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「V!勇者のくせになまいきだR」レビュー。魔王やムスメとともに,箱庭の上で魔物を育てて攻め込もう
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印刷2017/11/06 12:52

レビュー

「V!勇者のくせになまいきだR」レビュー。魔王やムスメとともに,箱庭の上で魔物を育てて攻め込もう

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは,PlayStation VR(PSVR)必須のPlayStation 4用タイトル「V!勇者のくせになまいきだR」を2017年10月14日に発売した。
 PlayStation Portableを中心に展開された「勇者のくせになまいきだ。」(以下,勇なま)シリーズの最新作で,本作は初めてのPlayStation 4でのリリース,そして初めてのPS VR対応,さらに舞台がフィールド形式の地上になるのも初と,初めて尽くしのタイトルとなった。本稿ではそのレビューをお届けしよう。

V!勇者のくせになまいきだR

 ゲームの基本的な流れは,従来のシリーズとそれほど変わらない。プレイヤーは「破壊神」となって,魔王とそのムスメとともに,食物連鎖に則って魔物達を増やし,やってくる勇者を撃退しながら,世界征服を目指すことになる。

今回は勇者にさらわれてしまうようなことはなく,プレイヤーの近くでアドバイスをくれる魔王とムスメ
V!勇者のくせになまいきだR

 これまでの勇なまシリーズは舞台がサイドビューのダンジョンだったが,本作は冒頭でも述べたとおり,シリーズで初めてフィールドが採用された。そのフィールドは,VR空間の部屋に置かれた箱庭で表現されており,ボードゲームを目の前に広げたような雰囲気だ。
 魔王とムスメは,本作ではサポート役としてプレイヤーのいる部屋にいて,世界征服に関する助言をしてくれる。セリフはもちろんフルボイスで,ムスメは時折プレイヤーの隣に来て,目を合わせると会話をしてくれるという,ちょっと嬉しい演出もある。

V!勇者のくせになまいきだR
最初の3ステージまではチュートリアルとなる。魔王のアドバイスに耳を傾けよう
V!勇者のくせになまいきだR
手前に浮いて見えるのが「神コントローラー」,通称神コン。プレイヤーの手元と連動している
会話が楽しいムスメ。いつの間にかすぐ隣にいて,ちょっとドキドキするかも
V!勇者のくせになまいきだR V!勇者のくせになまいきだR

 前作までのシリーズ作品は,地下を掘ってダンジョンを作る作業を魔物の育成と連動させていたが,本作は舞台がフィールドになったことで,ゲームシステムが変更されている。
 プレイヤーはフィールド自体には手を加えることができず,その代わりに「魔物の巣」を「魔界」の領土である紫色の地面に直接配置できるようになった。魔物の巣は配置することでその周囲を「領土化」し,それにより魔界の領土を広げていくのである。もちろん巣からは魔物が現れ,彼らを増殖させることで,魔王の居城「あんこくの塔」に迫る勇者達を撃退する,頼もしい軍隊として活躍してくれる。
 当然ながら巣は無尽蔵に置けるわけではなく,手元のコントローラーに表示された「カリス魔」が必要だ。カリス魔はやってくる勇者を倒したり,村などの勇者の拠点を征圧したりすることで手に入るので,最初は手持ち分だけでやりくりする必要がある。

V!勇者のくせになまいきだR
神コンに表示された数値がカリス魔。方向キーを左右に押すと巣を選択できる
V!勇者のくせになまいきだR
巣は紫色になった領土内に配置できる。巣からは魔物が数匹生まれ,同時に領土が広がる

 魔物は「ニジリゴケ」「エレメント」「ガジガジ虫」「トカゲおとこ」など,シリーズでもお馴染みのものが登場。フィールドには「魔しずく」という植物が生えていて,それが食物連鎖の最下層にいるニジリゴケの餌となる。さらに,ニジリゴケをガジガジ虫が食べ,トカゲおとこがガジガジ虫を捕食し……といった感じで,食物連鎖が起こる。そのバランスを考えて巣を配置すれば魔物が増殖/成長し,それが魔界の軍勢となっていくわけだが,これをうまく保っていくのが意外に難しい。

V!勇者のくせになまいきだR
魔しずくは魔界に取り込むと大きく育つ。食べられると一定時間枯れ,やがて復活する
V!勇者のくせになまいきだR
魔しずくのそばにニジリゴケやエレメントの巣を置くのが定石。ここから食物連鎖が始まる

 どこか1種が増えすぎたり,逆に減ったりすれば,途端にその上下の魔物に影響し,バランスが一気に崩壊してしまう。魔物達が空腹になると,彼らの上に肉のアイコンが現れるが,その場に餌となる魔物の巣を置くだけではまかなえない場合もあるので,ゲーム開始早々から魔物の数のバランスには気を配ることが重要だ。

V!勇者のくせになまいきだR
左に見える肉のアイコンは魔物の空腹を表す。餌となる魔物の巣を置くか,餌の近くに移動させよう
V!勇者のくせになまいきだR
ポインターを当てて[○]ボタンを長押しすると「吸引フィールド」で魔物を吸引して移動や合成ができる

 巣から現れる魔物のほかにも,カリス魔が溜まれば,食物連鎖の頂点となる最強の魔物「ドラゴン」を卵から生み出せるようになる。また巣を作るのとは別に,生息中の魔物を吸引しそれを合成させて特別な魔物を生み出す「合成召喚」も可能だ。合成召喚で生み出せるのは「デーもん」や「ゴーレム」など特殊な力を持つ魔物で,とくにこちらに迫る勇者の撃退に一役買ってくれる存在となるだろう。

