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11月15日配信のパッチで「Battlefield V」がDirectX Raytracing対応を実現。ただし若干の制限あり
これによりBFVはDXR対応となり,必要な環境を整えればゲーム中にリアルタイムレイトレーシングを有効化できるようになるわけだ。
DXRの利用に必要なのは,
- Windows 10 October 2018 Updateを適用した(ビルド1809以降の)Windows 10(関連記事)
- GeForce RTX 20シリーズ搭載グラフィックスカード
- 「GeForce 416.94 Driver」以降のグラフィックスドライバ(関連記事)
- 11月15日以降のBFVパッチ
の4つ。DXRを有効化した状態でBFVをプレイするにあたっての必須および推奨環境について,NVIDIAは以下のとおり案内している。
【必要環境】
- GPU:GeForce RTX 2070以上
- CPU:Core i5-8400およびRyzen 5 2600以上
- メインメモリ容量:12GB以上
- OS: 64bit版Windows 10(October 2018 Update適用済み)
【推奨環境】
- GPU:GeForce RTX 2080以上
- CPU:Core i7-8700およびRyzen 7 2700以上
- メインメモリ容量:16GB以上
ハードウェアとソフトウェアをセットアップしたら,BFVのグラフィックス設定画面でDirectX 12を有効にする。そのうえで,プロンプトが表示されたらゲームを再起動。そして「Advanced Settings」からDXRを有効化して,詳細レベルの「DXR Reflections Quality」を選択する。環境設定は以上だ。
なおNVIDIAは告知記事の中で,これはBFVにおけるDXR対応として「最初のリリース」であることを強調している。
実際,現時点では「DXRレイトレース・リフレクション」の品質を「Low」(低)にする必要があり,「Medium」(中)以上にすると性能面での問題が発生するという。また,それと比べて優先度は下がるものの,DXR有効時は「Chromatic Aberration」(色収差),「Film Grain」(粒状性),「Vignette」(周辺減光),「Lens Distortion」(レンズの歪み)といったエフェクトを無効にすることもNVIDIAは推奨している。DXRを有効化してBFVを遊ぼうと考えている人は頭に入れておこう。
Windows 10がついに「DirectX Raytracing」(DXR)をサポート――本日公開の「October 2018 Update」で
日本時間2018年10月3日,「DirectX Raytracing」の新規サポートを含むWindows 10大型アップデート「October 2018 Update」の配信が始まった。つまり,Windows 10がリアルタイムレイトレーシングに対応したわけだが,それが何を意味するのかまとめてみたい。
GeForce公式blogの関連ポスト「Battlefield V DXR Real-Time Ray Tracing Available Now」(英語)
Electronics ArtsのBattlefield V公式サイト
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Battlefield V
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