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“今日のレトロゲーム”にフォーカスしていく連載「レトロンバーガー」。さて,今年は2019年です。2019年は何の年かご存知ですか? 「アマガミ」や「ラブプラス」が10周年,「メモリーズオフ」や「Lの季節 〜A piece of memories〜」が20週年,そして「R-TYPE II」が30周年のアニバーサリーイヤー!! そんなわけで,今回は“今のR-TYPE”を見ていこうと思います。
初代「R-TYPE」は,旧アイレム(現アピエス)から1987年にアーケード向けタイトルとしてリリースされました。まだ珍しかった「溜め撃ち」や攻防に使える「フォース」といった斬新なアイデアを盛り込みながらも遊びやすくまとまった設計,そして有機的なラインを取り入れた敵キャラクターのデザインがプレイヤーの心をつかみ,今でも横スクロール型シューティングゲームを代表するタイトルの1つとして数えられるほど好評を博しました。続く「R-TYPE II」は1989年にリリースされた直接の続編で,高い難度は賛否が分かれたものの,ファンからは固い支持を得たとか。
そんな「R-TYPE」&「R-TYPE II」が,2018年に再登場しました。
R-Type Dimensions EX
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2018年終盤にリリースされた「R-Type Dimensions EX」(PC / PS4 / Nintendo Switch)は,海外版の「R-TYPE」&「R-TYPE II」をベースに,UI配置が若干変わる16:9画面モードや,3Dグラフィックモードなどを追加した,一種のリビルド移植タイトル。ドット絵のオリジナルグラフィックモードと3Dグラフィックモードは,プレイ中でもワンボタンで切替可能です。
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“EX”と付いているのは,本作が2013年11月にリリースされたPS3版「R-Type Dimensions」を改修したものであるため。ちなみにPS3版「R-Type Dimensions」自体,2009年2月にリリースされたXbox 360版「R-Type Dimensions」にアレンジBGMやボタンコンフィグを追加するなどしたバージョンで……リビルドにしろ大元はもう10年前……。
国内版に手が馴染みきった“R-TYPEガチ勢”には戸惑う場面があったりするかもしれませんが,残機無限のインフィニティモードで激ムズな「R-TYPE II」を悠々プレイできたり,オンラインランキングに対応していたりと,「押さえて欲しいところは,しっかり押さえられている!」といった印象です。
3Dグラフィックモードではカメラの位置が斜めになる“アングル”設定も可能です。3Dグラフィックモードの敵キャラクターは,斜めから見ると立体感が強調されて,一部は割と大変なことになっています。
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R-TYPE III & SUPER R-TYPE
そして「R-TYPE II」には,大幅なアレンジが施されたスーパーファミコン移植版の「SUPER R-TYPE」と,その続編的なスーパーファミコン用ソフト「R-TYPE III THE THIRD LIGHTNING」があるわけですが,この2作が1本のSuper NESおよび互換機用のカートリッジにまとめられて,昨年retro-bitから発売されました。日本でもretro-bitの国内代理店であるJNNEXが販売しています。
奇しくも2018年という年に,R-TYPEシリーズの4作が,リフレッシュした姿でリリースされていたというわけですね。
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ちなみに特殊な形式の実装が行われているらしく,ソフトウェアエミュレータ系の互換機では正常に動きません。購入を検討している人はご注意を。JNNEXは,同社が販売している「レトロデュオ」でのプレイを推奨しています。
またretro-bitはPlug and Play機「Super Retro-cade」と,その日本向けバージョンの一種「ジェネレーション4」にもR-TYPEシリーズを収録していますが,このハードは正直なところエミュレート精度が高くないので,これに関しては「資料的なものを求めるマニアだったら買い」といったところでしょうか。
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Irem Arcade Hits
2010年にリリースされ,現在はGreen Man GamingやMac用App Storeから入手できる「Irem Arcade Hits」には,「R-TYPE LEO」や「Superior Soldiers(邦題:パーフェクト・ソルジャーズ)」といった,R-TYPE関連タイトルが含まれています。ただ,海外用にシステムまで改変されたバージョンだったり,コントローラ周りが整備されていなかったり,Mac版は日本語環境でのバグ報告が寄せられていたりと,なかなかオススメは難しいタイトルです。これもまた,「資料的なものを求めるマニアだったら買い」といった感じになります。
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- AIR DUEL(エアデュエル)
- BATTLE CHOPPER(Mr.HERIの大冒険)
- BLADE MASTER(クロス・ブレイズ)
- COSMIC COP(GALLOP)
- DRAGON BREED(ドラゴンブリード)
- GUN FORCE(ガンフォース)
- GUN FORCE II(ジオストーム)
- HAMMERIN HARRY(大工の源さん)
- IMAGE FIGHT(イメージファイト)
- IN THE HUNT(海底大戦争)
- KUNG FU MASTER(スパルタンX)
- LEGEND OF HERO TONMA(レジェンドオブヒーロー・トンマ)
- MYSTIC RIDERS(魔法警備隊ガンホーキ)
- NINJA SPIRIT(最後の忍道)
- R-TYPE LEO(R-TYPE LEO)
- SUPERIOR SOLDIERS(パーフェクト・ソルジャーズ)
- UNDERCOVER COPVIGILANTES(アンダーカバーコップス)
- VIGILANTE(ビジランテ)
それでも「R-TYPE LEO」は比較的遊べる具合です。同作は開発元のナナオ(現EIZO)と旧アイレムとの間で紆余曲折があったそうで,R-TYPEの名を冠していながらシリーズ中の異色作(設定も本家シリーズとは異世界)なのですが,それがむしろ同作を「R-TYPEっぽさはありながら軽いノリで遊べる」タイトルにしています。「Irem Arcade Hits」の仕様で,オート連射が「ボタンを押していないと連射,ボタンを押すと連射ストップ」というちょっと理解が追いつかないスタイルなことに目をつぶれるなら,割とオイシイのではないでしょうか。
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DotEmuはこのほか,「R-TYPE」と「R-TYPE II」のiOS/Android版もリリースしています(R-TYPEの関連記事,R-TYPE IIの関連記事)。DotEmuも技術を積み重ねていて,アップデートも重ねられているので,こちらは割といい感じの内容です。
それにしても,いろいろあるとは思うものの,現状ではPlayStationの「R-TYPE DELTA」やPSPの「R-TYPE TACTICS」シリーズが入手すら難しくなっていて寂しいところ。「R-TYPE DIMENSIONS EX」や「R-TYPE III & SUPER R-TYPE」がR-TYPE復活に至る布石となることを期待して……と思っていたら……。
R-TYPEについて多くの反応をいただきありがとうございます。「ファイナル」にして申し訳なかったと思いました。当時サイドビューシューティングは需要が減り、新作を出し続けられないと思い、まさに最後のつもりでやれるだけを詰め込んでR-TYPE FINALを出しましたが、今からやれることを考えてみます。
— 九条一馬 (@kazuma_kujo) 2019年2月6日
そんなこと言われたら大いに期待しますよ!?
































