレイに出ている
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Entine 3の「キーバインド」より。英語キーボードの「Grave Accent」(グレイヴアクセント,[`]キー)という表記になっているところが[半角/全角]キーの設定項目だ。表記は異なるが,無効化はしっかり行えた

テスト中のBRZRK氏
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 気になる同時押しだが,いろいろ試してみた限り,最小5キーの同時押しに対応しているようだ。6キー以上だと組み合わせ次第では反応しなくなったため,特定の音楽ゲームでは厳しそうだが,[W/A/S/D]キーを中心としたFPSやTPSの組み合わせで不都合はないと言い切っていいように思う。今回筆者(=BRZRK)は「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(以下,PUBG)と「Apex Legends」,「Battlefield V」(以下,BFV)の3タイトルで実際にゲームをプレイしたが,左手操作する限り,キー押下が入らないといった不安を抱くことは一切なかったことはお伝えしておきたい。

「Aqua’s KeyTest」の実行結果。[W/A/Shift]キーを押しながらほかのキーもいろいろ押して,最終的に[W/A/S/D/Shift/Space]キーに落ち着いた例だが,入力はすべて入った
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キーストロークは見た目以上に深い印象だ
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 キーストロークは実測で1mm強といったところ。高級感があるとまでは言えないが,しっかりとした押下感があるため,ゲームプレイ時に不都合を感じることはなかった。
 キーボードでもう1つ気になるのは盤面温度だが,正直,これはちょっと高めだ。下に示したのは,室温を24℃前後に保った室内でPUBGを2時間以上プレイし続けた状態から,最後にプレイしたマッチのリプレイを再生しつつ,キーボード盤面の温度を放射温度計「FLIR ONE Pro」から計測したところだが,[W/A/S/D]キー周辺は45℃を超え,ちょっと力を入れて押し込むと熱が指先に伝わってくる。場合によってはゲーマー向けキーボードを別途用意したほうがいいかもしれない。

放射温度計による計測結果
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PUBGのテストに用いたグラフィックス設定
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 ゲームの体感性能はどの程度だろうか。まずPUBGだが,「グラフィック」の「全体クオリティ」から「高」プリセットを選んだ状態で,おおむね90〜130fpsのフレームレートが得られ,建物が周りに多くあるような場所でもフレームレートが瞬間的に大きく落ち込むような現象はなく,快適にプレイできた。グラフィックスの美しさよりも,高いフレームレートを得たい場合には,さらにグラフィックス設定を下げれば,垂直リフレッシュレート144Hzの液晶パネルをより活かせる方向に最適化できるだろう。

 続いては,PUBGと比べると相対的に描画負荷の低いApex Legendsだが,こちらは描画負荷が低いため,すべてのグラフィックス設定項目を最も高い状態にしたが,それでもフレームレートが100fpsを下回ることはほとんどなく,ほぼ常時,フレームレートは120fps以上を確保できていた。文句なしに快適なプレイが可能だ。

Apex Legendsのテストに用いたグラフィックス設定
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BFVのテストに用いたグラフィックス設定
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 最後は,DirectX Raytracing(以下,DXR)を活用したときの性能だ。BFVでDXRを有効化し,レイトレーシングベースの表現が多用されているマップ「ROTTERDAM」でプレイしたが,平均フレームレート60fpsを確保するには,「グラフィックのクオリティー」プリセットを「中」にする必要があった。ただ,下に示すとおり,DXRによる画面描画は見事の一言だ。この映像をノートPCで得られることにインパクトがある。


 体感テストの最後は音周りだ。
 GS75 Stealth 8SGは,モバイルデバイス向けのD/Aコンバータとして定評あるESS TechnologyのSABRE HiFiシリーズを採用しているのだが,まずこれのおかげで,ヘッドフォン出力の音質,音量はいずれも非常に高いレベルにある。ヘッドフォン出力でゲームをプレイして音質と音量に不満を持つことはまずないだろう。

