「Xbox Game Pass Ultimate」，BethesdaタイトルおよびEA Playサポート情報が明らかに

　Microsoftは，サービス中の「Xbox Game Pass Ultimate」についての新しいエントリーを公式ニュースブログ「Xbox Wire」に掲載し，買収が発表されたBethesda Softworksと，提携が発表されたElectronic Artsの「EA Play」のサポート情報を明らかにした。

「Xbox Wire：Xbox Game Pass Ultimate Members Get EA Play on November 10

　「Xbox Game Pass」は，現時点で300作品を超えるタイトルを自由にプレイできるサブスクリプションサービスで，「Ultimate」はそれに「Xbox Live Gold」のサービスを加え，Windows 10搭載のPCにも対応させたものだ。「Xbox Game Pass」は現在，日本を含めた41の国と地域でサービスが行われており，メンバー数は1500万人以上だという。

　「EA Play」（旧名称EA Access）のXbox Game Passへのサポートは，2020年9月9日に掲載した記事でお伝えしているが，「Xbox Wire」によれば，Xbox Series X/Sが発売される11月10日から，EA Playの60タイトルを超えるゲームが段階的にプレイ可能になる。
　さらに，「Xbox Game Pass Ultimate」のメンバーは，「EA Play」のタイトルのいくつかを，クラウドを使ってAndroidデバイスでもプレイできるようになるとのこと。
　ちなみに，Electronic ArtsはEA Playのメンバーに限り，シリーズ最新作の「FIFA 21」や，「FIFA 20」「Titanfall 2」「Need for Speed: Heat」の10時間分の無料お試し体験を，10月1日から「Xbox Game Pass」で実施する予定だ。


　Microsoft傘下に入ることが明らかになった（関連記事），Bethesda Softworksについての情報も掲載されているが，Bethesda Sofworksのメジャータイトルのほとんどが「Xbox Game Pass」のスタート時点からすでにサポートされていることに加えて，PlayStation 5向けのタイトルとして発表された「GhostWire: Tokyo」と「DEATHLOOP」に関しては，買収前の契約を尊重すると北米メディアBloombergのインタビュー記事で明らかにしているため，現段階では大きな変化はないようだ。エントリーでは，発売中の「DOOM Eternal」が，10月1日に「Xbox Game Pass」のリストに加わることが発表されている。日本での展開については今のところアナウンスされていないようだが，続報を楽しみにしたい。