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「ROBOTICS;NOTES」と科学ADVシリーズの今後は?MAGES.の志倉千代丸社長と声優の南條愛乃さんがトークを繰り広げたイベント「チュウタネロボ部VS300人委員会」レポート
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印刷2012/12/26 15:50

イベント

「ROBOTICS;NOTES」と科学ADVシリーズの今後は?MAGES.の志倉千代丸社長と声優の南條愛乃さんがトークを繰り広げたイベント「チュウタネロボ部VS300人委員会」レポート

ROBOTICS;NOTES
 「ROBOTICS;NOTES」PlayStation 3/Xbox 360)のトークイベント「チュウタネロボ部VS300人委員会」が,法政大学 市ヶ谷キャンパスにて2012年11月に開催された。このイベントは,第65回自主法政祭の催しの一つとして,法政大学カレッジライフクラブが企画したもので,会場には,MAGES. 代表取締役社長の志倉千代丸氏と,声優の南條愛乃さんが登場し,「ROBOTICS;NOTES」に関連したトークを繰り広げた。また来場者からの質問に答えるコーナーでは,ゲーム/アニメの制作秘話が披露されたほか,二人の仕事に対する姿勢や私生活の一部も明かされた。そんなイベントの模様をお伝えしよう。

ROBOTICS;NOTES
MAGES. 代表取締役社長 志倉千代丸氏(写真左)と,声優の南條愛乃さん
 トークの冒頭では志倉氏が,2012年6月にゲーム版を発売し,次いで2012年10月にはアニメ版の放映を開始した「ROBOTICS;NOTES」の手応えを語った。現在,アニメ版ではホビーロボットが動き回っているが,本当ならそうした演出をゲームでも実現したかったそうだ。さらに「アニメ版のロボットを見ていると,ロボットへの愛しさが増して,可愛いなと思います」とコメントした。

 南條さんは,ゲーム版が充実した内容だったところに,アニメ版ではキャラクターに動きが加わり,さらに奥行きが生まれたとコメント。またアニメ版のボイス収録は,個別に行うゲーム版と異なり,複数のキャストによる掛け合いができるところも大きな違いだと話していた。

 続いてのコーナーでは,志倉氏と南條さんによる“生”オーディオコメンタリ付きで,アニメ版「ROBOTICS;NOTES」第1話のAパートが上映された。オープニング部分では,自称“ネタバレ王”の志倉氏が,「ここで歩き出すロボットが『ガンヴァレル』。ゲーム版では,そこがミスリードとなっているんですが,アニメ版ではどうなるか」といった,ネタバレすれすれのコメントをさっそく展開。またテーマソングの歌詞には,同タイトルの伏線が提示されており,ストーリーが進むにつれてそれらが明確になっていくことも明かされた。

ROBOTICS;NOTES

 また志倉氏は,科学アドベンチャーシリーズ各タイトルに,天気のイメージを持たせていることにもあらためて言及。以前掲載したインタビューでも触れているが,「CHAOS;HEAD」が“雨”,「STEINS;GATE」は“曇り”だったので,次は“晴れ”“青空”にしたという。そこから“晴れ”と言えば“青春”,“青春”と言えば“部活”……といったように,「ROBOTICS;NOTES」の構想を固めていったそうだ。

 さらに同タイトルの舞台となる2019年の文化を描くにあたり,現在と比較して生活様式に大きな変化はなく,スマートフォンやタブレットなどのガジェット類は進化しているだろうと考えたと志倉氏。そのため,同タイトルでもモバイル端末が普通に使われていたり,それらを介したARの表現がフィーチャーされていたりするわけである。
 関連して志倉氏は,主人公の八汐海翔がハマっているゲーム「ガンヴァレル キルバラッドON-LINE」の表現について,実際に動いているゲーム画面を作ることになり,アニメスタッフの皆さんもご苦労されたと思いますとも話していた。

登場キャラに関して南條さんは,あき穂を演じるうえで,彼女が持つ"前向きな熱量"を保ちつつ,ロボの説明をするような演技が大変だったと話す。ちなみに南條さんは,最近,ロボ部の後輩になる日高 昴がお気に入りとのことである。

ROBOTICS;NOTES ROBOTICS;NOTES

 上映後,志倉氏は伏線に言及し,オープニング前のシーンでは登場キャラの吐く息が白いのに対し,本編に入るとそうではなくなることを指摘し,これ以外にもさまざまな仕掛けがあることを示唆した。また南條さんは,第1話のボイス収録から時間が経っているので,当時の緊張感を思い出したと話していた。

