PC版「バイオショック2 【日本語マニュアル付英語版】」は2月11日にショック発売

　発売前はさほど大きな“注目作”という印象ではなかったのだが，2007年夏に発売されるや一躍，その年最大の話題作にまで上り詰めた「バイオショック」（BioShock）。全世界で250万本以上を販売し，世界中でゲームオブザイヤーを受賞した。

これは（というか，すべて）「バイオショック2」の画面

　いびつに崩壊してしまった海底都市「ラプチャー」を舞台に，正体不明の元住人（？）達と死闘を繰り広げていく。奇妙な海底都市を描いた美しいグラフィックス，あまりに見事でスリリングな演出の数々，そして心に刻まれる深いストーリーに，新鮮な感動を覚えた人も多いだろう。


　前置きが長くなったが，そんなバイオショック待望の続編となる，PC版「バイオショック2 【日本語マニュアル付英語版】」が2月11日にサイバーフロントから発売される。価格は7140円（税込）で，Z指定となる。
　また，同時に数量限定の「限定版」が発売される。こちらはゲーム本体のほかにオーケストラを収録したCDとLPレコード，ビンテージ風の広告ポスター，164ページのアートブックが同梱されたファン向けの内容で，価格はオープンプライスとなる。

　2でプレイヤーは再び海底都市ラプチャーに立つことになる。前作のリトルシスターが成長した「ビッグシスター」などの新キャラクターが登場し，プレイヤー自身は前作の敵だったビッグダディとして戦うこととなる。あの顔色の悪い娘がどんなお嬢さんに育ったのか，実に楽しみではないか。


　2では武器とプラスミドを同時に使用するなどの新要素により，新たな戦略が生み出されることだろう。また念願のマルチプレイモードが実装され，ラプチャー崩壊前の市民戦争というテーマで対戦プレイが楽しめるようになる。崩壊前の楽園ラプチャーがマップとして登場することとなるようだ。
　PlayStation 3版とXbox 360版の「バイオショック2」は，ディースリー・パブリッシャーから3月4日に発売されるが，高価なPCを持つPCシューターなら，やっぱりPC版で優雅にビッグダディ生活を楽しみたいところだろう。発売まであと1か月，前作を予習しつつ戦いに備えよう。