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「バンドやろうぜ!」OSIRIS ONE-MAN LIVE “The Encorage Flag of Megiddo”in Zepp Tokyoライブレポート

 アニプレックス×ソニー・ミュージックが贈る「青春」×「バンド」リズムゲームアプリ「バンドやろうぜ!」iOS / Android。以下,「バンやろ」)のリアルバンドOSIRISが,2018年春に大阪・東京にてワンマンライブ “The Encorage Flag of Megiddo”を行った。今回は,2018年4月20日にZepp Tokyoにて行われた東京公演の模様をお伝えする。

 OSIRISはアプリの配信に先駆け,2016年6月にリアルバンドとしてライブ活動をスタートした。定期的なライブで着実にファンを獲得し,2度の全国ツアーを成功させ,ワンマンライブとしては今回の東京公演がこれまでで最も大きな規模となる。

 ステージの天井を見上げると,“The Encorage Flag of Megiddo”と題された今回のワンマンライブのロゴが描かれた幕が吊るされている。会場が暗転し,聞こえてくるのは吹き荒ぶ風の音。最初に登場したのはドラムの小金井 進役・バタヤンだ。大きな歓声を浴びながら,大きな旗(フラッグ)を持ったバタヤンは大観衆に鋭い視線を向ける。続けてベースの来栖真琴役・カゴメ,ギターのレイ・セファート役・瑠が登場し,最後にボーカルの高良 京役・小林正典が,俯きながらゆったりとステージに現れる。小林が手にしていたフラッグを地に突き刺した瞬間,時は動き出した。最初の曲は「Re:incarnation」だ。

画像(008)「バンドやろうぜ!」OSIRIS ONE-MAN LIVE “The Encorage Flag of Megiddo”in Zepp Tokyoライブレポート
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 開幕から“飛ばす”選曲に,フロアは爆発するように湧き上がった。「暴れろZepp Tokyo!!」という小林の煽りに,ステージに向かって伸ばされる無数の腕。間髪いれずイントロなしの2曲目は「Desire」。疾走感あるこの曲では,ステージが青と赤のライトで照らし出される。冷静と情熱,偽りと真実,まるで相反する心を表しているかのようにも見える。「In to the Madness」では,一転して重厚感あふれるサウンドを聴かせる。
 フロアで一斉に起きるヘドバンは,まるで大きくうねる波のようだ。休む間もなく畳み掛けられるOSIRISの音,そしてそれに応えるオーディエンスの熱量――。筆者はこれまで彼らのライブを追ってきたが,あらためて目の当たりにするその光景は,分かっているつもりでも毎度驚きで息を呑んでしまう。初めてライブを体験する観客にとって,これはどれだけの衝撃として映るのだろうか。

画像(011)「バンドやろうぜ!」OSIRIS ONE-MAN LIVE “The Encorage Flag of Megiddo”in Zepp Tokyoライブレポート

「“The Encorage Flag of Megiddo”へようこそ! 俺たちと一緒に,この瞬間しかない特別な一日を作ろう!」

 そんな言葉のあと,小林は拳を握り天にかざしつぶやいた「闇を照らす光となれ」――楽曲は,内なる想いが解き放たれたかのような力強さを感じさせる「Darkness」だ。続いてステージが暗転し,今度はフロア中が何色ものライトで照らし出される。イントロが始まった瞬間,大きな声が上がったのはL'Arc〜en〜Cielのカバー「虹」だ。OSIRISはこれまでに何曲もカバーを披露してきたが,どんな曲であっても確実にものにし,“OSIRISの音”にしてしまうだけの力がある。この曲を,じっと聴き入る者あり,腕を振る者ありと,思い思いに音に身を任せる観客の姿が印象的だった。

 小林がステージから捌けると,バタヤン,カゴメ,瑠の3人が向かい合い,ラウドなヘビーメタル調のインスト曲「Demon Walk」が始まる。瑠のギターソロからカゴメのベース,バタヤンのドラムソロへとアイコンタクトが交わされていく。あらためて,3人それぞれの確かな演奏力に唸らされる。続いて,ステージにはスポットライトに浮かび上がる小林の姿が現れ,ドラムのカウントから静かに心に入り込むようなボーカルが響く。一瞬で空気を神聖なものに変えてしまうこの曲は「Heavenly Breeze」だ。ライトに照らされたスモークが,まるで空の上の雲のように目に映る。この曲のボーカルパートは,ライブで披露するにはかなり難度が高いのだが,小林はラスサビのハイトーンを,ファルセットではなく音源どおりの地声で歌い上げた。力尽きてしまうのではないかと思うほど,力強い歌声とその姿に誰もが圧倒され,大きな拍手が巻き起こった。

 「今日,こうしてみんなと一緒にライブをできるのは……前回のツアーから,俺たちがまたライブをやりたいって,みんなと1つになりたいって強く願ったから。そして,それを待ち続けてくれた君がいるからです。本当にありがとう」と,ささやくようにつぶやく小林。ここに来られなかった人にも,遠く離れて会えなくなってしまった人にも,俺たちが紡ぎ出す音がいつまでも,どこまでも,遠く鳴り響くように……そんな想いが込められた「Cross Wish」。観客の誰ひとり,身動きもせずただじっと聴き入っている。きっとみんな,心の中でさまざまな想いを巡らせているのだろう。
 そして,ミディアムテンポのノスタルジックなナンバー「Way of Light」へ。メリーゴーランドをイメージさせるこの曲のクライマックスでは,天井のミラーボールが場内を無数の光の粒で照らし出す。まるで本当に,満天の星空の中にいるかのようだ。

