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「ファンタジーアース ジェネシス」メディア向け先行試遊会をレポート。戦いは“拠点取り”に変わって遊びやすい
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印刷2018/07/25 15:00

イベント

「ファンタジーアース ジェネシス」メディア向け先行試遊会をレポート。戦いは“拠点取り”に変わって遊びやすい

 アソビモとスクウェア・エニックスは2018年7月20日,スマートフォン向け新作アプリ「ファンタジーアース ジェネシス」iOS / Android:以下,FEG)のメディア向け先行試遊会を,都内で開催した。PC向けオンラインゲーム「ファンタジーアース ゼロ」(以下,FEZ)の流れを汲んだ今作のインプレッションやイベントの様子をお伝えしていこう。

会場には同盟の盟主たちのパネル(左写真)や設定資料(右写真)などが展示された
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「ファンタジーアース ジェネシス」公式サイト


●「ファンタジーアース ジェネシス」メディア向け先行試遊会 登壇者
プロデューサー:アソビモ 河野智幸氏
監修ディレクター:スクウェア・エニックス 内山スグル氏

プロデューサーであるアソビモの河野智幸氏(写真上)と,監修ディレクターを務めるスクウェア・エニックスの内山スグル氏(写真下)
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FEZの流れを汲んだ新作がスマートフォンで登場


 今回のイベントは,プロデューサーの河野氏と,長年FEZに関わってきたスクウェア・エニックスの内山氏がFEGの最新情報を発表する形で進められた。

 FEGは「FEZをスマートフォン向けにカスタマイズしたオリジナル作品」という位置付けになっており,FEZの400〜500年前の時代を描く作品という。FEZといえば,2006年から12年間にわたって今なおサービスが続く老舗作品だけに注目度も高く,FEGの商標を取得したさいなどはユーザーから問い合わせが殺到したとのこと。

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 FEGにおいて,プレイヤーキャラは「エイルザン」「アデルヴァル」「ケムダーヴ」のいずれかの同盟に所属することになる。クラスは「ソルジャー」「ストライカー」「アサシン」「ハンター」「ウィザード」の5種類で,それぞれの役割を十分に果たしつつ,戦争を勝利へと導くのがゲームの目的だ。

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●5クラスそれぞれの使用武器と特徴
強固な防御力を誇り,戦前維持の役割を担う「ソルジャー」(武器:片手剣)
近接攻撃特化型みら「ストライカー」(武器:両手剣)
素早い動きとデバフを駆使して戦う「アサシン」(武器:短剣)
遠距離攻撃で前線を支援できる「ハンター」(武器:弓)
魔法によって高火力攻撃や支援攻撃を繰り出す「ウィザード」(武器:杖)

 5種類の武器については,内山氏いわく「FEG側にも刺突剣や手甲などのデータは内部的に存在するが,ローンチ時にはゲームバランスを考えて5種類のクラス及び武器を実装することにした。今後もFEZでお馴染みの武器や新武器を実装していきたい」とのこと。

 ゲームサイクルについては,他同盟との戦争とキャラクターの育成を繰り返すシンプルなものだという。
 戦争では,フィールドに立つ拠点「クリスタルタワー」が勝利の鍵を握る。クリスタルタワーを占領し,維持することで「勢力ゲージ」が上昇し,これがMAXになった同盟の勝利となる。FEZでおなじみだった「召喚獣」が今回も存在するのに加え,「盟主召喚」でプレイヤー自身が同盟のリーダーである盟主キャラを操作し,圧倒的な力を振るえる。
 敵同盟に追い詰められたさいに盟主召喚で一発逆転……というケースも起こりそうだ。ただし,盟主召喚は試合の終盤にしか使えず,時間制限もあるため「盟主を出したら勝ち,というゲームバランスではない」(河野氏)そうだ。

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 また,同盟同士が戦う大規模な「同盟総力戦」も展開し,活躍に応じて専用武具などの報酬がもらえるという。激戦が予想される「重要拠点」や「補給拠点」といった特殊な戦場も存在し,同盟への貢献度が高くなったり,良い報酬が手に入ったり,さまざまな効果や報酬もあるとのこと。

