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新作アプリの発表もあった「THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE 〜ORIGIN@L STARS〜」の公演1日め「Shining Side」レポート
1日めは,ゲーム内に登場する「DRAMATIC STARS」「High×Joker」「彩」「FRAME」「神速一魂」「Altessimo」「F-LAGS」「Legenders」の8ユニットに所属するアイドル達を演じている24人の声優陣がステージに立ち,楽曲やトークで会場を大いに盛り上げました。
今回は,アイドル達が新たなステージに立つ新作アプリの情報も飛び出した,笑いあり,涙ありの公演の様子を,がっつり紹介していきます。
●出演キャスト
【DRAMATIC STARS】
仲村宗悟さん(天道 輝役)
内田雄馬さん(桜庭 薫役)
八代 拓さん(柏木 翼役)
【High×Joker】
野上 翔さん(伊瀬谷四季役)
千葉翔也さん(秋山隼人役)
白井悠介さん(若里春名役)
永塚拓馬さん(冬美 旬役)
渡辺紘さん(榊 夏来役)
【彩】
バレッタ裕さん(華村翔真役)
山下大輝さん(猫柳キリオ役)
中田祐矢さん(清澄九郎役)
【FRAME】
熊谷健太郎さん(握野英雄役)
濱 健人さん(木村 龍役)
増元拓也さん(信玄誠司役)
【神速一魂】
益山武明さん(紅井朱雀役)
深町寿成さん(黒野玄武役)
【Altessimo】
永野由祐さん(神楽 麗役)
土岐隼一さん(都築 圭役)
【F-LAGS】
三瓶由布子さん(秋月 涼役)
浦尾岳大さん(兜 大吾役)
徳武竜也さん(九十九一希役)
【Legenders】
笠間 淳さん(葛之葉雨彦役)
汐谷文康さん(北村想楽役)
駒田 航さん(古論クリス役)
本公演の前説には,315プロダクションで事務員として働いている山村 賢(CV:河西健吾)がスクリーンに登場! この映像で,初めて彼の声が披露されたということで,大きな歓声があがっていました。
この曲では,ユニットごとにソロパートがあるのですが,ユニットによって,個性がでているのが素敵でした。また,別のユニットのキャストとも仲良く歌う姿が,とっても微笑ましかったです。
1曲めが終わると,仲村宗悟さんから応援してくれているプロデューサーへの感謝の言葉が語られました。
続けてステージに立つ声優陣が自己紹介と意気込みを,一人ずつコメントしていくことになり,それぞれ演じているキャラの台詞を披露しつつ,今回のライブに対する意気込みを話していました。
筆者は,2015年に行われた「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE -01,02 発売記念イベント」でも,彼らが歌う「STARLIGHT CELEBRATE!」を聞く機会があったのですが,その時の会場は小さなライブハウスだったので,会場の規模や若手声優3名の成長など……この2年のことを考え,ぐっとくるものがありました。
さらに,バックスクリーンに映し出された青空を背景にした3名の満点の笑顔が素敵でした。歌詞にある「FRAME!」の部分は,コールがあり,大迫力に。
最後には,3種類めの旗に持ち替え,徳武さんと浦尾さんが「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE -14 F-LAGS」のジャケットに描かれていた九十九先生と大吾くんと同じポーズを取り,さらにセンターの三瓶さんがユニットのロゴが書かれた大きな旗を掲げていました。F-LAGS……サイコー!
永野さんと土岐さんの2人の歌声,バックスクリーンに映る金色の音符,ステージ下方のスモーク,プロデューサー達の黄色に統一されたペンライトが相まって,神聖なステージのように見えました。本当に美しかった!