Nahimic 3の「ゲーム」タブから「バーチャルサラウンド技術」を有効化するとバーチャル7.1chサラウンドサウンドを利用できる
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 音響プロセッシングスイートとしては「Nahimic 3」を採用しており,「ゲーム」用のタブからバーチャル7.1chサラウンドサウンドの有効化が可能だが,このNahimic 3では,FPSやTPSにおけるカメラの真正面を0℃としたとき,左右それぞれ30〜120度くらいまでにある音源の位置をかなり正確に特定できる。最新世代のバーチャルサラウンド技術のように「正面と真後ろも!」とまではいかないものの,とくに横方向はかなり優秀なので,十分使っていけるはずだ。

底面を開けた写真再び。このカットで左右両端の下側に見える楕円状のパーツとそれを囲む樹脂パーツがDynaudioブランドのスピーカーである
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 また,いい意味で期待を裏切られたのが内蔵スピーカーである。従来,MSI製ノートPCのスピーカーはセンター定位が取れておらず,音質以前の問題で聞くに堪えないものが多かったのだが,GS75 Stealth 8SGではきちんと音がセンター定位しており,そのおかげで,搭載するDynaudioブランドのスピーカーが有効に機能することをしっかりと確認できる。

 ヘッドフォン出力のほうが「いい音」なので,ゲームで勝つために本気で音を聞くときはそちらの利用を推奨するものの,スピーカー出力も十分に「聞ける」レベルだ。GS75 Stealth 8SGには一部のAndroid対応ゲームをPCでプレイできるようにする「App Player」がプリインストールされているので,たとえばApp PlayerからカジュアルにAndroid対応ゲームをプレイしたり,あるいはゲームをプレイしないときにBGMをかけたりするとき,GS75 Stealth 8SGのスピーカーは期待に応えてくれると思われる。

App PlayerはAndroidエミュレータ大手であるBlueStacksベースのアプリケーションだ。右は対応タイトルである「アズールレーン」を実行したところ
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ハイクラスのデスクトップPCや5年前のデスクトップPCと性能を比較


 ここからはベンチマークテストに入っていこう。

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Dragon Center 2。ここではCPUとGPUの動作モードやファン回転数制御法,[Windows]キーの有効/無効切り替え,Nahimic 3の動作モードといった挙動を動作プロファイルとして管理できる
画像(080)【PR】RTX 2080 Max-Q搭載で厚さ19mmのMSI「GS75 Stealth 8SG」徹底検証。これはバトロワのための薄型ノートPCだ
Shiftプルダウンメニューの選択肢は3つ
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SportモードだとGPUは最大1800MHz動作した
 GS75 Stealth 8SGは,ユーザーの用途に応じてGPUとCPUの動作を切り替える「Shift」機能を搭載しており,プリインストール済みの統合ソフトウェア「Dragon Center 2」(Version 2.5.1901.2201)から,「Sport」「Comfort」「ECO」の3つの動作モードに切り替え可能だ。
 工場出荷時設定はSportモードで,実際に試したみたところ,Sportモードではファンの回転数が高めでCPUやGPUの動作クロックも伸びやすい設定となっていた。Comfortモードは性能と消費電力のバランスをとった設定,ECOモードはファンの回転数,そしてCPUとGPUの動作クロックも抑えた設定になっていた。

 今回は工場出荷時設定であるSportモードを用いるが,MSI製のオーバークロックツール「Afterburner」(Version 4.5.0)で追ってみたところ,テスト中のGPU動作クロックは1800MHzに達した。Comfortモードに切り換えると1695MHzまで最大クロックは落ちたので,MSIとしても性能重視でSportモードを標準にしているということなのだろう。

 今回は,2018年のハイクラス,そして5年前にあたる2014年のハイエンドゲームPCに相当するデスクトップシステムを用意し,それらとGS75 Stealth 8SGを比較していきたい。前者は「Core i7-8700T」(以下,i7-8700T)と「GeForce GTX 1070」(以下,GTX 1070)をそれぞれ組み合わせた構成,後者は「Core i7-4790K」(以下,i7-4790K)とGPUに「GeForce GTX 780」(以下,GTX 780)をそれぞれ組み合わせた構成となる。CPUが省電力版なのは,GS75 Stealth 8SGの搭載する「Core i7-8750H」(以下,i7-8750H)とCPUクロックをなるべく近く揃え,できる限り横並びで3D性能を比較するためである。

