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Oppo,ハイエンドスマートフォン「Reno 10x Zoom」を7月12日に発売。光学10倍ズームや収納式インカメラが特徴
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印刷2019/07/03 14:00

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Oppo,ハイエンドスマートフォン「Reno 10x Zoom」を7月12日に発売。光学10倍ズームや収納式インカメラが特徴

 2019年7月3日,Guangdong OPPO Mobile Telecommunications(以下,Oppo)の日本法人であるオッポジャパンは,新型スマートフォン「Reno 10x Zoom」を7月12日に発売すると発表した。価格は9万9800円(税込10万7784円)となっている。

Reno 10x Zoom
画像集 No.002のサムネイル画像 / Oppo,ハイエンドスマートフォン「Reno 10x Zoom」を7月12日に発売。光学10倍ズームや収納式インカメラが特徴

 Reno 10x Zoomは,Qualcomm製のハイエンド市場向けSoC(System-on-a-Chip)「Snapdragon 855」を採用するスペックの高さと,製品名にもあるとおり,光学10倍ズームに対応するアウトカメラを備えるのが特徴の端末だ。加えて,本体上部に収納可能な可動式インカメラを備えるのも見どころである。

カラーバリエーションは「ジェットブラック」(左)と「オーシャングリーン」(右)の2色。背面中心線に並ぶ3つのアウトカメラが特徴だ
画像集 No.003のサムネイル画像 / Oppo,ハイエンドスマートフォン「Reno 10x Zoom」を7月12日に発売。光学10倍ズームや収納式インカメラが特徴

 トリプルレンズ構成のアウトカメラは,上から順に標準,超広角,望遠という配列だ。超広角レンズは,120度という広い画角を有する。また,望遠レンズはいわゆるペリスコープ(潜望鏡)タイプのカメラユニットを採用しており,背面と直角方向にレンズを並べて必要な長さを稼ぐ構造となっている。

中央の四角いレンズが望遠用で,その右が超広角,右端は標準レンズとなっている(左)。超広角と標準の間,やや下側にある横長の窓は,オートフォーカス用のレーザーセンサーである。望遠レンズの左側にある銀色の丸い突起は「O-Dot」と呼ばれるもので,背面よりわずかに突出しているおかげで落下してもレンズを傷付けにくくなっているという(右)
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インカメラを露出した状態。右側にレンズが見えており,その左にはフラッシュがある
画像集 No.006のサムネイル画像 / Oppo,ハイエンドスマートフォン「Reno 10x Zoom」を7月12日に発売。光学10倍ズームや収納式インカメラが特徴
 Reno 10x Zoomの前面は,全体が6.65インチサイズで解像度1080×2340ドットの有機ELパネルで覆われており,ホームボタンやインカメラの類は見当たらない。インカメラはどこにあるかといえば,ボディの上側面に収納されており,カメラ機能でインカメラを選択すると,自動で露出する仕組みとなっているのだ。


 また,インカメラの背面側にはフラッシュが組み込まれており,アウトカメラでフラッシュを用いた撮影を行うときにも,自動で露出するようになっている。
 さらに,端末内蔵のセンサーを利用して,インカメラが露出した状態で端末を落とすと,自動でカメラ部分を収納して落下によるダメージを防ぐという実用的な機能を備えているのもポイントだ。

インカメラの背面には,アウトカメラ用フラッシュを内蔵する(左)。端末の撮影中に撮影台から落としてしまったところ,カメラの自動収納機能が働いた(右)。もちろん端末本体もカメラも無事である
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Reno 10x Zoomの上側面(左)。インカメラユニットは内部に収納されるため,この面にはなにもない。一方,下側面側には,左からSIMカードスロット,USB Type-Cポート,サブマイク孔,スピーカーが並んでいる(右)
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 Reno 10x Zoomのスペックも確認しておこう。搭載SoCは,冒頭で触れたとおりSnapdragon 855。メインメモリ容量は8GBで,内蔵ストレージ容量は256GBと充実している。内蔵のバッテリー容量は約4065mAhで,これは2019年登場のハイエンドスマートフォンとしては多いほうだ。
 また,有機ELパネルの裏面下側には,組み込み型の指紋認証センサーを備えており,指紋を登録した指で画面を押すだけで指紋認証が行える。

