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PS4用ソフト「Ghost of Tsushima」の探索やアクションを深堀りする最新デモ映像が公開
「Ghost of Tsushima」は,13世紀後半に起きたモンゴル軍の日本侵攻を描く,オープンワールド型アクションアドベンチャーだ。この侵攻(文永の役)により,1274年に占領された対馬だが,そこで生き残った若侍の「サカイ・ジン」はゲリラ戦を続け,そのうちモンゴル軍だけでなく島民たちからも“ゴースト”として恐れられるようになる。
今回公開された映像は,開発元のSucker Punch Productionsのアートディレクターであるジェイソン・コネル(Jason Connell)氏と,クリエイティブ・ディレクターであるネイト・フォックス(Nate Fox)氏が,事前に収録された19分ほどのプレイ動画を見ながら解説していくというものだ。
まずコネル氏は,オープンワールドの広大な世界において,いかに「探索に興味を持ってもらえるか」について語った。本作では,行く先々でさまざまなランドマークや気になるオブジェクトが配置されているだけでなく,遠くで煙が立ち上っているのが見えたり,島民や僧が道端でへたり込んでいたりと,ロケーションを作りこんでいるそうだ。
キツネやトリなどが隠されたエリアへと導いてくれることもあり,その中でも稲荷神社は何らかの意味を持っている様子。その道筋を教えてくれたキツネをねぎらって,なでることもできるなど,細かい描写もある。
続いて,フォックス氏は剣技アクションについて「侍ゲームで,ファンが何を期待しているか」が重要だと語る。敵陣へ正面から歩み入るという選択をすれば,まずは1対1での切り合いに持ち込む“スタンドオフ”を発動できる。本作の戦いはまさに“一閃”と表現できるもので,一撃で敵をなぎ倒していくのがカッコよく,血しぶきなどの表現も見られる。
また本作には,映画的な表現を意識した「モノクロモード」や,セリフをすべて日本語化できる言語選択もあり,欧米のサムライムービーのファンにとっては嬉しいところだろう。村人がジンの戦いを見て「おさむらいの戦いじゃない」と驚いているが,このあたりはジンが生きていくうえでの葛藤が表現されていると思われ,武士の誇りを捨てて,まるでニンジャのようなゲリラ戦に傾倒していくジレンマが表現されているのかもしれない。
ジンのコスチュームのカスタマイジング機能も今回のState of Playで紹介されており,甲冑の様式から着物の柄,蓑や面頬などのアクセサリーを使って好みのルックスにできるそうだ。それぞれの甲冑やアクセサリーにはステータスがあり,プレイヤーのプレイスタイルやミッションによって着せ替えしていくこともできる様子だった。
また,「お守り」のようなコレクションアイテムも存在し,これを身に着けるとジンのテクニカルスキルがアップグレードされるという。
「Ghost of Tsushima」は,発売まで残すところ2か月ほどで,そろそろマスターアップがアナウンスされてもおかしくない。欧米だけでなく日本向けにも,複数のインゲームアイテムが付いてくる「デジタルデラックスエディション」も発表されており,PlayStation 4世代の最後を飾る注目作品として,発売まで国内外で多いに盛り上がっていきそうだ。
「Ghost of Tsushima」公式サイト
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Ghost of Tsushima
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