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「R.O.G.」専門のショップインショップが秋葉原にオープン。イベント利用重視の店内を一足先にチェックしてきた
2016年9月9日,そんなソフマップ秋葉原本館4階に,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)のゲーマー向け製品ブランド「R.O.G.」製品を展示,販売するショップインショップ「ASUS ROG Gaming Zone」(以下,ROG Gaming Zone)がオープンした。
早速開店直後のROG Gaming Zoneを取材してきたので,写真を中心に店舗の様子をレポートしよう。
VR HMDを体験できる広々としたスペースを用意
ROG Gaming Zoneは,4階の奥側に設置されていた。エスカレータやエレベータからは少し離れたところにあるのだが,非常に面積が広いこともあって,遠くからでも目立ち,その存在感は強い。
ただ,開店直後で人が少ないこともあってか,ROG Gaming Zoneの第一印象は「広いわりには棚や台が少なく,やけに空きの多い空間だな?」というものだった。
実際に9月10日と11日に行うオープン記念イベントでは,HTCのVR HMD「Vive」を使ったVR体験会や,NVIDIAによるGeForce GTX 10シリーズのセミナーを行う予定で,今後も同様に,R.O.G.関連イベントで使われることが多くなりそうだ。
店舗内は,スペース中央にディスプレイやゲーマー向けPCが並べられており,製品に触れられるようになっている。また,奥側の壁沿いには,ゲーマー向けチェアを用意した試遊コーナーもあり,ゲーマー向けノートPCでゲームの試遊が可能となっていた。
展示中の各製品は,基本的に店舗で在庫を用意しているとのことで,欲しいと思った製品があれば,その場で買って帰れるとのことだ。
今後も,ROG Gaming Zoneでしか入手できない製品の限定販売を行うプランがあるそうで,R.O.G.ブランドのファンなら,注目しておくと良さそうである。
筆者の印象としては,展示PCは数こそ多いものの,ゲームが動いていないものも多いのが少し気になった。ゲーマー向けPCは,なるべく常時ゲームを動かしておいたほうがいいようにも思う。
また,この種のショップインショップでは定番の問題,というか要望なのだが,来店した客が製品について気軽に質問したり,周辺機器のテストをしたいと頼めるような店舗スタッフが少ないので,ゲーマー向け製品に精通したスタッフの配置を増やしてほしいとも思う。「あの店のショップインショップへ行けば,製品について詳しく聞ける人がいる」というのがゲーマーの間で知れ渡るくらいになれば,ショップインショップによるブランドイメージと製品の売り上げ向上にもつながるのではないだろうか。
先述したように,10日と11日には,ROG Gaming ZoneでVR HMD体験会やGPUセミナーが行われる予定なので,秋葉原に立ち寄る予定のある人は,足を運んでみてはいかがだろうか。
ASUSのR.O.G.製品情報ページ
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