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[E3 2006#175]9年ぶりの続編となる都市建設シミュレーション「Caesar IV」
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印刷2006/05/16 21:07

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[E3 2006#175]9年ぶりの続編となる都市建設シミュレーション「Caesar IV」

 E3 2006のVivendi Gamesブースはいわゆる“大作”が多数展示され,華やかな雰囲気に包まれていた。しかしその陰で,長い歴史を持つシミュレーションゲームのシリーズにひさびさの最新作が登場し,ファンの熱い視線を浴びていた。

 「Caesar IV」は,前作の発売からなんと9年ぶりに登場した,古代都市建設シミュレーションだ。プレイヤーは司政官となり,ローマを豊かな都市へと発展させるべく,産業の発展や施設の充実などに注力する。それぞれのシナリオには,人口,治安,文化レベルなどのクリア条件が設定されており,それらを満たすのがプレイ目標だ。最終的には,ローマ帝国を築き上げ,皇帝の座に君臨することを目指すわけだ。
 もちろん内政ばかりではなく,周辺諸国との関係にも気を配り,貿易を有利に進めたり,軍事力を高めたりする努力も必要だ。



 開発元 Tilted Mill Entertainment社長のChris Beatrice氏によると,前作までと最も大きく異なる点は,グラフィックスがフル3Dになったことだという。確かに,コロッセオ(円形闘技場)をはじめとする,古代ローマを象徴する建造物がゲーム内に再現されているので,当時の人々の生活などを思い描きながらプレイすると,とても楽しいだろう。
 都市を行き来する人々も細部まで描き込まれており,例えば荷馬車を引いている人をクリックすると,どの種類の資材が運搬されているのかが表示される。生き生きと描かれる人々は,単なる飾りではなく,一人一人がしっかりと役割を持って“生活”を送っているわけだ。

 本作では,30種類の資源75種類の職業100種類の建築物が用意されており,それぞれが異なる特性を持つとのことで,シミュレーションゲームのとしての深みがいっそう増している。とはいえ,初心者でも苦労せずに遊べるような工夫も盛り込んでいるそうだ。
 また,今回のバージョンには実装されていなかったが,ローマ以外の文明を盛り込むことも検討されているらしい。

 現在の完成度は約85%で,発売は9月に予定されている。都市建設シミュレーションや,古典古代の史実をテーマにしたゲームのファンなら,注目してほしい。(ライター:川崎 政一郎)

  • 関連タイトル:

    Caesar IV

  • この記事のURL:
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