マフィア梶田の二次元が来い！：第468回「夏休みにアメリカへ渡るトレーラー・パーク・ボーイズ」

アニゲラ，次回はふたりラジオでございます

　マフィア梶田，しばらくアメリカに行ってまいります。これが掲載されている頃にはおそらくサンフランシスコあたりにいるかと思うのですが，今回の渡米，主な目的は電子タバコのコンベンションへの参加です。

　「SAMURAI VAPORS」のショーンと一緒に誘われたのですが，個人的にも電子タバコ周りのビジネスが今どうなっているのか，実際にこの目で学びたいなと思いまして。以前にも書いたように，俺はオタクと電子タバコのマッチングって非常に相性が良いと考えているんですよね。メカニカルMODのデザインとか，オタク心を刺激するものだらけですし。

　というわけで，しばらく時差で変な時間にTweetしたりするかもしれませんが，どうかあたたかい目で見守ってくださればと！



　4GamerSPチャンネルにて好評配信中の「マフィア梶田のYouTuber始めました（仮）」。直近の更新では，「D×2真・女神転生リベレーション 」（iOS / Android），「とある魔術の禁書目録 幻想収束」（iOS / Android），「Fate/Grand Order」（iOS / Android）にてガチャを回してきました。

　シーズナルイベントやキャンペーンで特別なキャラクターが登場したりと，大いにガチャが盛り上がるアツい時期。一方で，スマホゲームを複数掛け持ちしていると財布は寒くなりがちです……。皆さん，転ばぬ先のマフィア梶田教で幸福なスマホゲーム生活を送ってくださいな！

「D×2 真・女神転生 リベレーション」公式サイト

「D×2 真・女神転生 リベレーション」ダウンロードページ

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「とある魔術の禁書目録 幻想収束」公式サイト

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「Fate/Grand Order」公式サイト

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　「トレーラー・パーク・ボーイズ」って観たことあります？　前回に引き続き，海外ドラマのお話なんですが，こちらはNETFLIXにて配信されている作品です。

　元々はカナダのドラマとしてシーズン7まで放送された後，シーズン8からはNETFLIXと契約して再出発したという経緯を持つ本作。その内容はトレーラーパークに住む“どうしようもない”連中をドキュメンタリー風に追いかけたコメディなんですが，本国だと知らぬ人はいないと言われるくらいの超人気作であるとのこと。


　しかしながら日本での知名度はイマイチで，NETFLIXで配信されるようになってからも，俺の周囲では観ている人間がまったくおりませんでした。というか，俺自身が本作の存在をつい最近まで認識してなかったです。

　そんな本作に，なぜ興味を持ったのか。「トレーラー・パーク・ボーイズ」はスピンオフや映画を挟みつつ現在シーズン13まで配信中なんですが，なぜか最新シーズンからいきなりアニメーションになっているんですよ。「実写ドラマだった作品が，いきなりアニメに切り替わるとはどういうことだ？」と，気になって調べ始めたのがきっかけでした。


　前に書いたかもしれないんですが，俺はシリーズモノを途中から観始めるということができない人間なんですよね。気になる作品があったら，どんな長期シリーズでもまず1作目からチェックする性質なんですわ。本作も，アニメが気になったもののいきなりシーズン13を観るというのは邪道と考えたので，シーズン1から観始めました。


　正直なところ，最初はピンとこなかったです。トレーラーパークに住む「リッキー」「ジュリアン」「バブルズ」の悪たれ三人組を中心に繰り広げられるドタバタモキュメンタリー。リッキーとジュリアンは大麻の栽培や窃盗で刑務所を出たり入ったりしている小悪党で，バブルズはそんな二人に巻き込まれがちな変わり者。社会の最底辺を這い回る彼らですが，いつか幸せを掴むために今日もケチな悪事を繰り返していく……。


　決して観られなくもないんですが，初期のシーズンは画質も悪いし，全体的な物語のスケールも小さいんですよ。実際，シーズン1の1話を観た後の感想は「こんなもんか」という感じで，しばらく続きを観ることはしませんでした。

　それが最近になって，気まぐれで流し見するくらいのつもりで視聴を再開したのですが……急激にハマりましたね。あれよ，あれよという間にシーズン7です。画質とかスケールとか，そんな上っ面の情報に惑わされたのが恥ずかしいです。このドラマ，クソ面白ぇ。


　最大の魅力は知れば知るほどクセになっていく，リッキー，ジュリアン，バブルズのキャラクター性。周囲の迷惑を顧みず，軽犯罪に手を染めては失敗を繰り返すという本当にどうしようもない連中なんですが，仲間同士の結束は固く，いつだって前向きにバカをやっている。そんな彼らのことが，不思議と憎めないんですよね。……というか，ドキュメンタリー視点で彼らの生活を追いかけているうちに，友人や家族に抱く親愛の感情に似たものがわきあがってくるのが不思議です。


　彼らを囲むトレーラーパークの住民達も，クセのある連中だらけ。リッキーやジュリアンにパシリとしてこき使われ，ヤバい時にはいつも身代わりにされてしまう可哀想な「コーリー」と「トレバー」。


　トレーラーパークの管理人で三人組を敵視している「レイヒー」と，その助手でなぜか常に上半身裸の「ランディ」。
　自分を黒人だと思い込んでいるラッパー気取りの白人，「J-ロック」など……。シーズンが進む毎に，まだまだ濃ゆい新キャラ達が増えていきます。

　トレーラーパークでの暮らしぶりは貧乏そのものですし，下品で，くだらなくて，出口の見えない毎日。でも，なんだかんだで彼らが楽しそうに日々を送っているのが心地良いんですよね。大げさな表現をすれば，人生というのは「幸も不幸も共有できる仲間」さえいれば，幸せの方が少しだけ勝るんだということを教えてくれる作品でもあります。


　こういう物語って基本的に「観ている分にはいいけど，自分が同じ立場になるのはゴメンだなぁ」と思うことがほとんどなんですが，本作に関して言えば，俺は「このトレーラーパークで暮らしたい！」と夢見るところまで感情移入しちゃいました。メンタルがヤバい……。


　まぁ，百聞は一見にしかず。とりあえず，ちょっと時間の空いた夜なんかに好きなドリンクとおつまみ片手に観てみることをオススメします！

トレーラー・パーク・ボーイズ | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト