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  • 発表日:2015/10/30
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印刷2019/12/13 12:00

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【PR】非力なノートPCやスマホでもAAA級タイトルが楽しめる! ベータ版サービスが始まる「GeForce NOW」の魅力を改めて伝えたい

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 残すところ1か月となった2019年は,名だたる企業がクラウドゲームサービスに本腰を入れ始めた年だったと言っていいだろう。
 ソニー・インタラクティブエンタテインメントの「PlayStation Now」では10月から大幅に月額料金が引き下げられ,11月15日にはMicrosoftが「Project xCloud」の国内向けサービスを2020年に開始すると発表。11月19日にはGoogleが(海外向けではあるが)「Stadia」のサービスをスタートさせている。

 そのような中,NVIDIAとソフトバンクは,クラウドゲームサービス「GeForce NOW」の日本国内向けサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」のベータ版を12月17日に開始する。海外では先行して始まっていたGeForce NOWのベータ版がいよいよ日本上陸ということで,期待も高まりつつあるのだ。
 第1次の参加者募集はすでに終了しているが,現在行われている第2次募集に当選すると,2020年2月から参加できるので,体験したい人は申し込みを済ませておこう。

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「GeForce NOW Powered by SoftBank」
公式サイト


 とはいえ前述のように,GeForce NOWの国内展開は“これから”始まるところなので,それなりに興味があるゲーマーの中にも,まだ詳細を知らない人が多いのではないだろうか。また「クラウドゲーム」というサービスや用語自体の歴史が浅いこともあり,「そもそもどういったものか良く分からない」という人もいるだろう。

 というわけで本稿では,GeForce NOWの国内テスト目前というタイミングで,「そもそも“クラウドゲーム”とは何か」「GeForce NOWならではの魅力」を整理してみたい。第1次募集に応募済みの人も,今までGeForce NOWをまったく知らなかったという人も,この記事を読んでベータ版サービスに備えてもらえれば幸いだ。


クラウドゲームではネットを介して

ゲーム機(サーバー)を利用する


 「クラウドゲーム」は「ゲームストリーミング」などとも呼ばれており,一言で説明すれば,「インターネットを介して接続したサーバーを利用してゲームをプレイするサービス」だ。言い方を変えれば「ゲーム環境をそのまま“外部”に丸投げする」ものである。

 PCやゲーム機でゲームが動く仕組み自体を簡略化すると「ゲームデータを読み込む→CPUやGPUでデータを処理 →コントローラやキーボードからの操作情報をフィードバックしつつ,ディスプレイに処理の結果を表示する」という流れになる。オンラインゲームなどは一部の処理に外部のサーバを利用するが,ハイエンドのゲーマー向けPCにせよ小型の携帯ゲーム機にせよ,おおむねこの流れでゲームが進むことに違いはない。
 プレイするときに意識することはまずないが,ゲームの処理というものは,基本的に“目の前の箱の中”で行われるのが当たり前で,プレイの快適さにはその性能が大きく影響していたわけだ。

 一方で,クラウドゲームは前述のとおり,この処理をインターネットを介して接続したサーバーを利用して行う。ほとんどすべての処理をサーバ側で実行してしまうため,基本的に手元のハードで行うのは,コントローラやキーボードで入力された操作情報の「送信」と,その結果として送られてくる映像の「出力」のみだ。誤解を恐れずに言えば,ハードウェアが行う処理の“重さ”は,YouTubeのような動画サイトで映像を見るのと変わらない。

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 ではクラウドゲームには,従来のゲームシステムと比べてどのようなメリットがあるのか? それは「使用するハードウェアの性能やプラットフォームを問わない」ことだ。

 PCやゲーム機の場合,どんなゲームがプレイできるかは,プラットフォームやハードウェア性能に大きく左右される。例えば,AndroidタブレットにPCゲームはインストールできないし,低スペックのPCで最新のオープンワールドゲームなどの“重い”タイトルを快適にプレイするのも難しい。前者はOSやハードウェアの構造が根本的に違い,後者はCPUやGPUの処理能力が足りないからだ。
 ゲームPCがビジネス用などのPCと比較して高額になってしまうのは,多くの場合「高性能なパーツはそれだけ高い」というシンプルな理由に起因している。

 先に示したとおり,クラウドゲームなら手元のハードウェアで行うのは操作情報の送信と映像の出力のみなので,高い性能が必要とされず,OSやプラットフォームの違いも問題にならなくなる。前述した「Androidタブレットで重いPCゲームをプレイする」ことすら可能になるのだ。
 ゲーマーなら,ゲーム用のハードウェア選びに悩んで「1台であらゆるゲームがプレイできればいいのに」と思ったことは一度や二度ではないだろう。そんな夢が今,現実になりつつあるのだ。

