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[COMPUTEX]ROCCATの新作キーボードは「フルキー仕様のまま,極限まで小さく」がコンセプト。E3ではさらなる新製品が
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印刷2016/06/03 14:12

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[COMPUTEX]ROCCATの新作キーボードは「フルキー仕様のまま,極限まで小さく」がコンセプト。E3ではさらなる新製品が

製品ボックス
ROCCAT
 COMPUTEX TAIPEI 2016の期間中,会場近くにあるホテル,Grand Hyatt Taipeiのスイートにプライベートブースを構えているROCCAT。取材を申し込んで訪ねてみると,2016年7月初旬に発売予定という新作のゲーマー向けキーボード「Suora」(スオラ)があった。
 世界市場に向けて7月初旬に出荷開始予定となっており,北米市場におけるメーカー想定売価は99ドルという製品である。

Suora
ROCCAT

 Suoraは,Ryosシリーズの下に位置づけられ,ミドルクラス市場を狙うキーボードだ。「Cherry MX」互換のTTC製茶軸スイッチを搭載しており,上の写真見て分かるとおりのフルキー仕様だ。ミドルクラス市場ということで性能面に不安を覚える人がいるかもしれないが,Nキーロールオーバー対応でポーリングレート(≒USBレポートレート)は1000Hzと,ゲーマー向けキーボードに求められる基本仕様は満たしている。

 外観上の大きな特徴は,一般的なゲーマー向けキーボードでは横幅と奥行きがざっくりと順に450mm前後,150mm前後のところ,Suoraでは430(W)×125(D)mmと,フルキー仕様のキーボードとしてはかなり小さくまとめているところだ。キースイッチを頑丈なアルミ合金に固定することで,このアルミ合金を周囲から固定するする必要がなくなり,結果としてROCCATが「フレームレスデザイン」と呼ぶ見た目を実現できたと,同社のRita Wu氏は語っている。

本体左手前に寄ったところ。筐体の左端,そして手前側がばっさりカットされたデザインなのが分かる。こういう筐体なので,Ryosシリーズで[Space]キーの手前に3個並ぶボタン「Thumbster key」(関連記事)は,もちろんSuoraにはない
ROCCAT

写真だとちょっと分かりにくいのだが,キースイッチが載るベース部分はアルミ合金製で,漏れた光を反射する。なお,キースイッチに埋め込んである青色LEDは,消灯を含めて11段階で明るさを調整可能だ。別途,任意の速度で明滅を繰り返すようにも設定できる
ROCCAT

 「そこまで小さくしたいなら,10キーレスにすればいいのではないか?」という意見はもっともで,筆者もそう感じたのだが,その点について聞いてみると,「10キーは必要で,しかし机上におけるキーボードの専有面積は小さくしたいという声が大きいため,Suoraでこういうデザインを採用した」との答えが返ってきた。
 ただし,「日本市場などで10キーレスモデルを望む声があることは理解しているため,出すか出さないかも含め,10キーレスモデルについては現在も検討を続けている」とのことである。

こちらは側面から見たカット。端のキーキャップが切り立ったように見える。ただ,計測したわけではないことを断ったうえで続けると,筐体の高さは標準よりも低いように感じられた
ROCCAT

 ハードウェアではもう1つ,10キー部の奥にメカニカルスイッチ搭載のキーを4つ用意し,[Fn]キーとの組み合わせによるショートカット操作でサウンド出力の有効/無効切り替えと出力ボリューム調整,そして「Game Mode」の有効/無効切り替えを行えるようにしてある点にも注目したい。
 Suoraは,専用のマクロキーを持たない。そこで[Insert/Home/Page Up/Delete/End/Page Down]キーに[M1〜M6]キーの機能も持たせておいて,「Game Mode」を有効化したときにはこれら6キーをマクロキーとして使えるようにしてあるのだ。

10キーの“上”にある追加の4キーと,マクロキーとしても利用できる[Insert/Home/Page Up/Delete/End/Page Down]キー
ROCCAT ROCCAT

Swarmから「Suora打鍵時の効果音設定機能」を使えるようになっていた
ROCCAT
 マクロの登録や編集,あるいは全キーに対するキー割り当ての変更といった細かな作業は,お馴染みのROCCAT製統合ソフトウェア「Swarm」から行えるのだが,Suora対応版のSwarmでは1つ,お馴染みでない設定項目,「SOUND FEEDBACK」が「SETTING」タブの下にあった。
 ではこれは何かというと,キーのタイプに合わせて,効果音を出力する機能だ。具体的には,以下に挙げる5つの選択肢から好きなものを選ぶと,選んだ結果としての効果音がPCから出力されることになる。

  • NO TYPING SOUND:効果音出力を行わない
  • CLICK SOUND:マウスクリックのような「カチッ」という音を出力する
  • TYPEWRITER SOUND:タイプライター操作風の音を出力する
  • BEAMSOUND:STGで自機が弾を撃つときの「ピチュン」的な音を出力する
  • SIFI SOUND:ゲームにおけるビームの効果音でよくある「ヒューン」的な音を出力する

 メカニカルキースイッチの音を別の音でマスクできるので,メカニカルキースイッチのカチカチした音が苦手な人には意味があるのかもしれないと思ったのだが,実際には「本当にただWindowsミキサー経由で音を出しているだけ」のようで,ヘッドフォンを付けてテストしてみると,打鍵からわずかに遅れて音が聞こえてしまい,たいそう気持ちが悪い。
 キーボードを打鍵するたびにピチュンピチュンとSTGのような音が鳴ったりするのは面白いのものの,それ以上のメリットは何も感じないという,ある意味でスゴい機能である。

ROCCAT
 というわけで,Swarmの新機能はちょっとずっこけるレベルながら,キーボード製品としてのSuoraが持つコンパクトさに惹かれる人はいるのではないかとも思う。
 いずれ登場するだろう日本語配列に無理がなければ,という条件付きではあるものの,必要十分なゲーマー向け機能があって,10キー付きでできる限り小さなメカニカルキーボードが欲しいというニーズに,Suoraは応えてくれそうな気配だ。

 なお,ROCCATによると,E3 2016でもさらなる新製品を発表予定とのことなので,期待したい。

ROCCATのSuora製品情報ページ

COMPUTEX TAIPEI 2016 取材記事一覧


※2016年6月17日追記
Suoraの搭載キースイッチについて「ZF Electronicsのライセンスを受けてTTCが製造している互換品である」という連絡がROCCATからあったため,本文をアップデートしました。
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    ROCCAT

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