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「KILLZONE 3」のマルチプレイβテストが海外でスタート。ジェットパックによる立体的な戦いを体験してみた
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印刷2010/10/30 00:00

プレイレポート

「KILLZONE 3」のマルチプレイβテストが海外でスタート。ジェットパックによる立体的な戦いを体験してみた

 PlayStation 3を代表するFPSとなったKILLZONEシリーズの最新作「KILLZONE 3」は,海外で2011年2月,日本では2011年内の発売が予定されている。そんな本作のマルチプレイβテストがアメリカとヨーロッパのプレイヤーを対象に行われている。通常は日本から参加することはできないが,メディアとしてプレイする機会を得たので,その内容をお伝えする。なお,本作の基礎情報は以前掲載した記事で確認してほしい。

「KILLZONE 3」公式サイト


KILLZONE 3


βテストに登場する5種類のクラスとその特徴


 βテストでプレイ可能だった「KILLZONE 3」のクラスは全部で5種類。前作では階級を上げていかないと工兵以外のクラスは選択できなかったが,本テストではそのすべてが最初から選択可能となっている。とはいえ,各クラスの能力がいきなりフルに発揮できるわけではない。各種アビリティやプライマリーウェポン,セカンダリーウェポンはポイントを使って解除していかなければならないため,ゲーム開始時はどのクラスも能力が限定されている。ここでは各クラスの特徴を説明しよう。

KILLZONE 3
近接戦闘はどのクラスでも使用可能な一撃必殺技だ。敵と鉢合わせたとき,これをとっさに繰り出せるかどうかで戦果が変わってくる。目玉を潰したり,首を折ったり,首を切ったりとなかなかアレな描写がアップで表示されるので,そういうのが苦手な人はご注意を

・ENGINEER(工兵)
所持アビリティ:「REPAIR TOOL」「SENTRY TURRET」
プライマリーウェポン:「M224-1A LMG」「STA11 SMG」「STA3 LMG」
セカンダリーウェポン:「STA-18 PISTOL」「VC8 SHOTGUN PISTOL」「STA2 BATTLE PISTOL」

 初期装備は「M224-1A LMG」。最初から使用できるアビリティは「REPAIR TOOL」のみ。「REPAIR TOOL」は武器庫やタレット,機銃等の修理を行え,強化すれば修理速度のアップや敵側のタレットをハッキングすることも可能だ。
 「SENTRY TURRET」はガンタレットの配置を行うスキルで,強化すれば性能向上と共にロケットまで飛ばしてくれる。うまく使えば,味方の支援や敵の足止め時に役立つはずだ。

・MARKSMAN(狙撃兵)
所持アビリティ:「CLOAK SUIT」「SCRAMBLE」
プライマリーウェポン:「STA14 RIFLE」「STA11 SMG」「VC32 SNIPER RIFLE」
セカンダリーウェポン:「STA18 PISTOL」「VC8 SHOTGUN PISTOL」「M66 MACHINE PISTOL」

 初期のスキル「CLOAK SUIT」は,いわゆる光学迷彩だ。静止している間は完全に姿を隠せ,強化すればCLOAK時間(見えなくなる時間)の無限化ができるだけでなく,発砲してもCLOAKが解けなくなる。
 「SCRAMBLE」は,発砲しても半径15メートル内の敵のレーダーに自身を映らなくするというもの。強化すれば戦術兵の「RECON」を無効化したり,発砲していない間も敵レーダーを無効化してくれるようになる。便利だ。

KILLZONE 3

・TACTICIAN(戦術兵)
所持アビリティ:「TACTICS」「RECON」
プライマリーウェポン:「STA11 SMG」「M224-1A LMG」「STA14 RIFLE」
セカンダリーウェポン:「STA18 PISTOL」「M4 REVOLVER」「VC9 MISSILE LAUNCHER」

