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印刷2022/11/21 16:48

イベント

JリーグとKONAMIによるクラブ対抗eスポーツ大会「eJリーグ eFootball 2022シーズン」,北海道コンサドーレ札幌が全40クラブの頂点に

 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)とコナミデジタルエンタテインメントが共同で開催するeスポーツ大会「eJリーグ eFootball 2022シーズン」決勝大会が,2022年11月19日と20日に行われた。

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 eJリーグは,KONAMIのサッカーゲームを競技タイトルとした,J1 / J2リーグ全40クラブによるクラブ対抗eスポーツ大会だ。
 “もっとも身近なデバイスであるスマートフォンを活用したeスポーツを通して新しいサッカーの楽しみ方を提供し,サッカーファンの拡大を目指す”というJリーグとKONAMI双方の目的のもと,eJリーグも2019年に始まった本大会。2022シーズン競技タイトルは「eFootball」PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One iOS / Android)で,今シーズンからコンシューマ(PS)版も加わり,賞金総額も過去最高の2000万円となった。

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eJ.LEAGUE eFootball (eJリーグ) 2022シーズン

(C)J.LEAGUE (C)Konami Digital Entertainment


2022シーズン王者は北海道コンサドーレ札幌! ドラマチックな2度の逆転劇で優勝を勝ち取る


 大会のルールは,モバイル部門(U18)モバイル部門(フル)PlayStation部門の3カテゴリにて1対1のBO3方式で試合を行い,勝ち数で勝敗を決定するというもの。クラブは各部門の選手1名ずつの3人構成で,代表選手はオンライン選考会にて各クラブに選ばれたプレイヤーたちだ。

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 DAY1(11月19日)のグループリーグ予選 / ベスト8,DAY2(11月20日)の準決勝を勝ち抜いて決勝の舞台にコマを進めたのは,北海道コンサドーレ札幌柏レイソル。どちらも準決勝でストレート勝ちを収めての決勝進出とあり,試合前のコメントは双方とも自信に満ち溢れたものとなっていた。

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 コイントスで決められた試合の順番は,モバイル部門(U18)の冨山晴登選手(札幌)と祢津晴之亮選手(柏),PlayStation部門の結城嵩仁選手(札幌)と橋木俊平選手(柏),モバイル部門(フル)部門の神谷健心選手(札幌)と本田裕崇選手(柏)に。初戦のモバイル部門(U18)では,準決勝でようやく本戦初勝利を飾り,上り調子の祢津選手に対し,出番の前に勝敗が決まったため準決勝で試合をしていない冨山選手はやや緊張気味。前半に先制した1点を最後まで守り切った祢津選手が勝利した。

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 第2試合のPlayStation部門は,前半に1点先制し,後半にはPK(ペナルティキック)のチャンスを獲得した橋木選手が勝利するかと思いきや,結城選手が巧みにキーパーを操作して橋木選手を翻弄。このファインプレーでピンチを脱したことで勢いづいた結城選手が,2点をもぎ取って劇的な逆転勝利を収める。

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 勝敗を決する第3試合のモバイル部門(フル)は,前半早々に本田選手が1点を先制するも後半戦の開始直後に神谷選手が1点を取り返し,さらに後半の半ばに追加点。そのまま1点差を守りきり,2戦を逆転で勝利した北海道コンサドーレ札幌がeJリーグ eFootball 2022シーズンを制した。

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北海道コンサドーレ札幌の代表選手による,2022シーズンと決勝戦を終えたコメント


冨山晴登選手(モバイル U18部門):
 予選では無敗という結果だったので,決勝も絶対に勝つという気持ちで挑みましたが,決勝戦のトップバッターというプレッシャーからか,いつも以上に緊張してしまって。動きがかなり固くなってしまいました。
 本大会で場数を踏み,勝ち続けることもできたので,決勝ではもっと動けるかなと思ったんですが,あの緊張感は独特でしたね。技術的なところでは,4バックや5バックなどのフォーメーションが多いなか,3バックで攻撃的なプレイを意識したんですけど,ちょっと後手後手に回ってしまった部分はありました。優勝できたうえで自分の課題も見えて,とても有意義な大会になりました。

結城嵩仁選手(PlayStation部門):
 今大会はショートカウンターが主流だったなかで,ポゼッション中心のスタイルで戦い続けてきました。失点してもスタイルを崩さずに攻撃し続けることを意識していて,それが今回の優勝につながりました。
 横浜F・マリノスとの試合で,2点先制されてしまった後に,縦に急ぐようなサッカーに切り替えた結果,負けてしまいました。そこでの負けと反省から,スタイルを貫くことを決めたんですが,そこから残りの試合はすべて勝つことができました。

神谷健心選手(モバイル フル部門):
 フォーメーションの迷いから,グループステージでの4戦で全部負けてしまっていて。大会序盤で自分の得意とするスタイルでなかなか勝てず,自信を無くしたことから,その後の3試合でフォーメーション変えたのですが,それが失点を重ねることになりました。
 その反省を生かし,ベスト8進出後は自分のフォーメーションを取り戻し,優勝の決め手となる試合でも結果を残せたのは嬉しかったですね。

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eJ.LEAGUE eFootball (eJリーグ) 2022シーズン

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