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[gamescom]ケルンで一番有名なボードゲームショップで,ドイツのボードゲーム事情を探る
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印刷2015/08/08 19:11

イベント

[gamescom]ケルンで一番有名なボードゲームショップで,ドイツのボードゲーム事情を探る

[gamescom]ケルンで一番有名なボードゲームショップで,ドイツのボードゲーム事情を探る
 gamescom 2015が開催されているドイツは,電源を必要としないボードゲームやカードゲーム,いわゆるアナログゲーム大国でもある。事実,毎年エッセンで開催され,近年4Gamerも取材しているボードゲームの祭典「Internationale Spieltage SPIEL」は,毎年gamescomに負けない規模となっている。

 とはいえ,ドイツにおけるボードゲームの“普段の姿”となると,日本からはなかなか見えてこない。そこで,ケルンで最も有名と言われるボードゲームショップを訪れ,実際の店舗ではどのようにボードゲームが扱われているかを取材してみることにした。

 取材班が向かったのは,ケルン大聖堂近くに店を構える「BRAVE NEW WORLD」(以下,BNW)である。なんでもこの店が,ケルンでも最大規模のボードゲームショップらしい。
 Webで調べた限りでは大絶賛されているショップなのだが,実際に見ると,まぁゲームショップなんだし,こんなものかな? という店構えである。
 ショーウインドウに有名ボードゲームが並んでいたりするわけでもなく(ワルシャワやサンクトペテルブルクにあった店では,「Dixit」のような有名ゲームが飾られていることは珍しくなかった),意外とこじんまり……などと思っていた。このときは。

割と“普通”な感じの外観
[gamescom]ケルンで一番有名なボードゲームショップで,ドイツのボードゲーム事情を探る

 ところが店に入ると,とにかく「圧倒的」以外の言葉では表現しがたい世界が広がっていた。見渡す限り,アナログゲーム及びその関連商品の山,また山。PCゲームそのものの扱いはないが,PCゲームのグッズも幅広く扱っている。

入ってすぐに設置された,フィギュア用塗料コーナー……ではなく,レジ。左手側には「PORTAL」に登場するヒロインの1人,タレットさんの大型フィギュアも置いてある(しかも売約済み。悔しい)
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 さて,BNWは中二階気味のフロアと,地下一階のフロアに分かれている。
 どうやら地下一階がボードゲームエリアのようなのだが,まずは中二階から検分していこう。

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Warhammerシリーズがみっちり詰め込まれた棚。店の中古コーナーには古いCODEX(追加キット)も売られていた
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入口付近の平台からして,何かを感じさせる商品が並んでいる
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平台の反対側はMUNCHKIN特集的な状況になっていた。ちなみにこの写真の右側で見切れている部分には,ガンダムのカプセルフィギュアが販売されている。ガンダムはドイツでも人気だそうだ
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 中二階に上がってすぐは,TRPGコーナーになっていた。「クトゥルフの呼び声」や「Pathfinder」といった作品群のほか,不思議な雰囲気を漂わせる作品もみっちりと並んでいる。

写真右手に見える本棚のいちばん上が,ほぼほぼクトゥルフの呼び声関連商品
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Pathfinderの品ぞろえも充実している
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「OVA」なるタイトルのTRPG。「BESM」みたいに,昔からこの手のゲームは結構あるんですがね……ちなみに中身はフルカラー
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 TRPGコーナーを過ぎると,TRPG寄りのボードゲームから,各種画集,サウンドトラックといった感じで,さらにバラエティに富んだ商品が出迎えてくれる。

戦場のヴァルキュリアの画集
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よく見ると,「聖剣伝説」のサウンドトラック(限定版)が
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左手の大きな棚には,「アーカムホラー」や「タリスマン」,「Descent」に「Runebound」といった,TRPG要素が強いボードゲームが並んでいる
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 そしてさらに奥へ,奥へと入っていった取材班がそこで見たものは……

塗装済みのフィギュアなどが並ぶ,いわゆるトイのコーナー。ここもまた大変に充実している
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中二階最深部には,日本のキャラクターフィギュアのコーナーが。そしてこんなところでアイマスのフィギュアに出会うとは。ちなみに各種アニメフィギュアも(ショーケースに守られて)林立してました
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だいぶ満腹になりつつ1階に戻るが,これでもまだ半分。ボードゲームの類はあまり見ていない
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 さて,中二階の探索を終えたところで,いよいよ地下に突入。そこはボードゲーム好きにとってはたまらない空間になっていた。

地下への階段脇に積み上げられた専門誌のバックナンバーが期待感を煽る
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見渡す限り,ボードゲームの山アンド山アンド山。小さいながらもプレイスペースが用意されており,カップルがゲームに興じていた
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ボードゲームが詰まった本棚は,全部で4列。とにかく大量にある
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 なかでも一際筆者の目をひいたのは,入ってすぐの棚にさり気なく置かれた超レアアイテムである。

みっちりと詰まったウォーゲームの棚から見つけた,まさかまさかの「War in th Pacific」。太平洋戦争を扱ったウォーゲームでも最大規模を誇り,総ユニット数は8960。ちなみにお値段は約350ユーロ(=約4万7600円)。個人的には安いと思いますが……
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 このほか,ウォーゲームの棚には「No Retreat!」や「It Never Snows」といった比較的新しいものや,新作も並んでおり,決して売れ残った在庫が陳列してあるという棚ではなかった。
 あまりの素晴らしいラインナップに感激してオーナーに話を聞いてみたところ「俺の趣味だ」と明快なお言葉。ありがとうございます。

 さて,気を取り直してボードゲームの棚を漁っていくことにする。
 とにかく新旧入り乱れて棚に詰め込まれているので,全部を確認しようと思ったら1〜2時間は必要になるだろう。店員さん曰く,このフロアの商品点数は「だいたい5000くらい?」とのこと。

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タケノコ。見るからに見るからな感じ
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インパクトの強いボックスアート

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これはまた強烈に懐かしいTCG。しかも拡張セットのみ。いつからここにあるのだろうか……

ABC順だとか時代順だとかいった甘えた配置ではないので,特定の商品を見つけるには根性しかない。店員さんに聞けば,掘り起こしてくれるかもしれないが
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 ということで,さすが「ケルンで一番のボードゲームショップ」と評価されるだけあって,BNWの品ぞろえの豊富さというか,魔境っぷりは,想像以上の遥か斜め上を行っていた。
 BNWで強く感じたのは,ドイツにおけるボードゲームの,サブカルとしての側面である。日本にいると「ドイツではボードゲームを家族で遊ぶ文化が根付いていて,大人と子供が家で普通にボードゲームを遊んでいる」といった大変に健全健康な構図が強調されがちだが,BNWが醸し出す強烈なサブカル感(というかオタク感)は,そういった社交性と家族愛に溢れた構図からは微妙にズレているように思えたし,それはそれで素晴らしいものだ。これが多様性というものですよ。

 もしケルンを訪れることがあれば,是非Brave New Worldにも足を向けてみてほしい。ケルン大聖堂のごく近所なので,パックツアーでもちょっと立ち寄れるかもしれない。アナログゲームファンのみならず,ゲームグッズが好きな人ならば,しばし至福の時間を過ごせるはずだ。

伝説のテレビゲーム「PONG」をモチーフにしたTシャツ。電池ボックスが付属していて,柄はLEDでアニメーションする
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