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「ラグナロクオンライン」ファン感謝祭2010が開催。RJC2010はギルド“放課後ティータイム”が優勝(※5/4 内容を更新)
入場制限が行われるほどの盛況となったRJC決勝トーナメント! 全7試合の様子を詳細レポート
コスト制とZeny制限という新ルールの採用により,これまでとは一線を画した戦術が求められるようになったRJC2010。いろいろな意味で苦しく,そして厳しい戦いを勝ち抜いてきた8ギルドによる決勝ラウンドが行われた。
準決勝からは観客は立ち見となって多くの人が入れるように配慮したものの,それでも会場に人が入りきらないため入場規制が行われるほどの盛り上がりを見せた今大会の,全7試合の模様を詳細にレポートしよう。
なお,決勝トーナメントのルールは,2本先取の3本勝負,支給Zenyが20,000,000zから25,000,000zに引き上げられた以外は予選と同じだ。詳しいルールはRJC2010公式サイトを参照してもらいたい。
■1回戦 第1試合
Greensleeves vs. Rampage...
Greensleevesの構成はロードナイト/セージ/アルケミスト/ハイプリースト/バード/モンク/ウィザードの7人,Rampage...はナイト/セージ/クリエイター/ハイプリースト/バード/クラウン/拳聖7人という構成での試合となった。
1試合目は,双方中央でぶつかり合う形で始まり,しばらく膠着状態が続いていたが,阿修羅覇王拳を狙って飛び込んできたGreensleevesのモンクが倒され,さらにバードも立て続けに倒されてしまう。
戦線を立て直すべく,Greensleevesのロードナイトがスパイラルピアースで奮闘するも,ハイプリーストが倒されてしまい,続いてロードナイトも倒されたGreensleevesは攻め手を失い,1試合目を落としてしまう。
2試合目も,1試合目と同様に中央が主戦場となるが,今度はRampage...のセージが先に落とされてしまう。その後,Greensleevesは後ろへ下がり,細い通路にRampage...をおびき寄せて叩く戦法に切り替える。果敢にRampage...が攻め込むものの,一人ずつ阿修羅覇王拳で落とされていき,Greensleevesの完封勝利に終わった。
3試合目は1,2試合目と同様に,中央での戦いとなったが,Rampage...のクリエイターが惜しげもなくアシッドデモンストレーションを投げまくるという,Zeny制限という新ルール上では恐ろしくコストの高い戦法で勝負に出た。だが,それが良いほうに転がり,Greensleevesのロードナイト,ウィザードを立て続けに倒したのである。
その勢いのまま攻め続けるRampage...がGreensleevesのセージ,バード,ハイプリーストを倒し,次いで拳聖とナイトで押さえ込んでいたモンクも倒してしまう。一機に戦力を失ったGreensleevesを攻め続けたRampage...が,見事大金星を挙げ,準決勝への切符を手に入れた。まさかの大番狂わせに,会場が大いに沸いた一番だった。
■1回戦 第2試合
Forza Diabolica vs. +Nirvana+
Forza Diabolicaの構成はロードナイト/セージ/アルケミスト/プリースト/クラウン/モンク/ウィザードの7人。一方の+Nirvana+はアサシンクロス/クリエイター/セージ/クラウン/ハイプリーストの5人という,コスト制ならではの少数精鋭での構成だった。
1試合目は+Nirvana+がマップの東側にある階段を上り高台から攻撃するという戦法を取ろうとしていたようだが,上り切る前にForza Diabolicaの追撃を受けて早々にクラウンが倒されてしまう。Forza Diabolicaを振り切ることができず,階段付近での戦闘を余儀なくされた+Nirvana+は次々とメンバーが倒されていき,なすすべもなく負けてしまった。
2試合目は,1試合目とうって変わって中央での戦いとなった。やはり人数差もあってか+Nirvana+が押される感じで試合が展開していくが,混戦の中で+Nirvana+がForza Diabolicaのモンクを倒す。しかし,ほぼ同時に+Nirvana+のアサシンクロス,ハイプリースト,クラウンが戦闘不能になる。
セージとクリエイターでは逆転の目もなく,結果的に1分かからずに+Nirvana+を全滅させForza Diabolicaが2試合目の勝利……を宣言する直前,審議が入った。
というのも,2試合目の途中,+Nirvana+のクライアントが強制終了するというマシントラブルが発生したというのだ。クライアントが終了した場合,戦闘不能と同じ扱いとなるため試合結果は変わらず,あらためてForza Diabolicaの勝利が宣言され,準決勝進出が決まった。
■1回戦 第3試合
Latency vs. ☆★☆STAR DUST☆★☆
Latencyの構成はロードナイト/セージ/アルケミスト/プリースト/クラウン/アサシンクロス/拳聖の7人で,☆★☆STAR DUST☆★☆の構成はクルセイダー/セージ/ダンサー/プリースト/バード/拳聖/アサシンクロスの7人。どちらも鉄板的な構成から微妙に外れていながら,どこか似ている構成同士の戦いとなった。