 ただし,クラウドゲームには弱点もある。一番分かりやすいのが「回線」の問題だ。ゲームの処理を“外”(ネット上のサーバ)に任せている関係上,通信状態が悪いと遅延が発生したり,映像が劣化したりする。これらについては,現在も解決を目指して,技術的な改良が試みられている。


ゲームPC所有者にもメリットがある

GeForce NOW Powered by SoftBank


 以上を前提に,「GeForce NOW」の話に入ろう。PCゲーマーならその名称で分かるだろうが,GeForce NOWはNVIDIAが運営を手がけるクラウドゲームサービスで,同社が持つGPUの仮想化システムを活用している。
 基本的な仕組みは,前述したクラウドゲームそのままで,Windows PCやMac,そしてAndroidのスマートフォンやタブレットなどにクライアントソフトをインストールして,ネットワーク上にあるサーバを利用する形でゲームをプレイできる。

 日本向けのサービスは,正式名称の「GeForce NOW Powered by SoftBank」が示す通り,ソフトバンクが提供するが,同社の携帯電話や固定回線サービスとセットではなく,完全に独立したサービスとなっている。ソフトバンクのユーザーでなくても問題なく利用可能なのだ。

 GeForce NOWのサーバでは,NVIDIAのハイエンドGPU「GeForce RTX 2080」相当の処理能力を持ったマシンが動作している。非力なノートPCやスマートフォンでも,レイトレーシングなどの最新技術を使った,リッチなグラフィックスが楽しめるわけだ。また,予算などの問題でハイエンドGPUの購入を見送っているPCゲーマーにとっても,GeForce NOWは十分に検討する価値があるものだろう。

GeForce NOWで使用されるサーバー
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 加えて,GeForce NOWのさらなる特徴に,「Steam」「Uplay」「Battle.net」といった大手PCゲームプラットフォームとの提携がある。それらのライブラリに入った購入済みのゲームをクラウド経由でプレイする形のサービスで,対応タイトル(※)であれば,クラウドでプレイできるのだ。その際,“クラウド用”として新たにゲームを購入する必要はない。

※2019年9月時点で,北米および欧州地域向けβ版サービスの対応タイトルは約500

 ハイエンドGPU搭載のゲームPCを持っている人にとっては,クラウドゲームはあまり魅力的に映っていなかったかもしれないが,外出先でPCと同じゲームをスマホやタブレットで楽しめることは大きなメリットになるだろう。

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 もちろん,古今東西のあらゆるPCゲームがGeForce NOWに対応しているわけではないが,「クラウド環境でプレイするために,別途ソフトを購入しないと遊べない」とか「タイトルが期間限定の提供で,途中でプレイできなくなった」といった問題が起こりにくいことは,間違いなく注目に値するだろう。

 クラウドゲームで避けては通れない遅延については,まずGeForce NOWのクライアントソフトに搭載されている回線品質チェック機能を利用してほしい。プレイを始める前に,現在の環境の回線品質が十分かどうかを確認できる。
 また,国内のGeForce NOWで明確にサポート対象と明記されるタイトルは,ソフトバンクやNVIDIAできっちりと動作検証が行われたものであり,基本的にはクラウド環境でも問題なくプレイできる作品となっている。もちろん,クラウドゲームはインターネットを利用するという仕組み上,通信による遅延を完全になくすことはできないが,問題になりやすいところだからこそ,きっちりと対策が立てられてサービスされるのだと考えていい。

動作確認済みのタイトルには「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」(上)や「フォートナイト」(下)も(画像はプレイ中の画面をキャプチャしたもの)
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 最後になってしまったが,この記事の掲載時点(2019年12月13日)でのGeForce NOWの動作環境について整理しておきたい。基本的には,現在使用されているほとんどのPCやモバイル端末が問題なくクリアできるものだと言っていいだろう。

●OS
64bit版Windows 7以降,macOS 10.10以降,Android 5.0以降(メインメモリ容量2GB以上)

●通信環境
有線LAN接続,または周波数5GHz帯を用いる無線LAN接続(※IEEE 802.11ac)

●通信速度
15Mbps以上,25Mbps以上推奨

●入力デバイス
USB接続およびノートPC組み込みのキーボード,マウス

●動作検証済みゲームパッド
PCおよびMac:DUALSHOCK 4,Xbox Wireless Controller,Xbox 360 Wireless Controller,Logicool G F710/F510/F310

Android:Razer Raiju Mobile,SteelSeries XL/Stratus Duo

 記事の冒頭でも書いたように,現在「GeForce NOW Powered by SoftBank」ベータ版サービスの第2次参加者募集が行われている。無料で「最新のクラウドゲーム体験」ができるチャンスなので,興味があるならぜひ応募してほしい。最新情報は公式サイトのほか,公式Twitterアカウントでも発信されるので,そちらをフォローしておくといいだろう。

「GeForce NOW Powered by SoftBank」
公式サイト

「GeForce NOW Powered by SoftBank」
公式Twitterアカウント

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