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  • 発表日:2003/09/24
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AMD,Socket AM2版Athlon 64シリーズを国内発表 各社の対応&搭載製品が一堂に
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印刷2006/05/24 21:54

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AMD,Socket AM2版Athlon 64シリーズを国内発表 各社の対応&搭載製品が一堂に

Socket AM2世代の新型CPUについて概要を説明するPhil Hester氏
 Socket AM2導入の発表から一夜明けた2006年5月24日,AMDの日本法人である日本AMDは都内でSocket AM2版Athlon 64ファミリーの国内発表会を開催した。

 Socket AM2を採用する新型CPUの詳細や,登場した最上位モデルのパフォーマンスについては2006年5月23日の記事を参照してもらうとして,発表会では,AMD本社のCTO(最高技術責任者),Phil Hester(フィル・へスター)氏が,Socket AM2世代のメリットについて説明。Socket AM2ではハードウェアの構成要素の多くが前世代(=Socket754/939/940世代)と共通化されているため,CPUクーラーなど関連部品の変更を行う必要がなく,コスト効果が高くなると同氏は強調した。また,消費電力もほとんどの新製品でこれまでと同様かそれ以下に抑えたことで,冷却機構に変更を加える必要がないのもメリットという。

Socket AM2世代のコストや冷却装置周りのメリットを示すスライド(左)と,Socket AM2用CPUの価格一覧(右)


Marty Seyer氏。AMDの家庭用エンターテインメントPCブランド「AMD LIVE!」対応PCが,2006年5月末から出荷されることを明らかにした
 また,質疑応答では,IntelのCoreマイクロアーキテクチャに関する質問が出たが,これに対してAMDのコマーシャル事業部担当上席副社長のMarty Seyer(マーティ・セイヤー)氏は「AMDが2年前に実現したものに対して,彼らなりに対応してきたものでしかない」と一蹴。デモンストレーションでは,マルチスレッド対応/非対応アプリケーションのどちらでも,Athlon 64 FX-62/2.8GHzがPentium Extreme Edition 965/3.73GHzよりも高速で,かつ消費電力が低いことをアピールしてみせた。


デモの様子。チップセットがnForce 590 SLIかIntel 975X Expressかという違いはあるものの,ほかはメインメモリ(PC2-5300 DDR2 SDRAM 512MB×2),グラフィックスカード(GeForce 7900 GTX搭載)など,すべて共通とのこと。デモンストレーションでは「iTunes」「Adobe Illustrator CS」が用いられたが,意外にも高負荷時の消費電力はそれほど変わらず(写真中央)。アイドル時こそ約30W低く(写真右),面目を保ったAthlon 64 FX-62だが,TDP 125WのCPUらしい一面も覗かせた


 さて,発表会では,右のスライドでパートナーとして示されたマザーボードメーカーうち,数社が実際に対応マザーボードを展示。ほかにも国内のPCメーカーによる採用PCが並んでいた。以下,マザーボードは確認できたすべて,PCはゲーマー向けのものについて,写真とともに紹介していきたい。(佐々山薫郁)

左:AOpen「nMCP55Pa-SLi」(nForce 570 SLI)。未発表のnForce 570 SLI搭載製品。発売時期,価格ともに未定
中央:ASUSTeK Computer「M2N32-SLI Deluxe」(nForce 590 SLI)。8フェーズの電源回路を持つハイエンド向け。2006年5月24日発売で予想実売価格3万5000円前後
右:ASUSTeK Computer「M2N-SLI Deluxe」(nForce 570 SLI)。A8N-SLI Deluxe/Premiumの後継となるメインストリーム向け。2006年5月下旬発売予定で予想実売価格2万8000円前後
左:ASUSTeK Computer「M2R32-MVP Deluxe」(CrossFire Xpress 3200+SB600)。8フェーズ電源回路を採用したCrossFire対応モデル。2006年6月下旬発売予定で価格未定
中央:ASUSTeK Computer「M2V」(VIA K8T890+VT8237A)。ローエンド〜ミドルレンジ向け。2006年6月中旬発売で予想実売価格2万円前後
右:ASUSTeK Computer「M2NPV-VM」(GeForce 6150+nForce 430)。グラフィックス機能内蔵のmicroATX仕様。2006年5月下旬発売で予想実売価格2万1000円前後
左:ECS「RS485M-M」(Radeon Xpress 1100+SB460)。詳細不明ながら,発売されれば安価に入手できる気配濃厚。発売日,価格ともに未定
中央:GIGABYTE TECHNOLOGY「GA-M57SLI-S4」(nForce 570 SLI)。機能充実のファンレスボード。発売時期,価格ともに未定
右:GIGABYTE TECHNOLOGY「GA-M51GM-S2G」(GeForce 6100+nForce 430)。グラフィックス機能内蔵で安価になる見込み。5月下旬発売予定で価格は未定
左:MSI「K9N Diamond」(nForce 590 SLI)。Sound Blaster Audigy SE搭載のハイエンドモデル。順次出荷とされており,予想実売価格3万2000円前後
中央:MSI「K9N SLI Platinum」(nForce 570 SLI)。拡張性に優れたファンレスボード。順次出荷とされており,予想実売価格2万6800円前後
右:MSI「K9N Neo-F」(nForce 570)。1万円台半ばで入手できる最新世代マザーボード。順次出荷とされており,予想実売価格1万5000円前後
左:MSI「K9A Platinum」(CrossFire Xpress 3200+SB600)。新サウス「SB600」採用のCrossFire対応製品。2006年7月末発売予定で価格未定
右:MSI「K9AGM-FID」(Radeon Xpress 1100+SB600)。DVI-I端子を標準で用意するグラフィックス機能内蔵製品。7月下旬発売予定で価格未定
左上:KOUZIRO「FRONTIER KZGB-ANF570」。Athlon 64 X2 4200+,メインメモリ512MB×2,GeForce 7600 GS,250GB HDDを搭載。発売時期,価格ともに未定
中央上:G-Tune(MCJ)「MASTERPIECE F8100A」。Athlon 64 FX-62&GeForce 7900 GTX SLI,メインメモリ2GB,500GB HDDというウルトラハイエンド仕様。すでに販売中で,価格は45万9900円
右上:MCJ「Easy-Cube27GT-BL」。2006年5月24日時点で未発表のキューブPCはAthlon 64 X2 5000+にメインメモリ2GB,GeForce 7600 GT,500GBを搭載。発売時期,価格未定
左:アロシステム「Passant FX62 Premium GX2」。GeForce 7900 GX2によるQuad SLIモデル。Athlon 64 FX-62,メインメモリ2GB,600GB HDDを搭載する。発売時期,価格未定
中央:サードウェーブ「Prime A Galleria M2 Quad」。Athlon 64 FX-62にeForce 7900 GX2 Quad SLI,メインメモリ2GB,300GB HDD(150GB×2 RAID 0)と,これもハイエンド。発売時期,価格ともに未定
右:九十九電機「Aero Stream B30A-6270X」。標準構成はAthlon 64 X2 4200+にメインメモリ1GB,GeForce 7600 GT,250GB HDDで,ミドルレンジ向けとなる。すでに発売済みで,BTO標準構成は14万9800円
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