![]() |
第1作から数えて25年以上の歴史を誇る,この最新作の発売に先んじて,発売元であるカリプソメディアジャパンはメディア向けのオンラインプレスツアーを実施。シリーズの概要や,本作の注目点などを紹介すると共に,開発スタッフによってミッション「ヴィテブスクの戦闘」のウォークスルーが公開された。本稿ではその模様をレポートする。
![]() |
![]() |
![]() |
ミッション「ヴィテブスクの戦闘」で新要素と進化点を体験
「ヴィテブスクの戦闘」のデモプレイでまず目を惹いたのは,ドイツ軍(枢軸国)が運用できる「装甲列車」だ。
シリーズ初登場となるこの兵器は,列車ということで線路上しか移動できないが,非常に高い火力と防御力を備えており,接近してくる敵部隊を次々になぎ倒す活躍を見せていた。
また,「ヴィテブスクの戦闘」はマップの広範囲に線路が張り巡らされているため,レールウェイポイントを奪取して装甲列車の進行方向を変えることで,臨機応変に運用できる。ドイツ軍側で「ヴィテブスクの戦闘」をプレイするときは,この装甲列車をいかに長持ちさせられるかが攻略の要になりそうである。
![]() |
強力無比な装甲列車の次に紹介されたのは,本作における重要拠点の一つ,「将校テント」をめぐる攻防だ。
将校テントは,接近すると迎撃態勢となり砲撃などを行ってくるが,制圧すれば敵軍の重要拠点(POI)に関する追加情報が入手でき,より優位な状況を作り出せる。
![]() |
また歩兵の哨戒による索敵と進軍も,本作における変更点の一つだ。これまでに比べ,その有効性が向上しており,さらにデモプレイを行った開発スタッフの絶妙なユニット配置も相まって,ドイツ軍の歩兵たちは敵に見つかることなく,周辺の情報を入手していった。
こうして戦車や歩兵部隊は,装甲列車を引き連れながら,敵陣深くへと切り込んでいく。
![]() |
![]() |
![]() |
敵軍からの反撃を受けつつも,快調に進軍していくドイツ軍。すると「軍事検問所」と呼ばれるチェックポイントが出現する。これは増援の配備を行える施設とのことで,実際に新ユニットを購入し,配備する様子が実演された。
![]() |
![]() |
軍事検問所で戦力を充実させたドイツ軍は,続いて敵軍の重要拠点(航空施設)の占拠へと移っていく。手際よく戦車部隊を送り込んで占拠し,制空権を確保すると,遠方にいる敵部隊を航空機による爆撃で壊滅させる。
地上部隊には空中から物資を投下し,部隊全体を万全な状態にしてから,多くの敵軍が待つ市街地へと進軍していった。
![]() |
市街戦では,両軍の戦車部隊と歩兵が正面からぶつかり,さらには航空部隊の爆撃も入り乱れての激戦となった。
とはいえ,ドイツ軍はこれまでに航空施設を占拠し,軍事検問所で戦力増強を済ませているので,終始優勢に戦局を進めていく。最後は敵軍を圧倒して壊滅させ,見事拠点制圧を成功させた。
![]() |
![]() |
開発スタッフに聞く,「サドン ストライク5」のあれこれ
プレスツアーの最後に,短時間だが開発スタッフへの質疑の時間が設けられたので,その模様をお届けして本稿の締めとしたい。4月23日の発売に向け,本作に期待している読者は逃さずチェックしてほしい。
![]() |
――デモプレイでは装甲列車が印象的でしたが,ほかにもキャッチーな新兵器が登場するでしょうか。
開発スタッフ:
見た目のインパクト,そしてゲーム内での強さでは,今回の装甲列車が一番かもしれません。ただ,どんな兵器もきちんと運用しないと破壊されてしまいます。戦闘結果を大きく左右する強力な兵器としては,たとえば巨大な大砲が出てくるミッションなどがあります。これを破壊,あるいは死守できるかで,戦局は大きく変化することでしょう。
――線路を破壊して装甲列車を止めることは可能ですか。
開発スタッフ:
線路そのものは壊せませんが,スイッチングステーションを占拠したり,橋を破壊したりで列車の動きを止めることはできます。
――味方の戦車が列車をすり抜けることがありましたが,本作では味方同士の衝突は考えなくてよいのでしょうか。
開発スタッフ:
列車はサイズが非常に大きいため,兵器のコリジョン(あたり判定)は見た目どおりにはなっておらず,ほかの兵器や歩兵の行動を妨げないようになっています。その結果,すり抜けるように見える場合があります。
――ドクトリンの実行や増援を出撃させるために必要なプレステージ(ポイント)は,どのように蓄積されるのでしょうか。
開発スタッフ:
プレステージはオブジェクティブの達成や,前哨地点の占拠,また一定時間が経過することで蓄積されます。
援軍はプレステージさえあれば購入して送り続けられますが,マップごとにユニット上限があるので,それを超える部隊を配置できません。この上限は,ほとんどのマップが歩兵換算200ユニットとなっています。例えば戦車は歩兵が2人乗っているので,1台で「2」が消費されます。
![]() |
――今回のマップは市街戦でしたが,海戦や空戦などもあるのでしょうか。
開発スタッフ:
本作は地上戦にフォーカスしているので,戦車戦や歩兵戦がメインです。戦闘機は,爆撃などのエアサポートとして登場することになります。
――開発スタッフの皆さんが意識している,あるいは普段遊んでいる他社タイトルはありますか。
開発スタッフ:
とくに意識している作品はないですが,「サドン ストライク」シリーズらしさは重視して制作しています。
とはいえ,スタッフは皆ミリタリーゲームやRTSジャンルを愛していますから,さまざまなタイトルをプレイしているようです。とくに「ディビジョン2」「World of Warships」「Command Heroes」などは,かなりやり込んでいる人がいます。そこから何かのアイデアを得るというよりも,プレイヤーが何を求めているのかを考えるのに役立っています。
――オンラインマッチにおける競技性は,どの程度意識していますか。
開発スタッフ:
マルチプレイでは競技性というよりも,まずは皆が安心して楽しめる,安定性を重視して制作しています。前作では,あまり期待に沿えない部分がありましたので,まずはそこを覆したいと考えました。
――カジュアル層はどの程度意識していますか。
開発スタッフ:
カジュアル層向けとしては,前作で評判のよかったゲームパッドのサポートを引き続き採用しています。またノーマル難度であれば,シリーズ未経験者であってもストレスなく遊べるよう調整しています。
ただ,RTSとしての遊びがいに重きを置いたシリーズですので,ハード以上の難度は経験者であってもなかなかに難しい,歯ごたえのあるバランスになっているかと思います。
――ありがとうございました。
![]() |


































