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印刷2009/05/11 17:54

連載

R2 -Reign of Revolution 連載 / 第3回:昨日の敵は今日の友,すべては戦争に勝つために

コルフォート島の歩き方〜安全対策は忘れずに(R2 -Reign of Revolution)
第3回:昨日の敵は今日の友,すべては戦争に勝つために

 

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 ハンゲームにてサービス中の対人特化型MMORPG「R2 -Reign of Revolution」(以下,R2)をガシガシと攻略していく連載,「コルフォート島の歩き方〜安全対策は忘れずに」の第三回をお届けする。今回はいよいよ本作の本命である攻城戦およびスポット戦に焦点をあてていく。キャラクターのレベルが20以上になり,ギルドにも加入していることを前提に話を進めていくので,まだギルドに入ってないんだけどー,という人は前回の連載を参考に,よさげなギルドを探してさくっと入隊しておこう。

 

 

出陣の前に,攻城戦とスポット戦のルールをまずはおさらい

 

 毎週土曜日の20:00〜22:00に開催される攻城戦とスポット戦は,R2のメインコンテンツといえる一大イベントだ。前回も説明したとおり,城やスポットを手に入れることで,多大なメリットが享受できる。毎週決まった時間に開催されるため,参加が難しい場合もあるかもしれないが,R2でギルドに加入したからには可能な限り参加したいところ。
 攻城戦およびスポット戦の目標は,城の最奥に設置してある「封印石」(スポットでは「守護石」)を破壊することだが,手順に少々違いがある。順に説明していこう。

 

スポット戦

 まずは比較的単純なシステムのスポット戦から。スポット戦では「守護石」の破壊が目標となるのは先ほど説明した通り。各スポットの守護石の位置は,攻城戦時間外でも確認できるので,本番で道に迷ったりしないよう,事前に調べておくのが良いだろう。とくにダンジョンの中にある守護石の場合,ルートは非常に重要だ。
 守護石にダメージを与えることが出来るのは近接攻撃のみで,弓や魔法といった攻撃は効果がない。そして最終的に守護石を破壊できるのはギルドマスターのみとなる。首尾よく封印石の破壊に成功すると,スポットの所持者となったギルドを除き,すべてのギルドは最寄りの村へ送り返されてしまう。スポットを手に入れたギルドは,ほかのギルドが戻ってくる前に,素早く防衛線を敷いておこう。
 スポット戦における最終的な所有権は,攻城戦時間の2時間中に,最も長い時間占領していたギルドに与えられる。ただし,時間いっぱい最後まで占領していたギルドにはボーナスが与えられるので,一発逆転の可能性が残されている。

 

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防衛する側は,逆に守護石を壊されないように防衛線を敷く。スポット戦の場合,乱戦になると封印石はあっけなく破壊されてしまうことが多い。守りきるには防衛線を敷く場所を含め,しっかりした作戦と統率が必要となる

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最後までスポットを占領していたギルドには,その他のギルドの占領時間の倍のポイントが与えられる。開始から80分間占領していたギルドが他にあっても,残りの40分を自分達で占領し続けられれば結果は分からなくなる

 

攻城戦

 攻城戦の場合,手順はもう少し複雑になる。城を攻める際には,まず「城門」を破壊するところから始まる。城門は一度壊れると攻城戦時間中には復活しないので,ほかのギルドの攻めに便乗することも可能。とにかく早いうちにこの城門を潰してしまおう。
 城門が破壊されると,次は「守護塔」の攻防に移る。守護塔はスポット戦における守護石と同じく,近接攻撃のみが有効で,破壊できるのはギルドマスターだけ。しかし守護塔を破壊してもそこで終わりというわけにはいかない。守護塔を破壊し,その加護を得たギルドマスターには,次に封印石を破壊するという仕事が待っている。封印石を攻撃できるのは,この守護塔の加護を受けたギルドマスターに限られるので,ほかのメンバーはギルドマスターを守りつつ,敵を排除しながら封印石まで導いていこう。

 

攻城戦の流れ

 

 攻城戦での城の所有権は,スポット戦とは違い,攻城戦時間が終わる最後の瞬間に城を所有していたギルドに与えられる。攻城戦では最後まで逆転の可能性があり,なおかつスポット戦の決着がついたギルドが漁夫の利を求めて集まってくるので,防衛する側は最後まで気の抜けない戦いを強いられることになる。

 

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攻城戦やスポット戦に参加するためには,ギルドマスターを含む10人以上のギルドメンバーがログインしている必要がある。この条件を満たしていない場合,ギルドマスターは「守護石」や「守護塔」へダメージを与えることができない

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守護塔を破壊したギルドマスターは,防御力+10という強力なbuffを受けることができる。とはいえ防衛側は当然ギルドマスターを集中的に狙ってくるので,厳しいことには変わりない。もし封印石を破壊することなく死んでしまったら,守護塔の破壊からやり直すことになる

 

 

戦支度は慎重に,勝つための持ち物チェックリスト

 

 攻城戦とスポット戦の概要を押さえたところで,次は実践に移ろう。何事にもまず事前の準備からというわけで,戦争に臨むにあたり,とくに用意すべきアイテムを以下にピックアップした。重要なものから並べてあるので,週末の戦争に向け,日頃から準備しておくといいだろう。

 

各種ポーション
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各種ポーションはショートカットに登録し,いつでも使えるようにしておこう。混戦時には間違って敵のプレイヤーを蘇生しないように注意が必要だ

 通常の狩りと同じく,なんといっても必須となるのはやはりポーション類だ。レベル30までは初心者のポーションが使えるのでこれを積載容量ギリギリまで持っておこう。防衛において壁役になるのであれば,MPの回復が行えなくても問題ない。レベル30以上なら,回復量の大きい体力回復ポーション(中)以上を用意していくのがいいだろう。もちろん攻城戦時間中に尽きないだけの迅速ポーションや,食料も最低限は持って行ったほうがいい。エルフの魔法「フードクリエイション」があれば,これで作成できる「魔法のきのこ」が低コストなので用意しておきたい。
 また蘇生ポーションも大量ではないが忘れないようにしたい。倒れた味方が近くにいた場合,余裕があれば蘇生してあげよう。とくにギルドマスターが倒れたときには優先して蘇生すべきだ。

 

捨て装備

 攻城戦では,とにかく死ぬのは当たり前,必要経費だと考えたほうがよい。とくに壁役のナイトは死んでなんぼの家業といって過言ではない。攻城戦時においてもアイテムドロップや経験値の減少といったデスペナルティは通常通り適用されるので,万が一ドロップしてしまっても痛くない「捨て装備」を用意していこう。もちろん装備以外の貴重品も倉庫に預けておくべきだ。逆に最強装備で固め,絶対に死なない意気込みで行くという選択肢も無いではないが,リスクを考えるとやはりオススメはできない。

 

変身アイテム

 モンスターに変身できるグリムワンドや,課金アイテムである変身装具なども用意しておきたいアイテムだ。これがあればアクティブモンスターから先制攻撃を受けることがないので,アクティブモンスターが多いダンジョンなどのスポットではとくに重要だ。

 

ワンド系
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 ワンドはナイトやアサシンといったメレークラスでも使用が可能だ。防衛時は壁を崩さないように注意しつつ,これらのワンドで攻撃するが理想的だろう

 対人戦において特に有用なのがスパイダーワンドとパラライズワンド。スパイダーワンドは逃げる敵を追い詰めるのに必須となる。敵のギルドマスターなどを積極的に狙っていこう。パラライズワンドは,相手の行動を一時的に止められ,ポーションでの回復を妨害できるので,嫌がらせとしては一級品だ。必須とは言わないまでも,揃えておくと心強い。スパイダーワンドは蜘蛛系のモンスター全般,パラライズワンドはマーマンやフォレストコカトリス,マンドラゴラといったモンスターがドロップする。狩りのときはこれらを狙ってみるといいだろう。

 