 Reno 10x Zoomはゲーマー向けに特化した製品ではないが,独自のゲーマー向け機能「Game Space」を備える点は見逃せないポイントだ。Game Spaceは,端末の動作状態や設定をゲーム向けに最適化させるもので,端末にインストールしたゲームを登録しておくと,そのゲームをプレイ中には通知や着信を抑制したり,SoCを通常よりも高めのクロックで動作させたりできるという。

Game Spaceの基本画面
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Game Spaceの設定は,アプリ自体からのほか,OS側の設定アプリからも行える(左)。編集部で試した限りでは,ゲームをインストールしてもGame Spaceに自動登録はされず,ユーザー自身で登録する必要があった(右)
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 それに加えて,ゲーム向けにフレームレートを最適化するという「Frame Boost」,タッチパネルのレポートレートを上げて,タッチ入力にを素早く処理できるようにするという「Touch Boost」といった機能も備えている。

Game Spaceに登録したゲームを起動すると,プレイ中に不要なアプリが使っているメモリ領域の開放が行われ,バックグラウンドアプリによる通信の制限,通知や着信のオフといった動作モードに切り替わる
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Game Spaceで左端にあるスピードメーター風のアイコンをタップすると,端末の動作モードを選択する設定パネルが開く。標準はバランスの取れた「均衡モード」だが,「競争モード」に切り替えると,SoCの動作クロックやフレームレート,タッチパネルの応答性改善できる。ただ,バッテリー消費もその分だけ増えるとのこと
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 ごく簡単にだが,グラフィックスベンチマークアプリ「3DMark」で描画性能を測定してみた。スコアを見る限り,Snapdragon 855を搭載する他社製端末と大きく性能は変わらないようだ。
 興味深いことに,3DMarkをGame Spaceに登録してもスコアは誤差程度しか向上しなかったのだが,通常は0.7〜0.9GHz程度だったCPUの最低動作クロックが,Game Spaceに登録した場合は1.6GHzまで上がっているのを確認できた。十分な検証時間を取れなかったので断言はできないのだが,CPUの動作クロックに高めに推移させているようである。

3DMark Sling Shot Extreme UnlimitedテストにおけるOpenGL ES 3.1(左)およびVulkan(右)の計測結果。Snapdragon 855搭載端末としては妥当なスコアである
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 Game Spaceのような機能は,ゲームプレイを煩わせる通知の抑制に役立つ。その意味では,Reno 10x Zoomは,ゲーマーが選ぶのに適した端末と言えそうだ。

表 Reno 10x Zoomの主なスペック
メーカー Oppo
OS Android 9.0(Pie)
ディスプレイパネル 6.65インチ有機EL,解像度1080×2340ドット,アスペクト比 9:19.5,HDR対応
プロセッサ Qualcomm製「Snapdragon 855」
・CPUコア:Kryo 485(最大2.84GHz)×1+Kryo 485(最大2.4GHz)×3+Kryo 485(最大1.7GHz)×4
・GPUコア:Adreno 640
・モデム:Snapdragon X24 LTE
メインメモリ容量 8GB
ストレージ 256GB+microSD(最大容量256GB)
アウトカメラ 3眼式,メイン:約4800万画素,光学式手ぶれ補正,F1.7
超広角:約800万画素,画角120度,F2.2
望遠:約1300万画素,光学式手ぶれ補正,F3.0
インカメラ 約1600万画素,F2.0
対応LTEバンド FDD LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/29/32/66
TDD LTE Band 34/38/39/40/41
対応3Gバンド WCDMA Band 1/2/4/5/6/8/19
無線LAN対応 IEEE 802.11ac
Bluetooth対応 5.0
待受時間 未公開
連続通話時間 未公開
バッテリー容量 4065mAh
USBポート USB Type-C(※バージョン未公開)
公称本体サイズ 77.2(W)×162(D)×9.3(H)mm
公称本体重量 約215g
本体カラー ジェットブラック,オーシャングリーン

Oppo日本語公式Webサイト

  • 関連タイトル:

    Android端末本体

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