仕切直して始まった1試合目は,Latencyが自陣付近の細い通路で待ちの構えを取り,☆★☆STAR DUST☆★☆を迎え討つという形で始まった。一方の☆★☆STAR DUST☆★☆は,多少のリスクを織り込みつつ,ダンサーを前に出してスクリームで攻撃。微妙な押し引きが続くなか,Latencyのプリーストと☆★☆STAR DUST☆★☆の拳聖がほぼ同時に倒れてしまう。
人数的には同じだが,Latencyが状態異常を直せないという点で一歩有利に立った☆★☆STAR DUST☆★☆は,クローキングで敵陣に潜入させたアサシンクロスでLatencyのクラウンを撃破。これを機に☆★☆STAR DUST☆★☆は下がり,追うLatencyとマップ中央で戦うこととなった。クラウンが倒されたことでブラギの詩を失ったLatencyのロードナイトは,☆★☆STAR DUST☆★☆のブラギの詩の効力を得るため突出するが,その間にアルケミスト,セージ,アサシンクロスが倒されてしまう。打つ手のなくなったLatencyのロードナイトはギブアップを宣言し,まず☆★☆STAR DUST☆★☆が勝利を手にした。
2試合目もLatencyがスタート地点付近で待ち,☆★☆STAR DUST☆★☆を迎え討つ形になった。1試合目の轍を踏まないよう,Latencyが常にサイトを使っていたのが印象的だ。☆★☆STAR DUST☆★☆も先ほどと同じようにダンサーのスクリームで攻撃を仕掛けるが,前に出てこないLatencyに見切りを付け,今度は☆★☆STAR DUST☆★☆が自陣のスタート地点に下がってしまう。すでに1勝している☆★☆STAR DUST☆★☆としては,このままタイムオーバーでも有利な状況で3試合目に挑める。
この状態がしばらく続いたが,Latencyが☆★☆STAR DUST☆★☆に攻め込む形で戦闘が再開された。しかし,Latencyのアサシンクロスがサイトで暴かれ,集中攻撃受けて倒されてしまう。そのタイミングを逃さず☆★☆STAR DUST☆★☆が攻勢に出てLatencyのクラウンを倒すが,さほど時間をおかず☆★☆STAR DUST☆★☆のクルセイダーが落とされる。
ここで再度Latencyが前に出て,細い通路を突破を試み,その際に☆★☆STAR DUST☆★☆のセージを倒してイーブンに持ち込む。そしてLatencyのロードナイトと☆★☆STAR DUST☆★☆のアサシンクロスが白熱した一騎打ちを繰り広げる展開になるが,その間にLatencyはプリースト,セージ,アルケミスト,拳聖と立て続けに倒されてしまい総崩れとなる。たった一人残ったロードナイトになすすべはなく,タイムオーバーで☆★☆STAR DUST☆★☆の勝利となり,準決勝へ進むことになった。
■1回戦 第4試合
くまー将軍 vs. 放課後ティータイム
くまー将軍の構成はロードナイト/セージ/クリエイター/プリースト/バード/ウィザードの6人。放課後ティータイムの構成はロードナイト/セージ/アルケミスト/プリースト/クラウン/モンク/ウィザードの7人。
1試合目は,中央でロードナイト同士がスパイラルピアースを撃ち合う形で始まった。混戦のまま硬直状態に入るかと思われた矢先,放課後ティータイムのプリーストとくまー将軍のクリエイターがほぼ同時に落ちてしまう。続いて,くまー将軍のプリーストを倒した放課後ティータイムが後ろに下がり,モンクが阿修羅覇王拳の準備をする時間を稼ぎ始める。くまー将軍のウィザードとセージを倒した放課後ティータイムが再度攻勢に出て,凍ったロードナイトを阿修羅覇王拳で撃破。最後に残ったくまー将軍のバードは,袋だたきにあいながらも座りこんだり,断末魔の声を残したりして場を盛り上げつつ倒れ,放課後ティータイムの勝利に花を添えていた。
2試合目も,1試合目と同様にマップ中央でストームガストとランドプロテクターを挟んで,ロードナイト同士がぶつかり合う形となった。乱戦の中で放課後ティータイムのプリーストが倒されたことをきっかけに,放課後ティータイムが後ろに下がり始める。追撃するくまー将軍に対し,放課後ティータイムのモンクの阿修羅覇王拳でセージを倒すが,同時にモンクも倒されてしまった。状態異常の回復ができなくなった放課後ティータイムは徐々に押されて,ウィザードが倒され,自陣に下がるものの,くまー将軍の追撃によりアルケミスト,ロードナイト,クラウンと立て続けに撃破され,くまー将軍が勝利を掴んだ。
3試合目は,開始早々くまー将軍のウィザードが阿修羅覇王拳で倒されるが,崩れることなく中央での攻防が続いた。どちらも決定的なダメージを与えられず膠着状態が続いたが,放課後ティータイムのロードナイトがアシッドデモンストレーションで倒されたことで試合が動く。くまー将軍が自陣まで下がり,持久戦に持ち込んだのだ。しかし,巧みな動きでヒットアンドアウェーを繰り返す放課後ティータイムのモンクの阿修羅覇王拳の前にプリーストが倒される。それをきっかけに放課後ティータイムが攻勢に出て,セージ,クリエイターを立て続けに阿修羅覇王拳で下していった。ここで放課後ティータイムの勝ち名乗りを上げようと,スクリーンが切り替わったのだが,実は,まだくまー将軍のバードが生き残っており,慌てて画面を戻すというハプニングもあった。とはいえ,さすがに勝負が覆ることはなく放課後ティータイムが勝利し,準決勝進出が決定した。
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