 テストに用いたグラフィックスドライバは,GS75 Stealth 8SG,比較対象となるデスクトップ機とも,検証開始時点の最新版となる「GeForce 419.17 Driver」だ。OSのWindows 10は,「October 2018 Update」を適用したうえで,とくに断りのない限り「電源プラン」は「高パフォーマンス」で統一した。そのほかのテスト環境は表1のとおりとなる。

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 テスト内容は4Gamerのベンチマークレギュレーション22.1に準拠。ただし,GS75 Stealth 8SGに搭載されているGPUがTuring世代ということで,リアルタイムレイトレーシング機能「DirectX Raytracing」(以下,DXR)とDLSS(Deep Learning Super Sampling)の検証を行える「Battlefield V」(以下,BFV)と,DLSSの検証を行える「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(Version 1.2,以下 FFXVベンチ)も追加で実施することにした。両タイトルにおける具体的なテスト方法は以下のとおりだ。

  • Battlefield V:DXRを無効にした状態と,「DXRレイトレース・リフレクション」の品質を「最高」に設定した状態との2パターンで,シングルプレイモード「大戦の書」内シナリオ「北極光」のシーンで氷面上を決まったルートで1分間走り,その間のフレームレートをGPUOpen製フレームレート測定ツールである「OCAT」(Version 1.3.0)から取得する。テストは条件ごとに2回連続して実施し,その平均をスコアとして採用。また,OCATでは最小フレームレートを取得するすべがないことから,1 percentile(1パーセンタイル,全体のデータを高いスコアから順に並べたとき,最後の1%の位置にあるスコア)を最小フレームレートの代わりとして利用する。(※詳細はBFVにおけるリアルタイムレイトレーシングのテストレポート記事を参照してほしい)
  • FFXVベンチ:「カスタム設定」から,NVIDIA製GPU固有機能以外の項目をすべて描画負荷が最も大きくなるよう設定。そのうえで,DLSSをオン/オフした状態でテストを実施する。なお,DLSSを無効にした場合は,TAA(Temporal Anti-Aliasing)を利用することとなる。テスト中は同時に「Fraps」(Version 3.5.99)を実行し,ベンチマーク実行中の平均フレームレートと最小フレームレートを取得。テストは2回実行し,その平均をスコアとして採用した

 テスト解像度は,GS75 Stealth 8SGのデスクトップ解像度である1920×1080ドットと,アスペクト比16:9でその“一段下”となる1600×900ドットを選択。さらに,「RTX 2080」の型番を持つGPUがどれだけのポテンシャルを持つか見るべく,3840×2160ドットも追加することにした。GS75 Stealth 8SGでは外部出力インタフェースを利用することで当該解像度のテストを行うことになる。
 なおFFXVベンチだとその仕様上,DLSSは3840×2160ドットでしか有効化できないため,1920×1080ドットと1600×900ドットのテストは割愛している。

 また今回は,非ゲーム用途におけるGS75 Stealth 8SGの性能を確認するため,UL製のPC総合ベンチマークソフト「PCMark 8」(Version 2.10.901)と,CPUベースで3Dのレンダリングを実行する「CINEBENCH R15」(Release 15.038)と,動画のトランスコードテスト「FFmpeg」(Version 4.1.1)でのテストも実施することにした。これらのテストをどのように行うかは,考察の直前でそれぞれ紹介したい。


2018年のハイクラスデスクトップPCに対して優勢なGS75 Stealth 8SG


 以下,文中とグラフ中において,比較対象のデスクトップPCは「i7-8700T+GTX 1070」「i7-4790K+GTX 780」と,「CPU名+GPU名」の形で表記することをお断りしつつ,スコアを順に見ていきたい。

 グラフ1は,「3DMark」(Version 2.8.6446)の「Fire Strike」における総合スコアをまとめたものだ。GS75 Stealth 8SGは,i7-8700T+GTX 1070に対して9〜11%程度高いスコアを示し,i7-4790K+GTX 780に対してはほぼダブルスコアという大差を付けている。このあたりはさすが最新世代のゲーマー向けノートPCといったところだろう。

