連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第195回「余生は牧場で過ごしたい運ゲー提督のゾンビアイランド」
以前,この連載でSteamの良作ゾンビゲーム「How to Survive」を取り上げましたが(関連記事),なんと国内でもPlayStation 3向けダウンロード専用ソフト「How to Survive:ゾンビアイランド」として配信されるとの発表が……(関連記事)。正直,こんなマニアックなタイトルがローカライズされるとは思っていなかったので驚きです。やっぱりみんなゾンビが大好きなんだ(確信)。
英語でも問題なく遊べるゲームでしたが,ストーリーも日本語で楽しめるときたらこりゃもう迷わず“買い”ですね。海外で有料配信されているDLCが無料でついてくるのも嬉しいポイントです!
「RADIO 4Gamer」の第204回では,マーベラスAQLより昨日(2014年2月27日)発売されたニンテンドー3DS用ソフト,「牧場物語 つながる新天地」を特集しました。本作は,牧場主として作物や動物の育成が楽しめる大人気シミュレーションゲーム「牧場物語」シリーズの最新作。“サファリ”や“貿易”といった要素が拡張され,より幅広い遊び方ができるようになっています。
番組ではゲストとして,プロデューサーのはしもとよしふみ氏をお招きし,実際に牧場ライフを楽しんでみました。
何といっても本作の注目ポイントは,プレイヤーの“こだわり”によってさまざまな楽しみ方ができる点。作物の貿易で財を成すも良し,珍しい動物達でサファリをいっぱいにするも良し。都会のコンクリートジャングルに疲れ果てた身としては,本作で描かれているような牧歌的生活に強く憧れてしまいますな。
あと,独特の柔らかな絵柄で描かれたキャラクター達が非常に魅力的です。欲を言えば,ベロニカさんも恋愛対象として攻略したかったけど。あの凛とした目付きいいよね……。
前回,「艦隊これくしょん -艦これ-」で「4-4を攻略したい」という話をしましたが,あの記事が掲載された直後,怖いくらいサクッと突破に成功しました。はえ〜……欲しい艦娘を「描くと出る」っていうジンクスがあるらしいですけど,この場合は「書くと叶う」って感じですかね?
これで良い流れを掴めたのか,新たに開放された南方海域は快進撃で1日のうちに5-3まで到達できました。「やっと最終マップか〜」なんて思ってたら,直後のアップデートで5-4が実装されましたけど……。まだまだ一流提督の道は遠いなぁ……。
朝潮のレベルも一週間で70から87まで上げることができましたけど,レベル89でやっと折り返し地点だと聞いて嘔吐しそうです(白目)。ケッコンカッコカリとは,かくも困難に満ちた道のりなのか……。複数の艦娘とジュウコンカッコカリしている提督は,一体どんだけプレイしているんですかね……。
最近は初春にちょっかいを出すのがマイブーム。い,嫌じゃ……人間の(※検閲により削除されました)って言いそうなのがいいよね…… |
散々苦しめられた装甲空母姫に最後の一撃をくれてやったときには思わずガッツポーズでした |
さて,前回に引き続き艦これの話から入りましたけど,これまた今回の本題と関連していたりします。ていうか,艦これをプレイしている最中にピンときたんですけどね。
何を語りたいのかというと,「ゲームにおける運の要素」について。ジャンルやタイトルによって多かれ少なかれ,ゲームには何らかの形で“運”の要素が絡んでくるじゃないですか。
とくに艦これなんかは,ドロップや建造,羅針盤ルーレットと……かなり運の絡む要素が多い作品です。そして,こういったゲームは“運ゲー”と呼ばれることが多いですよね。どちらかといえば,ネガティブなイメージが強い言葉です。
で,ぶっちゃけ艦これは運ゲーだと思うんですよ。しかし勘違いしないでほしいのですが,俺の場合これは“良い意味で”そう呼んでいます。なぜなら艦これは,運の要素にゲーム性を丸投げしているのではなく,“間口を広げる”効果として機能していると思うからです。
冷静に考えると「擬人化した軍艦を運用するゲーム」って,とてつもなくマニアックじゃないですか。これがシステムまで本格的なウォーゲームだったら,ここまではやってはいないはずなんですよ。にも関わらず,いまだに凄まじい勢いで艦これのプレイヤー人口が増え続けているのは,「運ゲーだからこそ」という背景があるのではないかと。
お祭りのクジ引きとかって,言ってみれば万人が気軽に楽しめるゲームじゃないですか。それに近い面白さを,うまくゲーム性に取り込んでいると思うわけです。
もちろん艦これは,そのほかにもさまざまな要素が絶妙なバランスで組み合わさった結果,人気が爆発しているんですけどね。重度の課金を煽らない良心的な運営方針を筆頭に,ライトに楽しめるわりには突き詰めてみると史実を元にした非常に濃厚な設定が散りばめられていたりとか。
それがまた,間口の広さから入ってきたプレイヤーを夢中にさせ,ズブズブとディープな道に引き込んでいくんですわ。最も重要な兵站管理はプレイヤーの采配に委ねられていますし,運要素のみで成り立っているゲームではないというのが重要なポイントです。
結局のところ,運が絡むからこそ楽しいんですよ。あの艦娘が出たとか,出ないとか。イベントマップの羅針盤マジで叩き割るぞとか。いくらレベルを上げても建造や攻略は運に振り回され,安定しないからこそのドキドキ感。その分,うまくいったときの喜びは筆舌に尽くし難いものがあります。これがまた,飽きずに延々とプレイしてしまう一因になっているんじゃないかと。
まぁ……もちろん運に振り回されて腹の立つときだってありますが,個人的にはそれもゲームの面白さとして受け入れたいものだなと。艦これをプレイしていて思ったわけです。
建造で潜水艦が全然出てこなくて,オリョクルが安定しなくても泣かない。今日もイクとイムヤが大破して帰ってきたけど,マフィア提督は笑顔で労いつつ優しくお風呂に入れてあげますよ(●REC)。
- 関連タイトル:
牧場物語 つながる新天地
- 関連タイトル:
How to Survive:ゾンビアイランド
- 関連タイトル:
艦隊これくしょん -艦これ-
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