NZXT，ゲーマー向けキーボード，マウス，マウスパッドを米国で発表。国内展開も予定あり

　北米時間2022年3月15日，PCケースで知られるNZXTは，同社初となるゲーマー向けキーボード「Function」シリーズや，ゲーマー向けマウス「Lift」，およびマウスパッドを米国で発売した。NZXTによると，時期は未定だが国内発売の予定もあるとのことだ。

Function

Lift

　ワイヤードキーボードのFunctionシリーズは，フルキーボードタイプの“無印”と，10キーレスタイプの「Function Tenkeyless」，10キーだけでなく一部のキーも省いた小型キーボード「Function Minitkl」の3製品がラインナップされている。全機種とも，ホワイトとブラック，2色のカラーバリエーションがある。
　米国市場でのメーカー想定売価は順に，149.99ドル（約1万7800円），129.99ドル（約1万5400円），119.99ドル（約1万4200円）だ。

Function。磁石で本体に固定できるパームレストが付属している。ボディはアルミニウム合金製だ

Function Tenkeyless

Function Minitkl

　Functionシリーズの特徴は，カスタマイズできるところの多さにある。たとえば，キースイッチには，Huizhou Gateron Electronic Technology（以下，Gateron）製のメカニカルキースイッチを採用しているが，これを取り外してCherry MX互換のキースイッチと交換できるという。また，USBケーブルも着脱式なので，好みのケーブルに変更できるわけだ。
　全キーの同時押しが可能なNキーロールオーバーや，誤認識を防ぐAnti-Ghosting（アンチゴースティング）といったゲーマー向けキーボードでは欠かせない機能や，［Windows］キーのロック機能，キー単位で発光色を変更できるカラーLEDイルミネーション機能なども備えている。機能面で見劣りすることはなさそうだ。

　右手用ワイヤードマウスのLiftは，約67gという軽さが売りの製品だ。軽量マウスでは，ボディの外装に孔を開けて軽量化している製品が多いところ，Liftは孔開け加工などに頼ることなく，この重量を実現しているのが見どころと言えよう。
　米国市場でのメーカー想定売価は49.99ドル（約5900円）となっている。

Lift。6ボタン仕様の右手用で，カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色展開だ

　USBケーブルに，アウトドア用のロープに使われる「パラコード」を採用したことで，ケーブルによる抵抗が少なく動かしやすい点も特徴とのこと。搭載センサーは，PixArt Imagingのハイエンド光学式センサー「PMW3389」を採用しているとのことだ。

　最後のマウスパッドは，布製で幅410mmの「Mouse Pad MMP400」，幅720mmの「Mouse Pad MMP700」，幅900mmの「Mouse Pad MMP900」という3製品をラインナップしている。米国市場でのメーカー想定売価は順に19.99ドル（約2400円），24.99ドル（約3000円），29.99ドル（約3600円）だ。

Mouse Pad MMP400。カラーバリエーションはホワイト，グレー，ブラックの3色展開である

Mouse Pad MMP700

Mouse Pad MMP900

NZXT日本語公式Webサイト