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 そのFire StrikeからGPUテストのスコアを抜き出したものがグラフ2だが,ここでのスコア傾向は総合スコアをほぼ踏襲したものになっている。GS75 Stealth 8SGのスコアはi7-8700T+GTX 1070の108〜110%,i7-4790K+GTX 780の201〜212%程度だ。

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 続いてグラフ3はFire StrikeからCPUベースで物理シミュレーションを行うテストの結果を抜き出したものとなる。
 ここでGS75 Stealth 8SGのスコアはi7-8700T+GTX 1070にあと一歩だが,これはi7-8750Hだと定格クロック2.2GHzのところ,i7-8700Tだと同2.4GHzで,同じ6コア12スレッド対応ながら若干低くなっているためという理解でいいはずだ。
 4コア8スレッド対応のCPUを用いてのテストとなるi7-4790K+GTX 780に対しては36〜37%程度のスコア差を付けているので,6コアCPUの優位性は十分に出ていると言っていい。

画像(033)【PR】RTX 2080 Max-Q搭載で厚さ19mmのMSI「GS75 Stealth 8SG」徹底検証。これはバトロワのための薄型ノートPCだ

 GPUとCPUと同時に起用する,負荷の高いテスト「Combined test」。そのスコアをFire Strikeから抜き出したものがグラフ4だが,ここでGS75 Stealth 8SGのスコアは明らかに良好である。i7-8700T+GTX 1070に対して114〜120%程度,i7-4790K+GTX 780に対して217〜222%程度なのだから,文句の付けようがない。

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 グラフ5は3DMarkのDirectX 12テストである「Time Spy」の総合スコアをまとめたものになる。
 Turing世代のGPUではDirectX 12世代のアプリケーションにおける性能が従来よりも上がっているのだが,GS75 Stealth 8SGが採用するRTX 2080 Max-Qもその例に漏れず,i7-8700T+GTX 1070に対して20〜23%程度高いスコアを示している。i7-4790K+GTX 780に対しては150〜167%程度も高いスコアだ。

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 Time SpyからGPUテストの結果を抜き出したものがグラフ6で,全体として,総合スコアよりもGS75 Stealth 8SGの優位性がさらに強調されている。対i7-8700T+GTX 1070で27〜30%程度,対i7-4790K+GTX 780で175〜192%,それぞれ高い。

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 一方のCPUテストでは,GS75 Stealth 8SGがi7-8700T+GTX 1070の後塵を拝す形となったが(グラフ7),これはFire StrikeのPhysics testと同じく,i7-8750Hの定格クロックが低いことに起因するものと思われる。

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 なお,ここでGS75 Stealth 8SGでだけ3DMarkのリアルタイムレイトレーシングテストである「Port Royal」をテストしてみたが,「2回実行して,よいほうのスコアを採用する」という,ベンチマークレギュレーション22.1におけるFire StrikeおよびTime Spyのルールと同じ条件で,スコアは4112だった。ざっくり,デスクトップPC向け「GeForce RTX 2060」よりやや高いくらいのスコアが出ている印象だ。


実ゲームでも比較対象に対して優位性をほぼ保つ


 ここからは実際にゲームアプリケーションを使ったベンチマークテストの結果を見ていこう。
 グラフ8〜10は「Far Cry 5」の結果だが,平均フレームレートでGS75 Stealth 8SGはi7-8700T+GTX 1070に対して5〜25%程度高いスコアを示した。レギュレーションでは平均60fps以上,最小50fps以上をハイエンドGPUの合格ライン,平均40fps以上,最小30fpsを及第点のラインとしているが,GS75 Stealth 8SGが解像度1920×1080ドットで合格ラインをやすやすとクリアし,3840×2160ドットでも及第点を超えている点は注目したい。

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 「Overwatch」のテスト結果がグラフ11〜13で,ここでもGS75 Stealth 8SGのスコアは良好だ。とくに,本機にとってのネイティブ解像度となる1920×1080ドットで,最小フレームレートが200fps近くに達し,搭載する垂直リフレッシュレート144Hzの液晶パネルを大いに活用できることが分かるのは重要なポイントと言える。
 また,3840×2160ドットでも最小フレームレートが60fpsを割っていない点も押さえておきたい。

