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「あんスタ!!」新星ユニットのパフォーマンスがついにお披露目! ALKALOID&Crazy:BキャストによるユニットソングCDリリースライブをレポ

 2020年10月25日に,「あんさんぶるスターズ!!ユニットソングCD ALKALOID & Crazy:B リリースライブ〜Kiss of Party〜」がTOKYO DOME CITY HALLにて開催された。本公演は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け,当初予定されていた2020年4月から日程が延期され,観客収容率を50%とするため会場を変更して行われることとなった。本稿では,両ユニットの声優陣によるリアルライブの夜公演をレポートしよう。

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「あんさんぶるスターズ!!」公式サイト


 会場が暗転すると,ステージ上のスクリーンにALKALOIDとCrazy:Bの歩みをまとめた映像が流れ始める。2019年11月9日,Hareza池袋harevutaiにて行われた「AGF2019スペシャルイベントステージ」で,新ユニットの詳細発表とキャストがお披露目されたのはほんの1年前のことだが,発表時の大きな反響は筆者もよく覚えている(レポートはこちら)。その後はラジオ番組の開始やCDのリリースがあり,2月から本ライブのためのリハーサルがスタートしていたようだ。

 この記念すべき“パーティー”は,Crazy:Bの「Crazy Roulette」で幕を開けた。天城燐音役の阿座上洋平さん,HiMERU役の笠間 淳さん,桜河こはく役の海渡 翼さん,椎名ニキ役の山口智広さんの4人は,ユニット衣装をイメージさせる白と黒のパーカーに身を包んで登場し,ダンスと歌を披露した。MVほぼそのままの振り付けと,音源とほとんど誤差のない“本物すぎる”歌唱。そこに生のステージならではの熱量が加わり,そのインパクトは想像を遥かに超えるものだった。筆者もそうだったが,会場の観客たちもおそらく,歓声を上げそうになるのを必死で我慢していたのではないかと思う。個人的には阿座上さんによる燐音のセリフやアクション,笠間さんの“絶対にブレない”歌声,ワイルドさと可愛らしさが同居した海渡さんのパフォーマンス,着崩した衣装で終始笑顔を振りまく山口さんの姿に,全員があまりにも「Crazy:Bそのもの」だと感じた

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 続いて,天城一彩の「総員,突撃!」という声を合図に,ALKALOIDの「You're Speculation」が始まった。天城一彩役の梶原岳人さん,白鳥藍良役の天﨑滉平さん,礼瀬マヨイ役の重松千晴さん,風早 巽役の中澤まさともさんの4人は,ALKALOIDらしいかっちりとした黒いジャケットを纏い,パフォーマンスを披露する。それぞれの顔にはトランプのスートがペイントされており,ワイルドなイメージのCrazy:Bとは打って変わって,4人が織りなすフォーメーションが面白い。「あんさんぶるスターズ!!」のストーリー中では,藍良が「舞台上でぶつからないようにハンドサインを決めている」と話すくだりがあるのだが(メインストーリー第五章より),立ち位置が複雑に変わる様子を見ながら,たしかにサインが必要かも……と感動した。こちらのユニットに関して筆者が思ったのは,フレッシュかつ華のある梶原さんのパフォーマンス,天﨑さんの「ラブい」極まりない歌声,普段の雰囲気とは真逆の力強い歌唱を聴かせる重松さん,スピード感あふれる楽曲でも“大人”な雰囲気を感じさせる中澤さんに,これまたやはり「ALKALOIDすぎる……」と唸らされた

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 2曲が終わるとステージに全キャストが集まり,最初に流れた映像を観ながら振り返りトークに花を咲かせた。そして,ようやく今日を迎えられたことを全員で喜び合っていたのだが,梶原さんが「気合が入りすぎて,さっきの曲の振り付けで手のひらがつった」と話す。するとCrazy:Bの面々が,激しいダンスでアクセサリーを飛ばして一部なくしたり壊したりしていたと明かし,生のステージはなにが起きるか分からないと頷きあっていた。

 再び歌のコーナーに戻り,ALKALOIDの「翼モラトリアム」が披露された。こちらもMVとほぼ同じ振り付けと歌で“本物感”がものすごいことになっていたのだが,さらに感動したのは(当たり前かもしれないが)歌唱されたのがゲームサイズではなくフルサイズであるところだ。この曲の途中では,メンバーひとりひとりがユニットビジュアルでおなじみのポーズを取るパフォーマンスもあった。彼らを見守る観客のペンライトがターコイズブルーの光を放ち,大空と翼を思わせる楽曲にぴったりの,この上なく美しい景色が広がっていて胸を打たれた。
 続いて,暗転したステージに「俺っちたちのことも忘れてもらっちゃ困るなァ」と燐音の不敵な笑い声が響き,派手なブラスのイントロからCrazy:Bの「RISKY VENUS」が始まる。燐音とHiMERUのラップが小粋なこの曲のサビでは,リズムに合わせて観客がイエローのペンライトを振って応える。ライブを観ていた筆者のメモを見返したところ,先ほどの「翼モラトリアム」では何度も「エモい」と書かれていたのだが,この曲ではいくつも「ヤバい」という単語が書き残されていた。