 最初から使えるアビリティである「TACTICS」は,マップ上にあらかじめ設置されているリスポーンポイントを占拠するためのものだ。強化するとリスポーンポイントに限らず,拠点等の占拠速度がアップする。
 また「RECON」は,半径30メートル以内の敵の位置をレーダーに映し出してくれるというスキルだ。これを強化すると,周辺のパトロールや敵への攻撃を自動で行う「フライングドローン」を呼び出せるようになる。上空からの攻撃は視界に入りにくいため,思いのほか活躍してくれるはずだ。

・INFILTRATOR(攪乱兵)
所持アビリティ:「DISGUISE」「SURVIVALIST」
プライマリーウェポン:「LS13 SHOTGUN」「STA11 SMG」「STA52 ASSAULT RIFLE」
セカンダリーウェポン:「STA18 PISTOL」「VC8 SHOTGUN PISTOL」「STA2 BATTLE PISTOL」

 INFILTRATORの初期装備は「LS13 SHOTGUN」で,最初から使えるアビリティは「DISGUISE」だ。「DISGUISE」は敵チームメンバーのいずれかに一定時間変装でき,強化を行うとタレットやドローンにも気づかれず,敵に近接戦闘を仕掛けても正体がバレない。何食わぬ顔で敵に混ざり,おもむろに背後から首を掻き切ることもできるという恐ろしいアビリティだ。
 「SURVIVALIST」はスタミナと移動速度が上昇するというもの。前作では突撃兵が似たようなアビリティを所有していたが,その役割は攪乱兵に引き継がれた模様。強化するとスタミナの無限化,および爆弾の設置や解除の速度が上昇する。

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・FIELD MEDIC(衛生兵)
所持アビリティ:「REVIVE」「TRIAGE」
プライマリーウェポン:「STA11 SMG」「LS13 SHOTGUN」「M82 ASSAULT RIFLE」
セカンダリーウェポン:「STA18 PISTOL」「M4 REVOLVER」「M66 MACHINE PISTOL」

 最初から使用できるアビリティは「REVIVE」のみ。「REVIVE」は瀕死のプレイヤーを蘇生でき,強化すると体力に加えて弾薬までフルの状態での蘇生が可能となる。そして「TRIAGE」は自身とその周囲の仲間の体力を回復するアビリティだ。これを強化すると自身の傍らに浮遊型ドロイド現れ,常に同行してプレイヤーを援護してくれるようになる。また瀕死になったときにはその場で蘇生を行ってくれるという優れものだ。たとえ倒されたとしても,敵が油断したところでムクムクと起き上がり,背後から返り討ちにしてやることもできるわけだ。したがってドロイドを連れた衛生兵を相手にする場合は,倒したからといって安心せず,きっちりトドメを刺しておこう。

KILLZONE 3
衛生兵のお供となる浮遊型ドローンは,支援や蘇生に役立ってくれる。こんな見かけだが,なかなかかわいく思えてくるから不思議だ

 このほか,全クラス共通のスキルとして,「ARMOR」「EXTRA HEALTH」「EXTRA AMMO」「EXTRA PRIMARY WEAPON」の4種が用意されており,「ARMOR」は一定量のダメージ軽減,「EXTRA HEALTH」は体力上限アップ,「EXTRA AMMO」は所持弾薬量アップの効果を持つ。
 そして「EXTRA PRIMARY WEAPON」は,プライマリーウェポンの1つをセカンダリーウェポンとして携行できるというスキル。例えば工兵の場合なら,プライマリーをSTA3 LMG,セカンダリーをSTA11 SMGに設定することも可能となるのだ。これらのスキルはポイント消費型ではなく,それぞれ特定の階級になれば自動的にアンロックされる。だがゲーム開始時に選択できるのはどれか1つのみ。敵チームの強さや状況に合わせて切り替えていくのがよさそうだ。