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 一方,グラフ14〜16の「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(以下,PUBG)では,これまでと若干異なる傾向が見られた。GS75 Stealth 8SGは1920×1080ドット以下の解像度条件において平均フレームレートがi7-8700T+GTX 1070の88〜93%程度に留まっているのだ。GS75 Stealth 8SGの搭載するRTX 2080 Max-Qは前述のとおり最大1800MHzまで動作クロックが上がるのだが,それでも,デスクトップPC向けGPUと比べると低めに制御されるということなのだろう。
 ではなぜ3840×2160ドットでスコアの逆転が起こっているのかだが,これはRTX 2080 Max-QがグラフィックスメモリにGDDR6を採用し,12GHz相当で駆動させることにより,GTX 1070の256GB/sより大きな288.1GB/sというメモリバス帯域幅を実現した効果だと考えている。

 いずれにせよ,先にBRZRK氏も触れているとおり,「高」プリセットの1920×1080ドット条件で高リフレッシュレートの液晶パネルを活かせるスコアだと言える。

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 グラフ17〜19は「Fortnite」のスコアで,ここだと平均フレームレートにおいてGS75 Stealth 8SGはi7-8700T+GTX 1070に15〜19%程度,i7-4790K+GTX 780に107〜116%程度の差を付けて圧倒した。1920×1080ドット時の最小フレームレートが100fps弱である点も押さえておきたいところだ。

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 「Middle-earth: Shadow of War」(以下,Shadow of War)のテスト結果がグラフ20〜22だ。
 Shadow of Warでは高解像度テクスチャパックを導入しており,グラフィックスメモリに対する負荷が大きいのだが,そうなるとグラフィックスメモリバス帯域幅の大きなGS75 Stealth 8SGが有利だ。平均フレームレートで,i7-8700T+GTX 1070に15〜28%程度,i7-4790K+GTX 780に157〜205%程度高いスコアを示している。

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 グラフ23は,「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」(以下,FFXIV紅蓮のリベレーター ベンチ)における総合スコアをまとめたものだ。
 GS75 Stealth 8SGのスコアは1920×1080ドット以下でi7-8700T+GTX 1070の95〜97%程度だが,これはFFXIV紅蓮のリベレーター ベンチがCPU性能の影響も受けるためだろう。1920×1080ドット時における実スコアは1万4000超と,4Gamer独自の合格ラインであるスコア8500を大きく上回っているため,その点では問題ないと言える。

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 そんなFFXIV紅蓮のリベレーター ベンチにおける平均フレームレートと最小フレームレートをまとめたものがグラフ24〜26だ。
 平均フレームレートは総合スコアを踏襲しておらず,GS75 Stealth 8SGとi7-8700T+GTX 1070のスコアはほぼ互角。なのに総合スコアで違いが出ている理由は,「FFXIV紅蓮のリベレーター ベンチにおいてCPUが最小フレームレートを左右すること」に求められる。CPUのスペックを完全には揃えられないので,これはやむを得まい。

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 「Project CARS 2」の結果がグラフ27〜29で,ここでのスコアはOverwatchとよく似た印象だ。平均フレームレートで,i7-8700T+GTX 1070に対して99〜108%,i7-4790K+GTX 780に対して206〜239%程度のスコアを示している。
 レギュレーションではハイエンドクラスの目標値を平均フレームレート60fps以上としているが,GS75 Stealth 8SGは1920×1080ドットでそれをクリアしている。

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 続いてBFVのテスト結果がグラフ30〜32となる。ここではグラフ中に限り,GS75 Stealth 8SGでDXRのみ有効化した状態を「GS75 Stealth 8SG(DXR)」,DXRだけでなくDLSSも有効化した状態を「GS75 Stealth 8SG(DXR+DLSS)」と表記するが,まず“素”のGS75 Stealth 8SGはi7-8700T+GTX 1070に対して3840×2160ドットで約26%,1920×1080ドットで約9%高いスコアを示す。
 DXRのみ有効化すると“素”の状態に対して56〜65%にまでスコアが落ち込むものの,DLSSの有効化によって3840×2160ドットで約84%にまで回復し,その状態でi7-8700T+GTX 1070より高いスコアを実現している点は特筆したい。

