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ガーラジャパンの「gポテト」「RAPPELZ」「フリフオンライン」が開発元に運営移管。移管後の手応えや新作展開など,今後の展望を聞いた
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印刷2013/05/17 12:00

インタビュー

ガーラジャパンの「gポテト」「RAPPELZ」「フリフオンライン」が開発元に運営移管。移管後の手応えや新作展開など,今後の展望を聞いた

 2013年4月1日,ガーラジャパンが運営するゲームポータル「gポテト」および,オンラインゲーム「RAPPELZ」「フリフオンライン」の運営が,Gala Labへと移管された(関連記事)。移管元と移管先は同じガーラグループ内の企業で,第三者への事業売却ではなく,業務の効率化を目的としたものだ。ちなみに,Gala Labは両ゲームの開発元でもある。
 RAPPELZやフリフオンラインを実際に遊ぶ人にとっては,運営移管でどのような影響があるのかが気になるところだろう。そこで,今回は両社の代表に,運営移管の狙いや現在の手応え,そして気になる今後の展開などについて聞いてみた。


「RAPPELZ」「フリフオンライン」の運営がGala Labへ移管

ローカライズのタイムラグが短くなることに期待


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。
 まず,お二方の自己紹介からお願いします。

画像集#001のサムネイル/ガーラジャパンの「gポテト」「RAPPELZ」「フリフオンライン」が開発元に運営移管。移管後の手応えや新作展開など,今後の展望を聞いた
ガーラジャパン 代表取締役CEO Jiye Kim氏
画像集#002のサムネイル/ガーラジャパンの「gポテト」「RAPPELZ」「フリフオンライン」が開発元に運営移管。移管後の手応えや新作展開など,今後の展望を聞いた
Gala Lab CEO HyunSu Kim氏
Jiye Kim氏:
 ガーラジャパン代表取締役CEOのJiye Kimです。2013年3月まで,弊社にて「gポテト」「RAPPELZ」「フリフオンライン」の国内運営を行っていました。

HyunSu Kim氏:
 Gala Lab代表の,HyunSu Kimです。
 弊社は韓国・ソウルに拠点を構えており,「RAPPELZ」「フリフオンライン」などの開発を行っていました。2013年4月より,各タイトルの運営を引き継いでいます。

4Gamer:
 それでは,どういった経緯で運営移管することになったのでしょうか。

Jiye Kim氏:
 近年はスマートフォン市場が急速に拡大するなど,ゲームを取り巻く環境が大きく変化しています。そういった時代の流れに対応するとともに,ガーラグループ内でPCオンラインゲーム関連業務の効率化を行うことが主な目的です。

4Gamer:
 4月からは,Gala Labが開発と運営の両方を行っているわけですよね。それにより,どのような効率化が見込めるのでしょうか。

HyunSu Kim氏:
 例えばアップデートに関してですが,これまでだとGala Labが開発したプログラムにガーラジャパンがローカライズ作業を施していました。グループ企業とはいえ,組織が違う時点で,どうしてもタイムラグが生じてしまいます。また,お客様からのフィードバックをゲームに反映させる際にはもっと時間が掛かります。
 開発と運営を同じ会社で行うことにより,そういった作業のレスポンスがよくなっていますね。

4Gamer:
 つまり,RAPPELZなどのアップデートが韓国で行われてから,それほど間を置かずに日本版が実装されるようになる,ということですか?

HyunSu Kim氏:
 そうですね。基本的に,開発とほぼ同時進行でローカライズ作業を行っています。各国の実装時期は,場合によりけりですが,日本版を先行して導入することもありますよ。

4Gamer:
 良いことづくめのように聞こえますが,逆にデメリットってないものなのでしょうか。

Jiye Kim氏:
 当たり前の話ですが,Gala Labにとっての負担が増えます。そのあたりは,ガーラジャパンからのサポートも受けています。

4Gamer:
 運営移管から約1か月が経過しましたが,現在の手応えはいかがでしょうか。

HyunSu Kim氏:
 一部、サーバの遅延の問題が発生していますが、対処ができましたし、今のところ大きなトラブルはなく,順調に業務を進められてほっとしています。ですが,実際にRAPPELZやフリフオンラインを遊ばれるお客様の視点では,運営元が韓国の会社に変わったことに,少なからず不安があるのでは……という懸念があります。