登場するユニットが1曲ずつ歌い終わったタイミングで,トークパートに。
このトークパートでは,DRAMATIC STARS,High×Joker,神速一魂の3ユニットを演じている10人が登場し,自分達が歌った楽曲についてトークをしました。
冬美 旬を演じている永塚さんは,High×JokerがShining Sideに出演するDRAMATIC STARSを除くユニットで,唯一1stライブを経験したユニットですが,それよりもずっとパワーを感じたと語っていました。
続けて,永塚さんに「やり残したことがあるようなので」と話を振られた野上さんが「子猫ちゃん達!」と叫ぶと会場から女性プロデューサーの歓声があがりました。続けて「野郎ども!」と叫ぶと,会場の男性プロデューサー達が声を上げたのですが,思った以上にボリュームを感じたのか「すごいな!」と口にしていました。
続けて,「神速一魂」の益山さんが「ライブっていいね〜」と言うと,ステージ上からは同意の声が数多く上がっていました。High×Jokerとは違い,神速一魂はリリースイベント以来のステージだったということですが,折角なのでプロデューサーさん達の声もいっぱい聞きたいなということで,ライブ特別バージョンとして「オレたちの最強伝説 〜一世一代、破羅駄威棲!〜」を披露したそうです。益山さんの「楽しんでいただけたでしょうか?」という問いに,プロデューサー達は元気に返事をしていました。
さらに今回は,ほかのユニットのメンバーがバックダンサーとして登場するということで,サポートする面々にも要注目なステージとなりました。
ソロコーナー1曲めとなるのは,仲村さんの「みんなで一番星になろうぜ!」という掛け声と共に始まった「THE FIRST STAR」! 終始,仲村さんが輝と重なって見えて,まさに一番星でした。バックダンサーは,益山さんと千葉さん。
「ぴんとこな 〜蝶よ華よ〜」では,バレッタさんがステージの真ん中に! つまり,翔真さんが真ん中に立てたってことなんですよね……。歌舞伎の世界では真ん中に行けなかった翔真さん……幕張のステージで輝いていました。バックダンサーを勤めたのは,永塚さんと土岐隼一さんの2人。
濱さんの元気な歌声と笑顔が印象的だった「Happy-Go-Unlucky!」では,最後に転んでしまったのか,倒れた濱さんをバックダンサーの永野さんと駒田さんが慌てて駆け寄っていましたが,そんな時でも笑顔を忘れない濱さんがとっても素敵でした! 元気になれるな〜。
「だいぶ・いんとぅ・にゅ〜・わあるど!」では,山下さんの粋なダンスが! この曲の前に歌われたソロ3曲のダンスに登場する振り付けを,自分のダンスに盛り込んで踊り,さらに歌も完璧に歌っていて……凄い! あと,映像にでてきたにゃんこ落語家のイラスト可愛かったです。にゃんこイラスト好きとしては,見逃せないポイント。バックダンサーを勤めた白井さんと浦尾さんのダンスにも目を奪われ,どこをみればいいのか分からなくなる盛りだくさんなステージでした。
14曲めの「流るゝ風の如く 〜和敬清寂〜」は,試聴がきたばかりの曲! ええー,もう中田さんの生歌で聞けちゃうんですか!? と思ったプロデューサーいますよね。わたしもだよ。同じ和の要素を盛り込んだ「だいぶ・いんとぅ・にゅ〜・わあるど!」とは,一変して,しっとりとしたメロディが心地よい,元茶道家な九郎さんらしい歌です。
続いての「Because」も,まだ試聴でしか聞けない曲です。ステージの後ろが開き,そこから登場する内田さんが格好いい。はやくCDが欲しいです。歌いながら登場した内田さんが,力強く歌う姿は315プロダクションで成長した薫の姿と重なりますね。サイコー!
野上さんの元気な掛け声から始まる「サイコーCOUNT UP!」。途中の「ムズかしそうなことはニガテ」で野上さんが見せた表情が,まさに四季といった感じで,会場でも黄色い歓声があがっていました。まさに「サイコー!」。
まず濱さんは,プロデューサー達が振るペンライトが眩しくて,とっても綺麗だったと語っていました。不幸な体質の龍の歌は,それを意識しつつ,不幸でも負けない! という気持ちを込めて,笑顔満載でお届けするようにしたということですが,それをプロデューサー達と楽しめたのが,本当に最高だったと話していました。
バックダンサーなしで歌った中田さんは,途中,歌詞がふわっとなってしまったところがあったそうで,それが悔しくて……と涙を見せていました。ほかのメンバーがフォローするなかで,バレッタさんに「得意の一発ギャグ!」という無茶振りが……。一瞬戸惑った様子のバレッタさんですが「ほっとけない君に,ホットティー」というギャグを披露し,「どういうこと!?」とつっこまれていました。その後,みんなで謝っておこうということになり,仲良く「すみませんでした〜」と謝ると,大きな笑いが起きていました。
難しい歌を完璧に歌いこなしていた山下さんは,「楽しかったな〜」とソロ曲を振り返っていました。宇宙のパワーを全部に行き渡らせよう! ということで,いろいろ詰め込んだ結果,自分自身もパニックになってしまったとのことでしたが,それもそれで楽しい! となったそうです。
