「Sherlock Holmes The Awakened」は,2007年に同社がリリースした同名作品のリメイク版で,タイトルどおり,コナン・ドイルの創作した名探偵シャーロック・ホームズを主人公にしたアドベンチャーゲームだ。推理モノにH.P.ラヴクラフトらが生み出した「クトゥルフ神話」のエッセンスを加えたクロスーバー作品となっている。
まだ駆け出しの若き探偵ホームズが,ルームメートだったジョン・ワトスンと共に,ある失踪事件を追っていくうち,古代神を信仰するカルト集団の陰謀に迫るというストーリーで,1884年のロンドンを振り出しに,ヨーロッパやアメリカが舞台になっている。
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Frogwaresは,2002年の設立以来,約20年にわたって「シャーロック・ホームズ」をライセンスしたアドベンチャーゲームを開発し続けているデベロッパだが,2019年にリリースした,クトゥルフ神話をテーマにした作品「The Sinking City 〜シンキング シティ〜」は日本でも話題になった。
8月5日に掲載した記事でもお伝えしたように,Frogwaresはウクライナのキーウに本拠を置いている。2月下旬以降はロシア侵攻で混乱に陥り,ゲーム制作の継続が危ぶまれたものの,アイルランドにある同社オフィスの協力を得て地道に開発を続けたという。
今回のクラウドファンディングキャンペーンでは,21万5000ユーロ(約3100万円)に設定されていた最後のストレッチゴールをクリアしており,予定どおり,差額の約500万円は開発スタッフの安全と将来のために使われるとのこと。
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「Sherlock Holmes The Awakened」では,「Unreal Engine 4」によるグラフィックスやキャラクターモデル,アニメーションの向上,さらにユーザーインタフェースやゲームシステムの変更など,さまざまな部分に手が入っている。ホラーテイストの強いストーリーには,「ホームズとワトスンがいかにして相棒になったか」というオリジンを語るための加筆を行ったという。
発売は2023年初頭になるようだが,Steamのストアページによれば,日本語にも対応するというから,続報が楽しみだ。
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