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印刷2011/11/24 12:27

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「DOOM 3」のソースコードが無料公開に。id Softwareの技術に触れられるチャンス

画像集#001のサムネイル/「DOOM 3」のソースコードが無料公開に。id Softwareの技術に触れられるチャンス
 id Softwareは「DOOM 3」のソースコードを,オープンソースプログラミングのコミュニティサイト「GitHub」で無料公開した。

 DOOM 3は,カリスマ的なプログラマーであるジョン・カーマック氏が手がけ,累計350万本の売上を記録したFPS。本作で利用された「id Tech 4」と呼ばれるゲームエンジンは,「PREY」や「Brink」などにもライセンスされている。
 また,id Softwareが開発し,2011年10月に発売されたばかりの「Rage」では,同エンジンの第5世代である「id Tech 5」が使用された。

 このオープンソース化によってDOOM 3が無料で遊べるようになったわけではなく,3Dモデルやサウンド,テクスチャなどの権利は,id Softwareおよび親会社のZenimaxが保持している。つまり今回のソースコードの公開は,主にMODコミュニティ向けにリリースされたものだ。今後は「オリジナルDOOMのリバイバル」など,このソースコードを利用した,興味深いアマチュア作品が生み出される可能性は十分にあるだろう。

 プログラミングの知識を持つ人にとって,特異な才能でゲーム業界を引っ張っているカーマック氏の“頭の中”を覗き込む良い機会が訪れたのかもしれない。
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