騎乗アイテム

 場所にもよるが目的地となるスポットまでの移動は速やかに行いたい。NPCのテレポーターによる転送が用意されている場所ならそれを使うのがベストだが,そうでない場合は騎乗アイテムが有効だ。スポットから強制送還されたときは,騎乗アイテムですばやく再集結したい。

 

 

 これらのアイテムは個人で揃えるのもよいが,攻城戦を目的としたギルドの場合,メンバー用のアイテムがギルド単位で用意されているケースが多い。このあたりはギルドの方針にもよるので,入ったギルドのマスターに尋ねてみるといいだろう。

 

 

いざ出陣! 刻一刻と変わる戦況に合わせた立ち回りを

 

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完全に包囲されていると,無駄に突撃していってもデスペナルティがかさむだけというシチュエーションもある。その場合は一旦引くのも戦術のうち。駆け出しのうちは指揮官役の指示に従って動くのが一番だろう

 実際の戦場での立ち回りは,第一回のクラス紹介でも紹介したとおり,基本は人垣による「通せんぼ」だ。防衛する側は,ナイトやアサシンを中心にした防衛線を作り,その内側からレンジャーやエルフが遠隔攻撃を行う。とはいっても戦況は刻一刻と変わっていくので,ナイトやアサシンの壁が抜かれそうなら,穴を埋めるためにレンジャーやエルフでも壁に参加したほうがいい場合もある。臨機応変に対応していこう。

 攻撃する側は,逆にその壁をいかに崩すかが焦点となる。防衛線を崩すには火力の一点集中が必要で,闇雲に突撃していっても効果は薄い。攻撃の緩急や,攻撃対象の指示など,このあたりはギルドマスターをはじめとする指揮官役の手腕が試されるところと言えるだろう。またほかのギルドとの同盟交渉によって戦力を整える外交も重要な要素だ。そういう意味では攻城戦時間の前から戦争は始まっているともいえるわけだ。

 

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攻める側はとにかくギルドマスターを守るのが重要。逆に壁を崩すまではライバルとなるギルドとも協調して攻撃したほうが効果的な場合も

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人員に余裕があれば,攻撃側ギルドを挟撃する遊撃部隊を作るのも一つの手だ。このような戦術の研究は日々行われている。もし,いい作戦を思いついたらギルドマスターに提案してみるのものよいだろう

 

 

次回はいよいよ最終回。調合や合成,マテリアルなどのサブシステムを徹底紹介

 

 さて最終回となる次回は,対人戦の陰で忘られがちな調合や合成,課金アイテムでもあるマテリアルなど,細かなシステムについて解説していく。いずれも地味なようでいて,これが本作ではなかなか馬鹿にならない効果なので,一段上の強さを求める人は必見の内容だ。観光スポットも拡大版でお届けするつもりなので,感動の最終回を楽しみにしてほしい。

 

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今週の観光スポット

「バイロン領地 地図に無い村」
 「エギルの水中洞窟」に程近い,名も無き村。美しい湖面上に立ち並ぶ質素な家屋が,エキゾチックな情感にあふれる風景を形作っている。生活感のあるオブジェクトがありながら人影は無く,ちょっと残念な気もするが,そこがかえってミステリアスな魅力をかもし出しているといえなくもない。

 

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「ブラックランド領地 メテオスの神殿」
 「黒龍の沼」の最奥に突如として現れる,謎に満ち溢れた神殿。ゲーム的にはとくに何があるというわけでもないのだが,その幻想的な風景には,なんらかのバックストーリーを感じずにはいられない。神殿の下部に安置された巨大な「繭」からは,いったい何が孵るというのだろうか。

 

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■■touge(4Gamer編集部)■■
 バーチャロン中毒のtougeに,ゴールデンウィークはどう過ごしたのか聞いてみたら「オラタン三昧でした。あとは寝てました」と,自信に満ち溢れた答えが返ってきた。「ふーん,R2は?」と聞いてみたところ,なぜか急に「ああ,えーと攻城戦はやりました! あと連載のために××を○○したり!」などと取り乱す始末。これからもイジワル,もといコミュニケーションを図り,人となりに迫っていきたい。
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