βテストでプレイ可能なゲームモードは3種類。練習用のオフラインモードもあった


 本テストでプレイ可能となっているマルチプレイモードは「Warzone」「Operations」「Guerrilla Warfare」の3種類。このうち「Warzone」と「Guerrilla Warfare」は最大24人,「Operations」は最大16人での対戦が行えるようになっている。また「Warzone」「Guerrilla Warfare」の2つは,「BOTZONE」と呼ばれるオフラインモードでもプレイできるようになっており,BOTの人数や難度を設定して練習に励める。
 ここで前作からのプレイヤーは,最大対戦人数が減っている(前作は最大32人)ことを危惧するかもしれないが,本テストの内容が最終仕様というわけではないので,製品版に向けてどのような発表があるのか気に掛けておきたい。なお,各ゲームモードの概要については以下のとおりだ。

KILLZONE 3
「Corinth Highway」に登場するExo-Skelton。こいつに暴れられると厄介なので,仲間と協力して一気に片付けたい

・Warzone
 前作をプレイした人であれば,すっかりお馴染みのマルチプレイモードだ。5種類のミッションがランダムに課せられる中,一定時間内により多くの目的を達成したチームが勝利となる。
 チームデスマッチやエリアキャプチャなど,1つの決まったルールの元で対戦を行う場合,ゲーム中盤あたりでほぼ大勢が決してしまうことがよくある。だが「Warzone」ではルールが次々と切り替わるため,1つのミッションで大敗を喫しても,次のミッションで挽回するといったことが可能だ。これによりメリハリのある戦いを楽しめるというのが本モードの特徴である。基本的には前作からの踏襲ということになるが,カラースモークグレネードの廃止など各クラスの性能に変更が入ったため,従来の戦術がそのまま通用するとは思わないほうがよいだろう。

 βテストにおいて,本モードでプレイ可能なマップは「Corinth Highway」「Turbine Concourse SE-6」「Frozen Dam」の3種類。「Corinth Highway」では前作にも登場した搭乗兵器「Exo-Skelton」が使用可能で,「Turbine Concourse SE-6」では新登場のジェットパックに乗ることができる。また,「Frozen Dam」はそのどちらも登場せず,純粋な銃撃戦を堪能できるようになっている。
 なかでも目を惹くのはやはりジェットパックの存在であり,これを装着すれば高所への移動,高所からの降下,遠距離の跳躍など非常に便利だ。しかし飛行速度はやや遅めで,嬉々として無駄に滞空すると的になりかねない,というか的になった。立体的な戦闘を我が物にするには,それなりの修練を積む必要がありそうだ。

 ところで,目新しさもあり,テスターの多くはさぞかしジェットパックで飛び回っているに違いないものと思いきや,筆者がプレイした時間の中では「Turbine Concourse SE-6」のマップは人が少なく,12vs.12のフルメンバーで戦えたのは数回ほどであった。ときには1vs.1という状況になり,戦闘を忘れてジェットパックで飛び回る2人,という光景も見られたほど。「Warzone」自体は前作でもプレイしていた人がほとんどだと考えれば,テスト開始直後は新モードに没頭していたのかもしれない。

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・Operations
 「Warzone」に関しては,基本的に前作のマルチプレイモードの踏襲となり,すでに安定した面白さが保証されているようなもの。となれば,注目したいのは本作から加わった新モードの「Operations」だろう。
 このモードもチームベースのマルチプレイとなるが,「Warzone」と異なるのは決まった一連の流れがあるという点。βテストでは「Frozen Dam」のマップが舞台で,ヘルガスト軍が警備するダムに,ISA軍が突入を仕掛けるという設定だ。最終目的はダムを破壊することだが,そこへ至るためには3段階のミッションをこなす必要がある。
 第1段階はゲートの破壊だ。2か所のゲートに爆弾を仕掛け,一定時間内にこれを同時に吹き飛ばさなければならない。ゲートを破壊したら,次は2基のターミナルの確保となる。確保している間にゲージが伸びていくので,これが一杯になるまで確保し続ければ第2段階は突破だ。
 そして最後はダムの3か所に爆弾を仕掛けて決壊させれば,ISA軍の勝利となる。一方,守備側のヘルガスト軍は,この3段階のどこでもよいからミッションを阻止できれば勝利だ。