V!勇者のくせになまいきだR
60のカリス魔を消費するドラゴン。巣ではなく卵から生まれ,空を飛び勇者を撃退する
V!勇者のくせになまいきだR
複数の魔物を合成して作り出す魔法陣。吸引する魔物の強さによって種類が変わる
V!勇者のくせになまいきだR
取った宝箱の空箱と魔物を合成すると,勇者を引きつける「ミミック」を作り出せる
V!勇者のくせになまいきだR
ワールドマップ上から入れる「魔界ガーデン」。「強化ポイント」を使うと,魔物を強化できる

 本作の魔王軍は攻めの姿勢にあり,あんこくの塔に迫ってくる勇者達を魔物達の手で撃退するだけでなく,フィールド上に点在する村や城などの勇者の拠点にこちらから攻め込んで領土にできる。魔物が一定数まで増え,それとともに増加する「破壊神スキルポイント」を消費して,「破壊神スキル」の「魔の進軍」を拠点に対して実行すれば,魔物達は一斉に進軍を開始。耐久力を0にできればそこは魔界の領土となり,魔しずくなどを含めた領土拡大へとつながる。もちろん逆のパターンもあり,周囲に魔物の巣を置いて防衛をしなければ,勇者がやってきて拠点を取り返されてしまうこともある。

 「魔物の食物連鎖の確立」と「魔界の領土の拡大」により戦力が増えたら,いよいよゲームの最終目標となる城への進軍だ。拠点を攻めるときと同様,最終決戦に挑む戦力を揃えて魔の進軍を使い,城を落としたら,そのフィールドはクリアとなり,次へと進めるようになる。

V!勇者のくせになまいきだR
ポインターを合わせると勇者の能力が見える。接近してくると魔王やムスメが教えてくれる
V!勇者のくせになまいきだR
中央に見える金色の「レア勇者」はドラゴンオーブを持っている。積極的に攻めてこないので,こちらから倒しに行こう
V!勇者のくせになまいきだR
神コン下側の黄色い印が破壊神スキルポイント。魔の進軍は2ポイントで実行可能だ
V!勇者のくせになまいきだR
魔の進軍を実行すると魔物達が拠点に攻めていく。成功すればこの場所が魔界の領土となる
V!勇者のくせになまいきだR
あんこくの塔の対角線上にある勇者の城。すべての拠点を征圧していなくても侵攻できる
V!勇者のくせになまいきだR
クリア時にはリザルトが表示される。好成績に挑むために,何度でもプレイ可能だ

 ルール自体はそれほど複雑ではないものの,勇者の城までたどり着くにはしっかりと手順を踏む必要がある。かといって制限時間は定められているし,時間をかけるほどやってくる勇者は強くなっていく。中には城の王子が伝説の剣を抜いてあんこくの塔に挑んでくるイベントなどもあり,魔物が増えるのをあまりのんびり待ってもいられない。限られた時間の中でどのような戦略で攻めるか考えていくのは,頭を悩まされつつも,非常に楽しい。

神コンから伸びるポインター。アナログスティックは使わずに動かせる
V!勇者のくせになまいきだR
  ゲームの操作は非常に快適で,手元に映るコントローラーからアーチ状に伸びたポインターをフィールド上で動かして,巣を置く場所などを決めればいい。カーソルの位置はコントローラーの左右の向きと前後に傾けた角度に連動していて,マウスのようにアナログに動かせるので,手を伸ばして動かしたりする必要もない。
 本作はフィールド全体で何が起きているのか把握するのが重要だが,これをリアルタイムで頭や視線を動かしてのぞき込む形で行えるのは,VRならではの面白い操作だ。

 VRタイトルというと,自分が別の世界に行っているような疑似体験ができるものが多いが,本作のように目の前に現れる何かに干渉して楽しむタイプのゲームも,VRに向いているというのが,本作をプレイすると実感できる。プラモデルや鉄道模型のジオラマをいじっているような感覚があり,箱庭の上をチマチマと動き回る魔物や勇者達の様子を眺めているだけでも楽しく,プレイヤー自身があまり動く必要がないので,日本人ユーザーのプレイ環境にも向いている。この手のゲームは今後もっと出てくるのではないかと思う。

V!勇者のくせになまいきだR
箱庭の中に広がるRPGのフィールド。マルチプレイなどができても面白そうだ
V!勇者のくせになまいきだR
ゲームが進むと,マップに合わせたステージも登場。この砂漠は流砂で魔物や勇者が流される

 ゲーム本編は10ステージ程度と,ボリュームはやや控え目という印象。PS VRというハードの性質上,それほど長時間プレイすることにはならないだろうが,もう少しいろいろなステージが楽しみたかったという気もする。価格がフルプライスではないためかと思うので,続編や追加コンテンツなどで対応があれば嬉しいところだ。

 勇なまシリーズとしても,フィールドでの戦略という新たな方向性を打ち立てた本作。よりRTSの要素が強くなり,シリーズ経験者も新鮮なプレイフィールで楽しめるはずだ。もちろんシリーズを知らなくても,チュートリアルなどしっかり作られているので,PS VRを持っているならぜひプレイしてみてほしい。

「V!勇者のくせになまいきだR」公式サイト

  • 関連タイトル:

    V!勇者のくせになまいきだR

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