 キャラクターの育成については自分なりのカスタマイズが可能だという。
 FEZから大きく変化したのは武器の扱いだ。スキルはクラスではなく武器に紐づけられる形となっており,装備する武器によって使えるスキルが異なってくる。たとえば同じ片手剣カテゴリであっても,★1のものなら3つ,★4なら6つのスキルが使えるといった具合で,FEGでは武器の重要度が非常に高い。防具には「マテリアル」を取り付けて能力をアップでき,HPを増やしたり,攻撃力に特化したりといったカスタマイズができるため,プレイヤーの好みが色濃く反映されるのではないだろうか。

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 FEGは練り込まれた世界観も特徴となっており,ストーリーやイベントでは豪華声優陣によるボイスが聞けることもあるという。こちらも楽しみだ。

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仲間との連携を楽しめる,スリリングな集団戦


 イベントの後半では,メディアの参加者達を2チームに分けての実際に戦争を体験することになった。

 移動はバーチャルパッドで行い,画面右下にあるスキルやステップに対応したアクションアイコンで攻撃を繰り出したり,回避したりして立ち回ることになる。
 視点は斜め上から見下ろしたクォータービューが採用され,スワイプ操作でカメラの角度を,ピンチイン/ピンチアウトでズームアウト/インが可能だ。

視点変更に関してはかなりの議論があったという。当初はFEZをそのままスマートフォンで遊べるゲームという方向で開発が進められたが,最終的にスマホに合わせた操作性が必要だろうということで,現在のクォータービューを採用した形になったとのこと
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 戦争では仲間との連携がポイントとなる。自分のキャラクターは飛び抜けた強さを持つわけではなく,敵に囲まれるとあっさりとやられてしまう。また,勝利に近づくには敵を倒すことではなく,クリスタルタワーを占領することのほうが重要だ。

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イベント取材に同行した編集者yusukeは60キルを叩き出していたが,戦争に敗北して非常に嘆いていた(60キルとはいえ参加人数の関係上,複数のBOTも参戦していたので,大半はBOTキルかと思われる)。やはり勝ちたいならクリスタルタワーの占拠を優先することが重要になる印象だ
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 とくにクリスタルタワーをめぐる攻防は激しい。クリスタルタワーを占領している最中は動けないため,味方が占領にかかっているならフォローに周り,敵が占領を試みているならこれを妨害する……といった具合に,各々が戦況を冷静に判断しつつ動くことが大切である。回り込んで敵を背後から強襲する裏取りも有効だが,自キャラが死んでしまうとリスポーンまで何もできなくなり,そのあいだは味方勢力の戦力が当然低下する。場合によっては退却して態勢を整えるべきだろう。

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 通常攻撃やスキルは,画面右下に並ぶ3〜7個のボタンを押して発動させるのだが,軽くタップすれば近くの相手を自動で狙い,長押しすると着弾地点を任意に選べる形式だ。どのタイミングでどのスキルを使うかというテクニックは磨くこと必須だが,操作を覚えたあとはすぐに駆け引きに没頭でき,戦争を大いに楽しめた。

使えるスキルの数は武器のレアリティや種類によって変わってくるという。同じタイプの武器でも,レアリティが高いとそれだけ多くのスキルが装備されている
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街の中にはさまざまな施設が並ぶ(写真上)。中には「クラス変更所」というものもあり,キャラクターのクラスを自由に変えられるようだ(写真下)
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 今回の体験会を通じて感じたFEGについてまとめると,「スマートフォン向けにカスタマイズしたオリジナル作品」というコンセプトはきちんと表現されており,FEZを知らない人でも,すぐにファンタジーアースという作品の面白さを味わえる印象だ。

会場では,勝利した同盟の代表者にグッズの詰め合わせがプレゼントされた
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 気になる配信日については未定だが,直近の情報としては2018年8月3日〜8月9日の期間でクローズドβテストの実施が決定している。Android限定となるが,7月31日までCBT参加者の募集が行われているので,ぜひ応募しよう。

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