「ゴースト トリック」，主人公・シセルの三つの“死者のチカラ”＆登場人物「カノン」「ミサイル」をまとめて紹介してしまいますともッ！

　いよいよ今週末の土曜日（2010年6月19日）に発売となる，カプコンのニンテンドーDS用ソフト「ゴースト トリック」。本作は，「逆転裁判」シリーズを手がけたカプコンの巧 舟（たくみ しゅう）氏による，完全新作のミステリーだ。

　本作は，主人公・シセルが死んだ状態からゲームが始まり，いろいろなものに“トリツク”“アヤツル”ことで，さまざまな登場人物達の運命を“更新”し，自らの“死”の真相に迫っていくことになる。

　今回は，ゲーム中の舞台の一つである「マンションの一室」で事件に巻き込まれる少女「カノン」と，その親友の小犬「ミサイル」を紹介。また，シセルの持つ三つの“死者のチカラ”の詳細が判明したので，さっそくお伝えしよう。
　なお，これまで公開されたステージ情報や登場人物については，以下の記事を参考にしてほしい。

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カノン

あんまりイジワルしないでね。神サマ。

今夜、マンションの一室で、親友の小犬・ミサイルと一緒に留守番をしている少女。晩ごはんの用意をして、誰かの帰りを待っている。ドーナツと本が大好き。運命のイタズラで、事件にまきこまれてしまう。

ミサイル

ボクにできるコトといえば“吠える”コトでしょうか。それ以外、何もありませんともッ！

飼い主の少女・カノンが大好きなポメラニアン。今年で2歳。シュミは元気いっぱい吠えるコト。カノンを守ることこそ、自分の使命だと信じている。運命のイタズラで、今夜、そのチャンスが訪れるのだが…

　クリスマスムードに装飾されたマンションの一室で，カノンはミサイルと一緒に留守番をしていたのだが，なんとそこに殺し屋がやってきた。カノンは殺し屋に捕まり，ミサイルは哀れにも命を奪われてしまう。


　そこにたどり着いたシセルは，以下の三つの“死者のチカラ”を使い，少女と子犬の運命を変えることになる。

・死者との会話
・死の4分前にモドル
・トリツク＆アヤツル

　「死者との会話」は，死者に“トリツク”ことで，その死者と会話ができる能力。死者に言葉は存在せず，思ったことがそのまま伝わるので，人間のみならず動物とも会話ができる。


　次に，「死の4分前にモドル」力を使うことで，死者が死に至るまでの4分間のドラマを，プレイバックできる。4分で何が起こり，なぜ死んでしまったのか，その運命を変えるにはどうしたらいいのか，そのヒントを見つけ出そう。

死の4分前に戻ると，死者と行動を共にできることもある。死者の言葉が解決の糸口になることも？

　そして，死の運命を変えるのが，「トリクツ＆アヤツル」だ。これは文字どおり，ステージにあるさまざまなオブジェクトに取り憑き，操ることができる力。死者であるシセルは，この力でのみ現実世界に直接的な影響を与えることができる。



　現在配信中の「ゴースト トリック」ダウンロード体験版では，今回紹介したマンションの一室における物語をプレイできる。「みんなのニンテンドーチャンネル」および全国のDSステーション，ニンテンドーゾーンでダウンロードができる。物語は体験版オリジナルなので，製品版のネタバレが心配な人でも安心（？）。期間限定とのことなので，本作をすみずみまで遊び倒したい人はぜひプレイしてほしい。


　なお，本日（6月17日）の22：00〜22：30に放送される「RADIO 4Gamer」に，本作のプロデューサーである竹下博信氏，ディレクターの巧 舟氏が出演して，「ゴースト トリック」の紹介をしてくれている。
　明日（6月18日）21：00〜22：30には，「GHOST TV 発売前夜祭」として生放送が行われる。こちらの詳細は「ゴースト トリック」公式サイトで確認してほしい。

「ゴースト トリック」公式サイト