「RAPPELZ」「フリフオンライン」今後のアップデート予定


4Gamer:
 今回はせっかくの機会ですので,RAPPELZやフリフオンラインにおける今後の展開に関して,お話しいただける情報はありますか。

HyunSu Kim氏:
 RAPPELZから話しますと,現在,次期大型アップデート「EPIC 8-2 UNDERGROUND」の開発作業が大詰めに差し掛かっています。現在ティザーサイトを公開していますが,実装時期は今のところ,6月頃を予定しています。

画像集#009のサムネイル/ガーラジャパンの「gポテト」「RAPPELZ」「フリフオンライン」が開発元に運営移管。移管後の手応えや新作展開など,今後の展望を聞いた

画像集#013のサムネイル/ガーラジャパンの「gポテト」「RAPPELZ」「フリフオンライン」が開発元に運営移管。移管後の手応えや新作展開など,今後の展望を聞いた
 このアップデートにおける最大の見どころは,“ソウルクリーチャー”と呼ばれる新システムです。これまでもRAPPELZには,プレイヤーが仲間にできるクリーチャーが約30種いたのですが,これに対して「もっとたくさんのクリーチャーを仲間にしたい!」という要望が多かったんです。そこで,ゲームに登場する,ほぼすべてのクリーチャーを仲間にできるようにします。

4Gamer:
 実際に全体のうち,どれくらいのクリーチャーが仲間になるのでしょうか。

今回入手した「EPIC 8-2」の画像
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HyunSu Kim氏:
 約200種類登場するうち,ボスなどを除く190種類くらいです。
 これまではクリーチャーごとに習得スキルが固定されていたのですが,EPIC 8-2以降はランダムで習得するようになります。たくさん捕獲して自分だけのお気に入りのクリーチャーを見つけてほしいですね。

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4Gamer:
 分かりました。
 では,フリフオンラインに関してはいかがでしょうか。

HyunSu Kim氏:
 フリフオンラインでは,外伝にあたる新タイトル「Masquerade(マスカレード)」が登場します。masqueradeでは,グラフィックスエンジンを変えて,キャラクターの表示がトゥーン調になり,特殊なシェーディングなどが追加されます。そのほかにも,アイテムやモンスターの強さ,クエスト報酬など,ゲーム全般にわたってバランスを再調整しています。
 もちろん,キャラクターの見た目などが変わるだけではなく,新しいエリアやモンスターなども多数追加予定です。

Masquaadeではトゥーンシェーディングが採用されている
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画像集#020のサムネイル/ガーラジャパンの「gポテト」「RAPPELZ」「フリフオンライン」が開発元に運営移管。移管後の手応えや新作展開など,今後の展望を聞いた

4Gamer:
 かなり大掛かりですね。期待できそうです。既存のフリフオンラインはどうなるのですか。

HyunSu Kim氏:
 既存のフリフオンラインは,もちろん稼働し続けます。

4Gamer:
 なるほど。プレイヤーにとっては気になる情報ですが,実装時期はいつ頃を予定しているのでしょうか。

HyunSu Kim氏:
 現在、韓国ですでにサービスに入っています。日本では2013年6,7月頃を予定しています。開発と運営が一緒ですので,韓国でリリースをしてからそう遠くない時期にお届けできると思います。また,日本だけではなく2013年中に,順次各国へローカライズを行っていきます。

4Gamer:
 比較的早いタイミングで日本にくるのですね。このようなことが行えるのも,今回の運営移管が影響しているのでしょうか。

HyunSu Kim氏:
 そうですね。

4Gamer:
 そういえば,昨年のG-Star 2012におけるBtoBエリアで,フリフオンラインの続編と思われる「F2 -Floating Fortress-」が出展されていました(参考記事)。今回のリニューアルは,あのタイトルとは関係ないのですか?