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 曲が終わり,満身創痍のCrazy:Bの4人はステージに倒れ込み,「すごいねこの曲……」と息を切らせつつ,そのままメンバートークに突入した。そして,阿座上さんが4人での飲み会の日付を忘れた失敗談の流れから「じゃんけんであらためてリーダーを決めよう!」と,ラジオ番組でもおなじみの“クレイジーじゃんけん”で勝負をすることになった。このじゃんけんには独特の振り付けがあり,さらに“あいこ”が出たらじゃんけんのコールのキーが高くなっていくという恐ろしいルールも(ちなみにグーは拳を振りながら「ブンブン」,チョキはピースサインで「ちょりーす」,パーは高く手を掲げて「パーティー」とコールする)。「“俺っち”は博打好きだから受けて立つ」と宣言する阿座上さん,わりと重要な局面だがニコニコ笑顔の山口さん,2人のクレイジーじゃんけんの例を「はぁ……」という顔で見つめる笠間さん&笑いをこらえる海渡さんの姿がCrazy:Bそのままという感じで面白い。そして勝負は3回目で阿座上さんが仕込みなしの勝利! 見事リーダーの座を守った。それにしても本当に,Crazy:Bの何かのイベントストーリーにありそうな流れだった。
 Crazy:Bの本編ラストは,文字どおりのパーティーチューン「Be The Party Bee!」だ。曲間では阿座上さんが「行くぞおまえら!」と叫び,4人はステージの端から端へと動き回る。今度は「Boom! Boom!」の歌詞に合わせて客席の無数のライトが揺れ,大盛りあがりのうちに4人はステージをあとにした。

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 拍手が響くなか,ステージには「格好良かった!」と口々に感想を言い合うALKALOIDのメンバーが登場。トークも含めたCrazy:Bのパフォーマンスのクオリティに驚きつつ,中澤さんが「ALKALOIDもCrazy:Bも,なるべくしてなったメンバー」と言い,全員が深く頷きあった。ALKALOIDのトークパートでは曲のテンポの話題になり,今回ステージで披露するにあたって,ダンスも苦労したと明かした。踊っているときにメンバーと目が合うとすごく安心するとも打ち明け合い,ALKALOIDらしいほのぼのとした空気が生まれていた。余談だが,トークでは中澤さんがきちんと場を仕切り,梶原さんが会話のなかで独特の表現をし,天﨑さんが時折ツッコミを入れ,その様子を重松さんがそっと見守る(ときにツボに入る)という姿が,これまた実にALKALOIDらしかったことを書き加えておく。
 ALKALOID本編ラストの曲,「Kiss of Life」はスピード感あふれるクールな楽曲だ。冒頭では自らの心臓を拳で叩くような振り付けがあるが,聴いているこちらも鼓動が高まっていくようだ。スペードやハートなどのスートを叫ぶ場面では,声を上げられない代わりに観客たちはライトを掲げて応えていた。曲ラストでは梶原さんが二本指で投げキスし,全員の決めポーズがシルエットで浮かび上がった。

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 最後に,キャスト全員がステージに集まり,それぞれからコメントが送られた。

中澤まさともさん:
 自分も客席側から「いつかステージに立てたら」と思いつつ,もう(そういう機会は)ないかなと思っていました。でも,なんの運命のいたずらかこうやってここに来られて,この景色が見られたのを本当に嬉しく思います。今後の抱負としては,風早 巽の「昇天ドライブ企画」をやれればと(笑)。おあとがおそろしいようで。

重松千晴さん:
 本当に皆さまに会いたくて会いたくて……。大変な状況ですが,こうやって集まれて,多くの方に観ていただけたことは奇跡だなと思っています。スタッフの方々に支えられてこの8人でステージに立てて,皆さまに会えたことが幸せです。こんな大変な世の中でも,これからも“楽しい”を届けていきたいと思います。

天﨑滉平さん:
 ライブというのはいくらリハをしても,踊りができるようになっても,この場でしか完成しないものなんだなということを感じた一日でした。皆さんが応援してくださるこの場所にいられることが幸せです。まだまだこれからも素敵なステージや楽曲を届けたいですし,楽しんでもらいたいので,絆やスキルを上げていきます!

梶原岳人さん:
 このステージを目標にして頑張ってきて,本番で皆さんを目の前にしたら,それまであった緊張感や考えていたことが全部吹き飛びました。ひたすらすがすがしく楽しい気持ちでやれたステージだったなと。でも,これに満足することなく,新ユニット2つ,もっと仲良く高めあって,さらに面白く楽しく盛り上がるステージを目指して突き進んでいきたいと思います。

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山口智広さん:
 いま自分がここに立ってるのが夢みたいで幸せです。もともと4月にやる予定のライブでしたが,そのぶんメンバーみんなの結束が強くなったと思っています。今日という日はゴールじゃなくて,やっとユニットとして「あんさんぶるスターズ!!」に加われたのかなと。これからもどんどん,先輩たちに負けないように盛り上げていけたらと思います!