 実際に攻守両サイドでプレイしてみたところ,地形などの条件的にはやはり守備側のヘルガスト軍のほうが有利に感じた。しかし,達成感が得られるのは攻撃側のISA軍だったと思う。
 各ミッション間にはプレイヤーキャラが登場するカットシーンも挿入され,ストーリーの一部を切り出したキャンペーンとマルチプレイの中間のようなプレイ感覚を味わえるのも特徴の1つ。製品版になれば別のマップも用意されるはずなので,それらがどのようなシチュエーションになっているのか楽しみだ。

「Operations」でダムに突入する際のカットシーン。βテストでは,この段階からキャラクターの上部にしっかり名前が表示されており,それだけで気分も高まってくる
KILLZONE 3 KILLZONE 3

・Guerrilla Warfare
 こちらも本作から追加された新モードとなるが,「Guerrilla Warfare」はいわゆるチームデスマッチと同義。2チームに分かれて純粋にキル数を競い合うガチンコ勝負の場だ。1キルごとにゲージが徐々に伸びていき,それが先に一杯になったチームの勝利。勝つためには「死なずに殺す」を心がけなければならないため,腕に自信がない人はやや入りづらいかもしれない。しかしβテストを3日間プレイした限りでは,このモードが最も盛況なように思えた。純粋な撃ち合いでポイントを稼げるのだから,腕に自信があるなら「Guerrilla Warfare」に籠もればアビリティ解除が早まるということかもしれない。

 筆者も本モードに飛び込んでみたところ,やはり手練れプレイヤーが多く,ステータスを見ると当たり前のようにデス数の少ない人ばかり。とはいえ,ほかの2モードよりもマップが小さめになっており,そこに24人が降り立つとアチコチで乱戦が勃発するため,ある程度FPSをプレイしている人ならば付け入る隙はあるように思えた。腕に自信がある人はいきなり「Guerrilla Warfare」でしのぎを削るもよし,そうでない人は「Warzone」や「Operations」で腕を磨き,しっかりアビリティやウェポン類を解除してから挑んだほうがよさそうだ。


間違いなく没頭できる完成度の高さ。しかし,まだわずかに調整の余地ありか


KILLZONE 3
 本テスト開始から3日間,時間の許す限りプレイを行ってみたが,あえていうまでもないグラフィックスクオリティの高さや,サウンド類の気持ちよさなど,前評判に違わぬ完成度の高さだった。フレンドを簡単にゲームに招待できたり,最初からクランを作成することができたりと,コミュニケーション関連の細かな機能も充実しており,これなら年内に発売してもおかしくないのでは……と褒め称えたいところであったが,やはりβテストということで気になる点もあった。

 とくに気になったのはマッチングまでの時間で,8vs.8の「Operations」でも2〜3分待たされることが多かった。また,ローディング画面のままフリーズしていたり,ネットワークエラーで落とされたり,ゲーム中に敵チーム全員が突如消えていなくなったりと,やや不安定な面も垣間見られた。しかしながら,こうした点を改善していくのがβテストの目的なので,発売までにしっかりと仕上げてもらえるのであれば何ら問題はないだろう。

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 そしてもう1点,「Operations」の攻守バランスも若干気になった。守備側有利という印象を誰もが抱いているのか,ヘルガスト軍に入ったプレイヤーはそのまま3戦,4戦と続けるものの,ISA軍に入ったプレイヤーは1戦で終了,もしくは即抜けという場合が多々見受けられた。守備側のほうがポイントを稼ぎやすいという判断がそうさせるのかもしれないが,結果,0vs.6という状況となり,守備側にいた筆者も含めた面々が単なるダム警備員になってしまったことも。こうなるとちょっと悲しい。個人的には,攻撃側のほうがプレイしていて楽しめたのだが,不利な状況でももう少しモチベーションが上がるような調整があると,全員が幸せになれるのかもしれない。

 何はともあれ,発売4か月前のβテストでこのデキなら,製品版はいったいどんなことに……と期待は高まるばかりだ。

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