海しかなくなった世界でサバイバルを繰り広げる「Age of Water」。アーリーアクセス版の発売は4月18日で，PS5版とXbox Series X|S版も同時リリース

　Gaijin Entertainmentは，Three Whales Studioが開発するMMOアクション「Age of Water」のアーリーアクセス版を2024年4月18日にSteamでリリースすると発表し，トレイラーを公開した。同日には，PlayStation 5版とXbox Series X|S版の販売も合わせて開始する予定だ。SteamおよびPS Storeの販売ページはすでにオープンしているが，価格やコンシューマ機版の日本展開については発表されておらず，現段階で日本語対応は未定だ。

「Age of Water」公式サイト

　「Age of Water」の舞台は，陸地がすべて海に沈み，広大な海だけになった終末後の世界だ。生き残った人々は，高い建物の屋上や構造物の上にコロニーを築き，ボートや戦闘艦に乗って海をわたり，海底に沈む採掘可能な資源を探したり，食料を得たりしている。

　プレイヤーは1人の船長になり，オープンワールドを探索してほかのコロニーを見つけ，そこで暮らす人々に出会い，仕事を請け負って報酬を得たり，交易や入手したアーティファクトを売ったりして金を稼いでいく。この世界の仕組みを理解し，資金が貯まれば，自分の基地建設に乗り出し，艦隊の本拠となる基地では，船はもちろん，装備や武器などが作れるという。


　ゲーム序盤は対コンピュータ戦しかできないが，装備やスキルが十分に整ったら，PvPに挑戦できる。ほかのプレイヤーからの攻撃を受けることもあり，油断は禁物だ。違法貨物を運搬するミッションを請け負ったプレイヤーがいる一方，密輸人確保のミッションを請け負ったプレイヤーもいる。フレンドを集めて艦隊同士の戦いなどもできる。海しかない世界をどのように生きていくのかは，プレイヤーの自由だ。


　「Age of Water」は，「War Thunder」で知られるGaijin Entertainmentのインディーゲーム開発者支援プログラム「Gaijin inCubator」のサポートによって開発が進められてきたタイトルで，2020年の制作発表以来，約4年の開発期間を経てリリースされることになる。Steamでは，無料のデモ版「Age of Water: The First Voyage」の配信も行われているので，気になる人はチェックしてほしい。