App Storeからのアプリのダウンロードが400億本を達成。半数の約200億ダウンロードが2012年内に

　Appleは，App Storeからダウンロードされたアプリの本数が400億本を突破したと発表した。そのうち，200億本が2012年にダウンロードされており，市場拡大の頭打ちを懸念して，「iPhone 5」 のリリース以後，株価を下げているAppleのソフトウェアセールスが，相変わらず絶好調であることをアピールする形になった。


　数百万人のアクティブユーザーを持つといわれる「Uber」や「Flipboard」「HotelTonight」などに加え，ゲームアプリが非常に好調であるようで，Imagi Studiosの「Temple Run」が2012年には7500万ダウンロードを記録したことが公表されている。それぞれ1億ドルを超える収益をあげた「DragonVale」のBlackFlip Studiosや，「Clash of Clans」のSupercellなど，無名に近かったインディーズメーカーが，突然トップに躍り出るという現象も起きている。

　2008年に正式ローンチされたApp Storeは，iPhone，iPad，そしてiPod向けのアプリを提供するメガストア。75万5000種類以上のアプリを，世界155か国のユーザーに販売している。Electronic ArtsやSquare Enixなど，これまで据え置き型コンシューマ機市場を主にしてきたメーカーも順調にアプリの種類を拡大しており，2013年もこの成長は続きそうだ。