「神様と運命革命のパラドクス」「ディスガイア D2」の声優陣が裏話を披露。日本一ソフトウェアのイベントレポート

　日本一ソフトウェアは2012年10月20日，千葉県の幕張メッセで行われた「電撃20年祭」において，同社の最新作を紹介するステージイベントを開催した。

　本イベントではPlayStation 3用ソフト「ディスガイア D2」が発表されたほか，2013年1月24日発売予定の「神様と運命革命のパラドクス」（以下，神パラ）の最新情報も公開。両タイトルに出演する声優陣のトークライブも行われるなど，会場は大いににぎわった。本稿では，その模様をお届けしよう。

　このイベントは，インターネットラジオ番組「日本一RADIO」の公開録音という形で行われた。ステージにはまず日本一RADIOのメインパーソナリティを務める間島淳司さん（「魔界戦記ディスガイアシリーズ」プリニー役）が登場。最初のコーナーは「神パラ」の最新情報紹介ということで，徳井青空さん（早乙女リリエル役），新田恵海さん（竜崎クロウエル役），楠田亜衣奈さん（綾小路シェリエル役）ら出演声優のほか，音楽を担当するユニット「妖精帝國」のゆいさま（妖精帝國の終身独裁官というやんごとなき設定……いや，立場の方なので，さまづけさせていただく），日本一ソフトウェア代表取締役社長の新川宗平氏らを呼び込んだ。
　

左から徳井さん，新田さん，楠田さん，ゆいさま

左から間島さん，新川氏

　「神パラ」最新PVの上映後，新川氏がゲームの概要を説明。7人の天使と強力してダンジョンを進んでいく独特なゲームシステムや，見た目を思い通りにカスタマイズしていく要素などをアピールした。

　続いて声優陣が，自身の演じたキャラクターを紹介。徳井さんは，「真面目で仕事熱心な子。見た目は，ザ・メイドって感じです！」と早乙女リリエルの魅力を語った。新田さんは竜崎クロウエルについて，「言葉使いは荒っぽいんですけど，お菓子作りが得意だったりして，すごく女の子らしい面もあるんですよ。ギャップを存分に楽しんでほしいですね」とコメント。楠田さんは綾小路シェリエルについて「エロいことしか言わなくて，一見何を考えているのか分からないんですけど，実はちゃんとしっかりした考えを持っている二面性のある子ですね」と紹介した。

　ゆいさまは，「私はゲームの中に入ることができるのだ。私を模したキャラクターも登場するぞ」と，自身が「神パラ」に登場することを独特の調子でアピール。そのキャラクターがゲームのどのあたりに登場するかまでは明かされなかったが，ぜひプレイして見つけてほしいと話していた。
　また新川氏によると，「神パラ」の初回限定版には「サウンドCD〜天界の調べ〜」というサウンドCDが同梱されており，天使達のキャラクターソングや，妖精帝國による楽曲も収録されるそうだ。ちなみにゆいさまは，本作のオープニング曲とエンディング曲の作詞も担当しており「（オープニング曲は）一度OKは出たのだが，物足りなさを感じて，また作り直したのだ。非常に難産な曲だった」と，苦労話を披露する一幕もあった。


　続いては，速報記事でもお伝えしたとおり，「ディスガイア D2」がついに発表。プロデューサーを務める小酒井省吾氏，半場友恵さん（エトナ役），笹本優子さん（フロン役）が登場し，間島さん（プリニー役）も加わってのトークライブが行われた。

　半場さんは「ラハール，エトナ，フロンが主人公の『ディスガイア』は1本しかないという事を忘れていまして，5，6本くらいずっと主役をやっているような感覚でした。でも3人ともちょこちょこ出させて頂いているので，久しぶりという感じは全然なかったですね」と，収録時のエピソードを披露。
　笹本さんも，「最初の『ディスガイア』はラジオドラマ形式で収録していたんですけど，今回は1人ずつだったので，ちょっと寂しかったですね。でも10年振りですし，すごく懐かしかったです」と感慨深げに話していた。

グラフィックスも，この通り格段にグレードアップ

左から半場さん，笹本さん

小酒井氏（写真右）

　「ディスガイア D2」のトークコーナーが終わると，「神パラ」のキャスト陣が再度登場し，ステージ上でガラポンに挑戦することに。さまざまなリンゴがアイテムとして登場する「神様と運命革命のパラドクス」にちなみ，ランクごとに違ったリンゴが食べられるこのガラポンで，半場さんが一等賞の高級リンゴをゲット。大盛り上がりのままステージは終了となった。

「神様と運命革命のパラドクス」公式サイト

「ディスガイア D2」公式サイト