 なお,DXRとDLSSを両方有効化したとき,1920×1080ドットでスコアが伸びず,1600×900ドットではテスト開始後にアプリケーションがクラッシュしてスコアがN/Aとなるのは,BFV側の問題によるものだ。そもそもGeForce RTX 2080シリーズは1920×1080ドット条件におけるDLSSをサポートしていないはずなので(関連記事),この2条件はあまり参考にならないと考えたほうがいいだろう。

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 FFXVベンチにおける総合スコアをまとめたものがグラフ33だ。ここではグラフ中に限り,GS75 Stealth 8SGのDLSS適用時を「GS75 Stealth 8SG(DLSS)」,“素”の(TAAが有効な)状態を「GS75 Stealth 8SG(TAA)」と表記するが,GS75 Stealth 8SGはDLSSを有効化することで“素”の状態からスコアを約32%伸ばし,i7-8700T+GTX 1070との間にあるギャップを約20%から約58%に広げている。DLSSの恩恵はかなり大きい。

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 そんなFFXVベンチの平均および最小フレームレートをまとめたものがグラフ34で,全体としては総合スコアを踏襲している印象だ。最小フレームレートもDLSSの有効化でしっかり上がっているのは見どころと言っていいように思われる。

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6コア12スレッドを活かせる局面ではCPU性能も良好


 ここからはゲーム以外の用途における実力を簡単にチェックしていきたい。
 まず,PCMark 8で,無料版である「Basic Edition」でも実行可能な「Home」テストにおいて,OpenCLのアクセラレーションを利用しない「Run Conventional」を実行した結果がグラフ35だ。

 ここでGS75 Stealth 8SGは,i7-8700T+GTX 1070だけでなく,i7-4790K+GTX 780にもスコアで置いていかれてしまった。
 これは,PCMark 8で採用している実アプリケーションにシンプルな実装のものが多く,マルチスレッド処理への最適化が進んでいないためである。マルチスレッド処理を活かせない場合,i7-8750の定格2.2GHzという低い動作クロックが枷になるという理解でいいだろう。付け加えると,PCMark 8ではその仕様上,グラフィックス性能をチェックする「Casual Gaming」を実行するとき,ハイブリッドグラフィックス対応ノートPCではCPU側の統合型グラフィックスを使ってしまい,その分不利になる。このあたりのスコア詳細はグラフ35の画像をクリックすると表示される表2をチェックしてほしい。

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 グラフ36はCINEBENCH R15のスコアをまとめたものだ。今回はCPUコアとスレッドを使い切る「CPU」(以下,総合スコア)と,1コア1スレッドの性能を見る「CPU(Single Core)」,2つのスコアを取得したが,GS75 Stealth 8SGの総合スコアはi7-8700T+GTX 1070にあと一歩であり,このあたりは3DMarkのCPUテストと同様の傾向と言うことができる。
 4コア8スレッド対応のCPUを駆動させるi7-4790K+GTX 780に対して約31%もの大差を付けている点も,3DMarkと同様だ。

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 FFXIV紅蓮のリベレーターを実際にプレイした計6分42秒の動画(※Motion JPEG形式,ビットレート149Mbps,解像度が1920×1080ドット)を用意し,FFmpegから「libx264」を用いたH.264/AVC形式,もしくは「libx265」を用いたH.265/HEVC形式へそれぞれトランスコードしたときの所要時間を測定した結果がグラフ37となる。
 マルチスレッド処理が有効ということもあり,ここでGS75 Stealth 8SGはi7-8700T+GTX 1070にこそ置いていかれるものの,i7-4790K+GTX 780に対しては9〜18%程度短い時間で処理を終えることができている。6コア12スレッド対応CPU搭載の効果というわけである。

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液晶パネル込みで200W以下という省電力。i7-4790K+GTX 780と比べて100数十W低い