 次のコーナーでは,事前に募った中から数の多かった質問に,志倉氏と南條さんが答えた。
 最初の質問は,「ROBOTICS;NOTES」では,オーディションでキャストを決めたことについて。志倉氏いわく,前作「STEINS;GATE」の開発時にはシリーズの認知度が低かったこともあり,開発チーム側で各キャラクターの等身大の声優を指名したとのことだ。そのチョイスにあたっては,キャラクターと声優の性格まで考慮したという。

 一方,「ROBOTICS;NOTES」は,「STEINS;GATE」のヒットを受け,「オーディション形式にした」と志倉氏。その思惑は見事に当たり,全体で何百人という規模の応募があったそうだ。ヒロインのあき穂役だけでも50〜60人の応募があったが,南條さんには最も“あき穂っぽさ”を感じたそうである。
 それを聞いた南條さんは,周囲の女の子達の流行とは関係なく,自分の趣味に埋没するあき穂の姿に共感すると述べ,そうした部分が“あき穂っぽさ”として評価されたのならうれしいと話していた。

ROBOTICS;NOTES
 また神代フラウ役に名塚佳織さんを起用したことに関しては,「これまで,こんな役を演じたことないだろうと考えて選んだ」という。その発言を受けて,南條さんも「(名塚さんが)そう言ってた! こんな役やったことないって」「セリフがネットスラングだらけなので,何を言ってるのか分からないまま演じたって」と収録時の裏話を明かした。なお志倉氏いわく,名塚さんは期待を裏切らない演技を披露しているとのことだ。

 2番目の質問は,アニメ版の感想について。志倉氏は,ゲーム版では“種子島が持つゆったりした時間の流れ”を表現しようと,敢えて長く作ったと述べ,アニメ版ではそれがかなり凝縮されていると話す。それでも,ゆったりしたシーンを随所に差し込むなど,ゲーム版の雰囲気の維持に配慮しているそうで,氏は「同時期に放映を開始したアニメの中では,最もスロースタートなのではないか」と感想を述べた。また南條さんは,ロボやキャラの動きに関して,「こんなに動くとは思わなかった」と話していた。

 3番目の質問は,科学アドベンチャーシリーズ特有の専門用語が多いセリフについて。南條さんは,あき穂がこれまで成長してきた過程で何度も口にしてきたであろうフレーズや,説明口調を,いかにしてスムーズに演じるかについて苦心したという。カタカナ用語も多く,何度も台本で同じ単語を見ているうちに,ゲシュタルト崩壊を起こすこともあったそうだ。そんな南條さんに対して,志倉氏は「演技が上手だよね。あき穂そのままで,声を当てているという感じがない」と賞賛していた。

 4番目の質問は,2012年10月に行われたイベント「科学アドベンチャーライブ2012」について。志倉氏は,朗読劇とライブ演奏を交互に披露するという構成を「実験的な試み」と表現。とくにステージ転換時に生ずる独特の間や,世界線が変わる演出などが,どこまで観客に受け入れられるのかに挑戦したそうだ。ちなみに,志倉氏は同イベントに「自作自演臭が出るから」という理由で登壇しなかったが,客席から観客の反応をしっかりチェックしていたとのことである。
 また南條さんは,シリーズ3タイトルがクロスオーバーしたセリフの掛け合いが楽しかったと話す。さらに「ROBOTICS;NOTES」のキャスト全員で「フゥーハハハ」ができたこともいい思い出となったそうだ。

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 ここからは,来場者から寄せられた質問に,志倉氏と南條さんがランダムで答えていくという展開に。このコーナーでは,志倉氏が“中二病”について「男子はだいたい中二病。大人にならない男は中二病」と発言。さらに氏は自身のモノ作りを振り返って,「完成しても達成感より,もっとできるはずと考えてしまい,ゴールがない。それが“夢を持つ”ということであり,ずっと中二病が続く理由かもしれない」とも話していた。

 また志倉氏が科学アドベンチャーシリーズの企画を考えるときには,まず"何を科学するか"というテーマを決め,次に必要なキャラクターの設定を作り,そして彼らがどういうアクシデントに見舞われると面白くなるかをシナリオに落とし込んでいくという。必ずしもゲームである必要はないので,ゲーム的なシステムやインタフェースについては,深く考えないとのことだ。

