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インディーズゲームの小部屋:Room#675「Everhood」
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印刷2021/03/17 10:00

連載

インディーズゲームの小部屋:Room#675「Everhood」



 今年はほとんど自宅に籠っているおかげで,花粉症に悩まされずに済んでいる筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第675回は,ジョディ・ロカ氏クリス・ノーディグレン氏の2人が開発した「Everhood」を紹介する。本作は,アドベンチャーゲームにリズムアクションの要素を組み合わせた,一風変わった作品だ。これは一応,外出自粛の数少ないメリットだろうか……。

画像集#001のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#675「Everhood」

 本作のストーリーは,人形の主人公が盗まれてしまった片方の腕を取り戻すために,奇妙な住人達が暮らす不思議な世界を冒険するというもの。この世界は多くの謎に包まれており,ここがどこで,自分がいったい何者なのか,何もかもが分からないことだらけ。旅を続ける中で,この世界の真実を知ることも大きな目的だ。

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 Steamの紹介文にもあるとおり,本作は「Undertale」に大きな影響を受けた作品で,登場人物はどれも一癖も二癖もある者ばかり。キノコやら,悪魔やら,魔法使いやらといった,言葉ではうまく言い表せないキャラクターが次々に登場し,要領を得ているような,そうでもないような会話の応酬でストーリーが進んでいく。う,うーん?

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 そして,もう1つ面白いのが,これらのヘンテコな連中とのバトルがリズムアクションになっているという点。しかし,よくある音楽ゲームと違って,ノーツに合わせてボタンを押すのではなく,タイミングよく回避しなくてはならないのが大きな特徴だ。

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 主人公はバトル中,左右の移動とジャンプが可能で,これを駆使して敵が繰り出してくる超高速のノーツ攻撃を潜り抜けていく。ノーツの中には壁のようなものや連続したものなど,ジャンプで飛び越せないものがあるので,基本は素早いステップで左右にかわし,ジャンプはここぞというタイミングで使うことになるだろう。

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 バトル中に流れる幅広いジャンルの楽曲はどれもノリがよく,サイケデリックなステージの演出も大きな魅力。とくに後者は,ステージがぐにゃりと大きく歪んだりなど大胆なものもあり,遊びやすさはともかくとして見ごたえがある。ただし,画面が激しく点滅するシーンも多いので,てんかんなどの症状を持つ人は十分に注意が必要だ。


 ストーリーについては多くを語ることはしないが,盗まれた腕を取り戻してからがいよいよ本番。本作はマルチエンディングを採用しており,プレイヤーの選択によって世界の命運が決まるので,ぜひ繰り返しプレイして,その行く末を見届けてほしい。

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 そんな本作のPC版は,Steamにて980円で発売中。また,Nintendo Switch版もニンテンドーeショップで発売されている。ちょっと変わったリズムゲームとしても楽しめるので,興味を持った人はぜひどうぞ。オススメです。

■「Everhood」公式サイト
https://everhoodgame.com/

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