続いて「ひろしさん,どうですか〜」と振られ,「誰がひろしや!」とキレのある返しで,プロデューサー達を笑わせたバレッタさん。今回は1人で歌う曲があるということで,緊張していたというバレッタさんですが,ソロ曲で翔真さんの「大舞台の真ん中に立つ」という夢を,また一つ叶えることができたこと,そしてその瞬間を沢山のプロデューサーの前で実現できたことが嬉しいと語っていました。会場からは,大きな拍手も。
……と,ソロ曲を披露してきた4人が感想を述べたところで,まだソロ曲を持っていない熊谷さんと増元さんが「いいなぁ〜…」と呟いていました。
ここからは,再びユニットソング! 17曲めは,DRAMATIC STARSの「DRAMATIC NONFICTION」です。歌声,ダンス,すべてにおいて成長を見せたDRAMATIC STARSのパフォーマンスは,圧巻でした。
17曲めからは,全ユニットの衣装がお揃いの物となり,「ORIGIN@L PIECES」シリーズのジャケットでアイドル達が着ている水色と白を基調とした衣装になっています。サイコー! それぞれの衣装がまったく同じというわけではなく,それぞれのキャラに合わせて個性的なデザインになっていました。
続いての「Never end『Opus』」」では,永野さんと土岐さんの2人が,まるでミュージカルのように動く姿に見惚れてしまいました。CDで聴くのとは,印象がまた違っていて,Altessimoの2人のことを思うと,泣きそうになるステージになっていました。あのステージには,麗くんと都築さんがいたなぁ……。
19曲めとなる「String of Fate」は,Legendersによる大人っぽい曲です。ダンス,色っぽすぎませんか? バックスクリーンには,ゲーム内の雑誌で見ることができる漫画のコマが映されていました。
最後に三瓶さんの「最高の景色を一緒に見ましょう!」という掛け声で,ペンライトでF-LAGSの“トリコロール”を作ることに。三瓶さん,徳武さん,浦尾さんがそれぞれが演じるキャラクターの声で「白だよ〜!」「こっちは,赤にしてくれ〜!」「こっちのプロデューサーは,青を」と指示してくれたおかげで,スムーズにトリコロールができていました。いいなぁ,わたしもやりたかったよー。
友人に確認してみましたが,ライブビューイングの会場でもちゃんとトリコロールになっていたそうで。幕張の会場と合わせて,一体何人でトリコロールを作ったんだ! と思うと,また泣けてきますね。
綺麗なトリコロールをみんなで作ったあとはは,トークパートです。
今回は,Altessimo,F-LAGS,Legendersといった3ユニットのキャストが登壇し,お揃いの衣装についてトークしました。
三瓶さんが「この衣装,かっこいいですか?」とプロデューサー達に確認すると「かっこいい!」という歓声が上がりました。続けて「プロデューサーさん,僕,かっこいいですか?」と涼くんの声で確認した三瓶さんでしたが,もちろん会場では「かっこいい!」という声が。かっこいいよー!
さらに,衣装のお気に入りのポイントが全員あるということで,それぞれが一斉にそのポイントをドヤ顔をしつつ指で指して,プロデューサー達にアピール。改めて見てみると,衣装がそれぞれ違って,みんなかっこよかったです。
最後に笠間さんが「右肩についている星は,プロデューサー達が手を置いてくれる位置になっていて,みんなが肩をたたいてくれて,背中を押してくれるからこそ,僕達は星になれるんです」と,プロデューサーへの感謝の気持ちを熱く語ってくれました。
21曲めの「OUR SONG -それは世界でひとつだけ-」では,High×Jokerのメンバーがスタンドマイクを使ってパフォーマンスを行いました。間奏の間,全員がそれぞれバンドで担当する楽器を演奏するような仕草をしていましたが,その姿がHigh×Jokerのキャラクターと重なって見えて,とってもキラキラしていました!
お次の「MISSION is ピースフル!」では,FRAMEのメンバーがゴンドラに乗って,プロデューサーのすぐ近くに! ボールを投げたり,プロデューサー達に笑顔で手を振ったりと,笑顔でパフォーマンスをする彼らが本当に近くにくるので,ドキドキしてしまいました。
23曲めは,神速一魂の「バーニン・クールで輝いて」。この曲では,神速一魂の2人が腕を交差して歌うという場面も! また,「オレたちの最強伝説 〜一世一代、破羅駄威棲!〜」と同様,コールの盛り上がりも凄まじく,プロデューサーも巻き込んでの「神速一魂」な2人の仕草を垣間見ることができるステージになっていました。
「MOON NIGHTのせいにして」は,DRAMATIC STARSの楽曲で一番新しいものということで,いままでの楽曲とは,また違った一面が楽しめるパフォーマンスに。とにかく,すっごく大人っぽい……。3人の動作や表情も大人っぽく,それに反応して黄色い悲鳴をあげるプロデューサーも多かったですね。途中の「おいで」という台詞では,一際大きな歓声があがっていましたね。
26曲めとなる「HIGH JUMP NO LIMIT」では,楽しそうに歌うHigh×Jokerのメンバーがとにかく輝いていました。みんなの笑顔が眩しい! ほかの楽曲もそうですが,とにかくHigh×Jokerの歌は,みんなで盛り上がろうといった感じに自然となるのが,サイコー!