 GS75 Stealth 8SGの消費電力とプロセッサ温度のチェックも行ってみたい。
 まず消費電力の測定にあたっては,ログの取得が可能な「Watts up? PRO」を用意して,システム全体の消費電力を計測することにした。GS75 Stealth 8SGはバッテリー内蔵型なので,事前にフル充電を行い,バッテリーの充電処理が消費電力値へ極力影響しないように配慮している。
 また,テストにあたってはゲーム用途を想定し,無操作時にもディスプレイの電源がオフにならないよう指定。そのうえで電源プラン設定を「バランス」に戻し,各アプリケーションを実行したとき最も高い消費電力値を記録した時点を,タイトルごとの実行時,そしてOSの起動後30分放置した時点を「アイドル時」とした。

 スコアはグラフ38のとおりだ。GS75 Stealth 8SGのゲームアプリケーション実行時ではおおむね190W前後で揃っており,i7-8700T+GTX 1070と比べて41〜76W程度,i7-4790K+GTX 780と比べて127〜155W程度低いという,ノートPCらしい省電力性を見せている。
 アイドル時の30W弱という数字もインパクトは大きく,最新世代のノートPCらしいスコアだと言っていいだろう。

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 続いてはCPUとGPUの温度である。
 今回は,GS75 Stealth 8SG,そして比較対象となるデスクトップPCとも,室温を約24℃に保った部屋で,床から約0.7m高い机上に置いている。デスクトップPCのほうはPCケースに組み込んでいない。
 ここでは3DMarkのTime Spyを30分間連続実行した時点を「高負荷時」とし,アイドル時ともども,CPUは「Core Temp」(Version 1.13),GPUは「GPU-Z」(Version 2.17.0)から温度を取得する。なお,CPUクーラーには,i7-8700T+GTX 1070はIntel製「TS15A」を,i7-4790K+GTX 780はリテールボックスに付属するものをそれぞれ利用している点をお断りしておきたい。

 というわけで結果はグラフ39,40のとおりだ。GS75 Stealth 8SGではCPU温度,GPU温度ともかなり高めだが,いずれも100℃には到達していない。この理由はおそらく2つで,1つは,許容する温度を仕様上の制限ギリギリにすることで,より高い性能を引き出しているから。そしてもう1つは,搭載するCooler Boost Trinity+の構造上,CPUとGPUの間でヒートパイプによる熱均衡が入り,両者の温度が近くなったからだと考えている。
 なお,アイドル時のGPU温度がN/Aなのは,前述のとおりGS75 Stealth 8SGでハイブリッドグラフィックスが有効であり,アイドル時にはRTX 2080 Max-Qが無効になるためだ。

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144Hz駆動のパネルを活かせる実力のGS75 Stealth 8SG


製品ボックス
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 まとめよう。どうしても薄型筐体に目がいきがちなGS75 Stealth 8SGだが,その実,GPU性能と液晶パネル性能のバランスが実によく取れた,ゲーム用途でクセのないマシンに仕上がっている。「目下大人気となっているバトルロイヤル系タイトルで垂直リフレッシュレート144Hzのパネルを駆使していきたい,でもPCはできる限り薄く,使わないときにはスマートに片付けておきたい」いう人に絶好の存在だ。

 優秀なヘッドフォン出力や,ノートPCであるにも関わらず「聞ける」レベルのスピーカー出力,標準搭載の有線LANポート,5キーロールオーバーといった,ゲーム用途で「あるとないとで大違い」な仕様が充実しているのも心強い。
 BTO標準構成価格の高さはさすがに人を選ぶものの,総合力の高いゲーマー向け薄型ノートPCを手に入れたい場合に,GS75 Stealth 8SGは有力な選択肢となるだろう。

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 なお,MSIは3月22日から5月12日までの期間限定で「春の新生活応援キャンペーン2019」を開催中だ。
 GS75 Stealth 8SGをはじめとする,第8世代Coreプロセッサ搭載のMSI製ゲーマー向けノートPCおよび一般ユーザー向けノートPCであるPrestigeシリーズが対象で,ゲーマー向けノートPCを購入した場合はバックパックとマウス,マウスパッドを,一般ユーザー向けPCを購入した場合はバックパックを漏れなくプレゼントするとのことなので,興味のある人はMSIによる特設ページを合わせてチェックしてほしい。

対象のゲーマー向けモデルはGT,GS,GE,GL,GP,GF,GVシリーズ。もちろんGS75 Stealth 8SGも対象だ
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