HyunSu Kim氏:
 「F2 -Floating Fortress-」は完全新作として開発されている,別のタイトルですね。
 フリフオンラインはサービス開始から約9年が経過していますが,今でもたくさんお客様に楽しんでいただいています。もちろん,F2のリリース後も,フリフオンラインのアップデートはずっと続けていきます。
4Gamer:
 なるほど。ちなみにF2のサービススケジュールは,現在どういった感じでしょうか。

HyunSu Kim氏:
 2013年内に韓国でクローズドβテストを予定しています。開発作業はすでに3年目に入っていますが,2013年4月の運営移管より前から動いているタイトルということもあって,まずは韓国でのサービスが最初になりそうです。


ガーラジャパンはスマートフォン向け用タイトルに注力


画像集#021のサムネイル/ガーラジャパンの「gポテト」「RAPPELZ」「フリフオンライン」が開発元に運営移管。移管後の手応えや新作展開など,今後の展望を聞いた
4Gamer:
 今後,ガーラジャパンはどういった業務を行っていくのでしょうか。

Jiye Kim氏:
 Gala Labが運営業務をいきなり行えるわけではありませんので,当面はそのためのサポートを行っていきます。一方で,公式Webサイトの管理やデータ分析,プレスリリースの配信等,一部の業務は弊社で引き続きやっていきます。どちらかというと,裏方に回る感じですね。
 ですがそれらと別に,本腰を入れて取り掛かっているのは,スマートフォン向けの新規タイトルの開発です。

4Gamer:
 ガーラグループとして,スマホ業界の動きをどう受け止めてますか。

HyunSu Kim氏:
 やはり,注目せざるをえないですね。
 最近の動向を見て強く感じるのは,カードバトルやミニゲーム系のタイトルだけでなく,「パズル&ドラゴンズ」や「拡散性ミリオンアーサー」など,日本のメーカーが得意とする細やかなゲーム作りを,スマートフォンに生かしたタイトルが評価されていることです。この流れには大きな可能性を感じており,弊社も本格参入することにしました。

4Gamer:
 日本のPCオンラインゲームメーカーという括りで考えると,WeMade Onlineが東京ゲームショウ2012のタイミングで,スマホ市場への本格参入を表明しました。ですが親会社のWeMade Entertainmentは,PCオンラインゲームを継続して展開していますね。

画像集#022のサムネイル/ガーラジャパンの「gポテト」「RAPPELZ」「フリフオンライン」が開発元に運営移管。移管後の手応えや新作展開など,今後の展望を聞いた
HyunSu Kim氏:
 確かにWeMadeさんはスマホへの本格参入を発表したものの,内部的には,スマートフォンもPCオンラインゲームも,どちらも対応できる体制を残していたと思います。ガーラグループはあそこまで大きな規模ではないので,まずはグループ内で業務の効率化を行った次第です。

4Gamer:
 ガーラジャパンのスマホ向け新規タイトルは,いつごろ動きが見えそうですか。

Jiye Kim氏:
 現在,4タイトルのプロジェクトが社内で動いているのですが,正式発表はまだ先になります。
 ですがそれとは別に,Gala LabがPCブラウザ/Androidのクロスプラットフォームに対応したゲーム「Zenobian」(ゼノビアン)を,この5月より日本でサービス開始です。こちらのサポートをガーラジャパンが行っていきます。

HyunSu Kim氏:
 「Zenobian」(ゼノビアン)は,RPGにトレーディングカードゲーム(TCG)要素を組み合わせた,“カード戦略シミュレーション”です。カードの強さを競うだけでなく,部隊を強化するなど,戦術要素が強くなっているのが大きな魅力のゲームです。
 日本でのサービススケジュールに関しては,PCブラウザ版は今月,Android版は9月にサービス予定です。ぜひ,ご期待ください。

Zenobianの画面
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4Gamer:
 分かりました。
 それでは最後に,今後の意気込みをお願いします。

HyunSu Kim氏:
 開発と運営がGala Labに一元化されることで,今後は,よりスピーディな業務展開を行っていきます。同時に,ガーラジャパンからのサポートも受け,日本のお客様からの意見を,よりダイレクトに反映させるべく,これからも頑張っていきます。「RAPPELZ」「フリフオンライン」を遊ばれている方は,ぜひ,今後の展開にご期待ください。

4Gamer:
 本日はありがとうございました。

「フリフオンライン」公式サイト

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