 一方,南條さんは,あき穂との付き合いが長くなるにつれ,彼女なりにしっかりとした考えがあったり,ストーリーの中で成長している部分があったりすると話す。ゲーム版で演じる際に抱いた"猪突猛進"なイメージよりも,少しだけ大人だったことに気づかされたそうだ。
 また南條さんは,ボイス収録時にキャスト全員でフラウごっこをしていることや,音響監督が屋久島出身なので,南の島の状況を詳しく説明しながら演技指導をすることなどを披露。
 そのほか,このコーナーでは,志倉氏が普段,牛丼などのファストフードやインスタントラーメンなどを食べていることも明かされた。また南條さんが,コーヒーを日常的に飲んでいることを明かすと,志倉氏は「喉が渇いているわけでもないのに,飲むのがナゾ。オレには,そういうのないからなー」とコメントしていた。

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 また志倉氏は,宅配便などの数々のアルバイト経験と比較して,現在の仕事は好きなことをやれており,「自分のペースで好きな事をできるので、楽させてもらってるなーと思う」と発言。それを受けて南條さんも,かつて某人気ロボットアニメシリーズのプラモデルの梱包のアルバイトをしていたことを明かす。南條さんいわく,ときには流血するほど激しい作業だったとのことで,ベルトコンベア作業には詳しいという志倉氏も「そんな経験はしたことがない」とビックリしていた。

 最後に,志倉氏と南條さんが来場者に向けて,以下のメッセージを投げかけ,イベントは終了となった。

 「今は『ROBOTICS;NOTES』に全力投球ですが,科学アドベンチャーシリーズはずっと続いていきます。1タイトルごとに伏線やクライマックスがありますが,実はシリーズ全体を通じた伏線も用意しています。第5弾,第6弾と続いていく中では,『CHAOS;HEAD』も『STEINS;GATE』も通過点に過ぎないという,かなりマクロな目線でシリーズを作っていますので,ぜひ今後の展開にご注目ください」(志倉氏)

「学園祭でのトークイベントは初めてだったのですが,アットホームな雰囲気でいいなあ,と思いました。志倉社長とも,中二病とかいろんな話ができて楽しかったです。『ROBOTICS;NOTES』は,今,頑張ってアニメを作っていますので,今後にご期待ください」(南條さん)


 またイベント終了後には,志倉氏と南條さんに,イベントの感想などを聞くショートインタビューの場が設けられた。以下に,その模様の一部を掲載しよう。


──トークイベントを終えての感想を教えてください。

志倉氏:
 普段,自分でツイキャスを使って同じようなことをやっているのですが,目の前に視聴者がいて同じ空気の中でできるのは,やはりライブ感がありますね。今日のお客さんは,最初から暖かい感じで迎えてくださっていると感じたので,やりやすかったです。「僕が一番楽しんでるんじゃないか」と思うくらい楽しかったです。

南條さん:
 以前からトークイベントの出演はしていたのですが,今回のような規模は久しぶりで,アットホームな雰囲気を保てる距離感はいいなあ,と思いました。スタッフの学生さんの反応も新鮮で楽しかったです。

──アニメ版「ROBOTICS;NOTES」の今後の見どころなどを教えてください。

南條さん:
 ゲーム版で,さまざまな視点から描かれていたストーリーが,アニメになって一本筋になるので,どのようにまとまり,どのようにキャラクター達が絡んでいくのかという部分ですね。私自身,まだあき穂の目線でしか見ていないので,個人的に楽しみにしています。

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志倉氏:
 ゲーム版をやっていない人は,前半の10話分くらいまでに投げられる伏線が,どのように回収されていくのかに注目してください。たとえば,赤いオーロラなんかがそうですね。
 またすでにゲーム版を遊んだ方は,だいたいのことが分かっているはずですが,どんなルートを通じて,どのキャラクターを描いていくのかについては,アニメ版で多少アレンジしています。とくに,アニメーションとして動くことをアドバンテージにした描き方は,楽しみにしてほしいです。これまで放映された分だけでも,「ここ,こうなったんだ」という部分があったと思うのですが,その振り幅が後半に行くほど広がっていきます。分かる人には分かるという,無駄なこだわりが固まったような仕上がりなので,二度三度観ることで理解が深まる部分もあるでしょう。

──それでは最後に,本日,会場に足を運べなかったというファンに向けて,メッセージをお願いします。

志倉氏:
 ほぼ同じクオリティのトークを,ツイキャスでやっているので,ぜひ見てください。場合によっては,ツイキャスのほうがクオリティが高いかもしれません(笑)。

南條さん:
 今,私自身のTwitterで,皆さんと時間を共有するための不定期企画「麺ジョルノ」をやっています。同じ時間に,皆で麺を食べるというイベントなので,開催時にはぜひご参加ください。また機会があれば,ぜひイベント会場にも遊びに来てください。

──ありがとうございました。

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