海渡 翼さん:
 昼公演よりも夜のほうが緊張していたんですけど,いざ始まると不安も緊張も吹き飛びました。頼りになる先輩方が支えてくださって,会場や配信でみなさんが観てくださったおかげです! まだ始まったばかりのユニットですが,もっと楽しく,笑顔をお届けできるように。これからもよろしくお願いします!

笠間 淳さん:
 僕はこうやって客席の景色をみながら,皆さんがどんな性格なのかなとかどのキャラが好きなのかを想像するのが好きなんです。僕らが見たいものがたくさんあるように,きっと皆さんにも見たいものがあると思います。自分たちだけがこんなに綺麗な景色を見させていただくだけじゃつらいので,これからも頑張ろうと思います。次はもっといいものを見せたいと思います!

阿座上洋平さん:
 今日が人生で初めての歌って踊るライブでした。練習の映像を見返すと自分のことしか見えてない感じだったんですが,こうやってライブをしてみたら,みなさんの目がちゃんと見えるし,サイリウムの揺れ方もひとりひとり違う。これから「あんスタ!!」で芝居をするときも,歌うときも,きっとこの景色を思い出すんだろうなって思います。今日がずっと楽しみで,「楽しみだ」が「楽しかった」に変わっちゃうのが寂しいけど,言わせてください。「あァ,愉しかった!」。ありがとうございました!

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 本編終了後,観客たちの拍手は次第にリズミカルに揃っていき,アンコールの声をあげられない代わりの手拍子が鳴り響いた。すると,「夏を取り戻そうぜ!」という燐音の声とともに,Crazy:Bの4人が飛び跳ねながら登場し,この夏を熱くした「Honeycomb Summer」が披露された。続けて,ALKALOIDがつい先日終わったばかりのイベント曲「Living on the edge」を熱唱した。どちらもまだ音源がリリースされていないため,フルで聴ける貴重な機会に喜んだファンは多いことだろう。

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 そして今後のCDリリース情報に続き,今回のライブが2021年4月に映像化・販売されることが発表された。また,10月22日に誕生日を迎えた天﨑さんへサプライズのお祝いとして,ハート型のケーキとともにバースデイソングがキャスト全員から贈られた。

 パーティーの最後には,8人で「BRAND NEW STARS!!」が届けられた。キャストたちはステージ狭しと動き回り,あちこちでさまざまな組み合わせの触れ合いを見せる。微笑みながら顔を見合わせて歌うALKALOID,楽しくて仕方ないといった様子でぴょんぴょんと飛び跳ねるCrazy:B,「あんスタ!!」を好きな人なら,きっとどの場面にも胸を打つものだろう(個人的には天城兄弟が向かい合って歌っている姿で涙がこみあげた)。熱く盛り上がった会場の熱が冷めやらぬなか,キャストたちも「帰りたくない!」と名残惜しそうにステージをあとにした。

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 キャストの挨拶にもあったとおり,今日までにこの状況下でレッスンが個別になるなどの影響があり,リハーサルはすべて合わせると実に99回,言ってみれば100回目のこの日が本番だったのだという。関係者や出演者の苦労は計り知れないものだと思うが,こうしてファンに向けて素晴らしいステージを観せてくれたことに,最上級の感謝を送りたい。また,今回本当に驚いたのが,記事中でも何度か触れた両ユニットの“らしさ”だ。年齢もキャリアもプロフィールもばらばらな彼らがステージでパフォーマンスをしている姿は,「あまりにもALKALOID」だし,「あまりにもCrazy:B」だった。キャストによるこうしたイベントを見ていて,作品のベースにあるストーリーや関係性を思い出す人は多いと思うが,違和感がないどころか,本当にほぼ“そのまま”だったことに心から驚かされた。

 「あんさんぶるスターズ!!」にはすでにたくさんの素晴らしいユニットが存在していて,「もうこれ以上はないだろうな」と思っていても,こうやって既存のユニットに負けないくらいの魅力的なユニットが登場してくる。それはこの作品の持つパワーももちろんだが,制作陣やキャスト陣の作品愛があるからにほかならないだろう。そしてそれを見守るファンの応援がある限り,次の「楽しみ」な何かはこれからもずっと続いていくはずだ。会場をあとにする人々の笑顔を見ながらそんなことを感じた,パーティーからの帰り道だった。

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■出演者(敬称略)

ALKALOID
梶原岳人(天城一彩役)
天﨑滉平(白鳥藍良役)
重松千晴(礼瀬マヨイ役)
中澤まさとも(風早 巽役)

Crazy:B
阿座上洋平(天城燐音役)
笠間 淳(HiMERU役)
海渡 翼(桜河こはく役)
山口智広(椎名ニキ役)

「あんさんぶるスターズ!!」公式サイト

「あんさんぶるスターズ!!Music」ダウンロードページ

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「あんさんぶるスターズ!!Basic」ダウンロードページ

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