最後は,全員で「DRIVE A LIVE」! 「アイドルマスター SideM」といったら,やっぱりこの曲ですね。ステージに立っていた全員の笑顔がまぶしかったです。バックスクリーンには,今日のステージの写真が何枚も映し出されていました。
キャスト達がステージから立ち去ったあと,しばらくの間をおいて,315プロダクションの社長・斉藤孝司の声が! どうやら,315プロダクションのアイドル達の新しい活動について発表があるということで,「アイドルマスター」シリーズの総合プロデューサーである坂上陽三氏が登壇し,今後の展開についてのPVを公開しました。
まずは,「アイドルマスター SideM」の情報を紹介するPVが公開され,100万ダウンロード突破と発表されると,大きな歓声が。続けて,「アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!」が発表されると,一際大きな声があがっていました!
最後に,メンバーそれぞれが今日の感想を紹介することになったのですが,そのなかで,とくに心に残ったのは,三瓶さんの挨拶でした。
三瓶さんが演じるF-LAGSの秋月 涼くんは,いまも876プロダクションという315プロダクションとは別の事務所にも籍をおく“元女装アイドル”。シリーズ内でも稀有な経歴のアイドルですが,そんな涼くんを演じている三瓶さんは,「いっぱい悩んだけど,315プロに入れて,F-LAGSに入れて,幸せです」と涙ながらに語っていました。この挨拶で,もらい泣きをしたプロデューサーも多いのではないでしょうか。
2月12日は,DRAMATIC STARS以外のユニットが入れ替わり,Shining Sideとは異なる雰囲気のステージが楽しむことができました。そちらの様子も追って紹介していきます。
関連記事:“理由あって,アニメ化”発表で大盛り上がりだった「THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE 〜ORIGIN@L STARS〜」の公演2日め「Brilliant Side」レポート
【セットリスト】
M1.Beyond The Dream
M2.STARLIGHT CELEBRATE! / DRAMATIC STARS
M3.勇敢なるキミへ / FRAME
M4.夢色VOYAGER / F-LAGS
M5.The 1st Movement 〜未来のための二重奏〜 / Altessimo
M6.Legacy of Spirit / Legenders
M7.オレたちの最強伝説 〜一世一代、破羅駄威棲!〜 / 神速一魂
M8.和風堂々!〜WAnderful NIPPON!〜 / 彩
M9.JOKER↗オールマイティ / High×Joker
M10.THE FIRST STAR / 仲村宗悟さん
(バックダンサー:千葉翔也さん/益山武明さん)
M11.ぴんとこな 〜蝶よ華よ〜 / バレッタ裕さん
(バックダンサー:永塚拓馬さん/土岐隼一さん)
M12.Happy-Go-Unlucky! / 濱 健人さん
(バックダンサー:永野由祐さん/駒田 航さん)
M13.だいぶ・いんとぅ・にゅ〜・わあるど! / 山下大輝さん
(バックダンサー:白井悠介さん/浦尾岳大さん)
M14.流るゝ風の如く 〜和敬清寂〜 / 中田祐矢さん
M15.Because / 内田雄馬さん
M16.サイコーCOUNT UP! / 野上 翔さん
(バックダンサー:熊谷健太郎さん/増元拓也さん/汐谷文康さん)
M17.DRAMATIC NONFICTION / DRAMATIC STARS
M18.Never end「Opus」 / Altessimo
M19.String of Fate / Legenders
M20.With...STORY / F-LAGS
M21.OUR SONG -それは世界でひとつだけ- / High×Joker
M22.MISSION is ピースフル! / FRAME
M23.バーニン・クールで輝いて / 神速一魂
M24.MOON NIGHTのせいにして / DRAMATIC STARS
M25.喝彩!〜花鳥風月〜 / 彩
M26.HIGH JUMP NO LIMIT / High×Joker
M27.夜空を煌めく星のように / DRAMATIC STARS & High×Joker
M28.DRIVE A LIVE
M29.Beyond The Dream
「アイドルマスター SideM」公式サイト
「アイドルマスター SideM」ダウンロードページ
「アイドルマスター SideM」ダウンロードページ
「アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!」公式サイト
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