「Android N」の愛称は「ヌガー」に。Googleが愛称を発表

　北米時間2016年6月30日，Googleは，「Android N」という開発コードネームで呼ばれてきた次世代Android OSの愛称が「Android Nougat」に決まったと発表した。Nougatというスペルに見覚えはなくとも，「ヌガー」と聞けば，キャンディの一種だとピンとくる人も多いだろう。

Introducing #AndroidNougat. Thank you, world, for all your sweet name ideas! #AndroidNReveal pic.twitter.com/7lIfDBwyBE

— Android (@Android) 2016年6月30日

That moment when... #AndroidNougat ? #AndroidNReveal pic.twitter.com/dzWYeiW0gk

— Android (@Android) 2016年6月30日

　GoogleはAndroid 1.5 Cupcake以降，開発コードネームを頭文字とする甘味の名前を愛称として用いてきた。GoogleはAndroid Nで，Android 6.0の「Marshmallow」（マシュマロ）に続く，「Nで始まる甘味の名前」を世界に向けて募集し，日本では一部で「ねるねるねるね」を挙げる声もあったりしたわけだが，蓋を開けてみれば，かなり順当なところに落ち着いたと言えそうである。
　ちなみにNougatはフランス生まれの菓子で，日本においてはフランス語読みをベースにした発音が定着している。ただ，英語（というか米語）発音では「ヌゥガット」に近い発音なので，覚えておくと，今後，GoogleのWebcastを見るときなどに混乱しなくていいかもしれない。

　Android NあらためAndroid Nougatは，2016年晩夏の登場見込み。Android NougatではグラフィックスAPI「Vulkan」や，Google自社開発VRプラットフォーム「Daydream」への対応，複数のアプリを同時に表示するマルチウインドウ対応などがトピックとなっている。

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