三国志の世界を描くシリーズ最新作，「Total War: THREE KINGDOMS」の最新トレイラーが公開

　SEGAとCreative Assemblyは，数万の兵士が激突する壮大なバトルシーンで知られる「Total War」シリーズの最新作「Total War: THREE KINGDOMS」の最新トレイラーを公開した。

「Total War: THREE KINGDOMS」公式サイト

　18年という長い歴史を誇るシリーズだが，今回は初めて三国志の世界を描くことになる。これまで公開されたトレイラーからは，劉備，関羽，張飛だけでなく，曹操，董卓，袁紹，呂布，夏侯惇といった群雄が多数登場することが分かっており，リーダーだけでなく武将達にもスポットライトが当てられた，従来作以上に物語性の高い作品になるようだ。


　新たに公開されたトレイラーでは，呉を建国した孫権の父・孫堅（Sun Jian）が，洛陽の井戸の中から伝国璽（でんこくじ。皇帝の印）を見つけ，それを天命と感じて中原に覇を唱えるシーンが描かれている。
　ゲームプレイの様子が確認できる映像はそれほどないものの，孫堅や董卓などのキャラクターが戦略マップを移動する姿が確認できる。また，女武将の姿も気になるところで，100人を超えるというシリーズ最大数の武将には，ほかにどのような人物が含まれるのか楽しみだ。


　2018年6月13日に掲載したE3 2018レポートでお伝えしたように，武将同士の「一騎打ち」や，新たなユニットタイプ「軍略家」（Strategist）の登場など，三国志の世界を「Total War」で再現するにあたって，さまざまな試みが行われている。日本のゲーマーにとってもなじみ深い世界だけに，日本語版が今のところアナウンスされていないのがやや残念だが，続報の公開を楽しみにしたい。「Total War: THREE KINGDOMS」の発売は，2019年春が予定されている。