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 続いて披露されたのは「Silent Crisis」,ハーモニカの音色が印象的な「Desert Hope」は,“不安や困難があっても,俺たちは常に立ち向かい続けているんだ”という,どこまでも先へ進もうと旅を続ける彼らの力強い姿を思わせる。一方,OSIRISがカバーする曲としてすっかりお馴染みとなった「モノクロのキス」では,一転して妖艶な空気を漂わせる。曲の途中で小林が人差し指を唇に当てキスを投げると,フロアから黄色い歓声が上がる。かと思えば,彼らの始まりの曲「Voice」では,カゴメと瑠もステージの前方に飛び出し,観客を煽っていく。

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 ライブも残り数曲となり,小林は言う。「俺たちは,1つのライブで終わるわけにはいかないんだ。同じところでずっと続けているわけにはいかないんだよ」と。そして今回のライブは,自分たちは主役ではなく“先導者”,いまここにいるみんなこそが主役であると。そうしてみんなが,また新しく誰かを照らす光となれるように。今日が,その希望の日であるように……そう,「この旗に誓って」と,先導者としての証であるフラッグを再び手にした小林が告げ,「Shade of Night」へと続く。ここからはまた狂乱の時間だ。ゴシックでダークなOSIRISきっての“暴れ曲”,「Bloody Masquerade」で観客たちは文字どおり踊り狂う。メンバーも頭を振り,ステージ狭しと縦横無尽に飛び回る。「Beyond the Limit」では,観客が一斉に手拍子をする圧巻の光景を見せる。問答無用でぶち上げられる爆音と小気味良いリズムに,どこまでも伸びやかなボーカルが重なっていく。

 本編ラストは「for you…」が飾る。感謝の気持ちを歌うこの曲では,メンバーみな輝くような笑顔だ。観客も一体となって声を合わせる“sing for you”のコーラスでは,小林に突然マイクを向けられたカゴメが照れ笑いする場面も。ステージもフロアも,眩しいほどのライトで照らされている。どこまでも明るく,希望を感じるエンディングだった。

画像(004)「バンドやろうぜ!」OSIRIS ONE-MAN LIVE “The Encorage Flag of Megiddo”in Zepp Tokyoライブレポート
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 大きな拍手はアンコールの手拍子へと変わる。それに応え,メンバー全員が今回のライブTシャツに着替えた姿で登場。ドラムのカウントからギターのリフ,イントロが始まってすぐに大きな歓声が上がったのはJanne Da Arcのカバー「-救世主 メシア-」だ。これはおそらく多くのOSIRISファンが待っていたであろう一曲だ。赤一色で染められたフロア,サビではみなが一体となってコールし,熱く燃え上がった。

 ここで,メンバーのMCタイムへ。ボーカルの小林からマイクを向けられた,ベースのカゴメ。「こんなにたくさんの人と楽しい時間を共有できて,本当にありがたく思ってます。えー……お天気も良かったですね! 最高でした!」。喋りが苦手だというカゴメのこのコメントに,観客から拍手と大歓声が上がる。
 続いて指名されたのはギターの瑠。「自分のやりたいこととかお仕事とか予定もあったりするのに……こうやって今日,OSIRISを選んでくれてありがとうございます」。言葉を選びながらも懸命に挨拶する姿に,またしてもあたたかい歓声が起こる。
 ラストに指名されたドラムのバタヤンは,マイクを持って立ち上がり「えー,ただいまご紹介に預かりました……」と笑いを取ったあと,自分のドラムセットのシンバルは,ライブ中の観客の顔を見たいがために高さを調整しているというこだわりを披露し,大きな拍手が上がる。そして小林は,「今回のライブで(観客に)男の子が増えたのが本当に嬉しい!」と語り大喝采が起きる。男性客も拳を挙げて応え,小林さんも彼らを嬉しそうに指差すという一幕もあった。

 この日のラストの曲は「Dreams」「俺たちの物語は,まだここじゃ終わりません。これから先も,みんなと,君と一緒に紡ぎたいから! 必ずまた会おうぜ!」。そう小林は叫び,歌い出す。風にはためくフラッグ,笑顔で歌い,希望の音を奏でるメンバー。観客も一体となり,声を合わせて歌う。
 今日この瞬間,この日生まれた熱はきっと,明日を照らす輝きとなる。未来へと続く道を行くのはここにいる1人ひとりだ。夢を夢で終わらせず,心にある願いを叶えるのはほかでもなく“自分自身”なのだと,そんなメッセージを感じられるステージだった。そして彼らもまた,光の道を進みつづける旅人だ。その道がどうか,煌めく未来へ続いているように。そうしてまた変わらぬ,いや,いまを超える最高のその先を観せてくれるようにと,心から願う。

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■出演
OSIRIS
Vo.高良京役 小林正典
Gt.レイ・セファート役 瑠
Ba.来栖真琴役 カゴメ
Dr.小金井 進役 バタヤン

■OSIRIS ONE-MAN LIVE “The Encorage Flag of Megiddo”@zepp tokyoセットリスト
Re:incarnation
Desire
Into the Madness
Darkness
虹(cover:L'Arc〜en〜Ciel)
Demon Walk(Inst)
Heavenly Breeze
Cross Wish
Way of Light
Silent Crisis
Desert Hope
モノクロのキス(cover:シド)
Voice
Shades of Night
Bloody Masquerade
Beyond the Limit
for you...

-encore-
-救世主 メシア-(cover:Janne Da Arc)
Dreams



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